2008年08月29日
錦織、いよいよフェレール戦!
夜9時です。やっとUS Openから帰ってきました。カンカン照りで日射病になる寸前でダウンになりそうでしたが、今日は疲れがいがありました! 錦織選手が勝ちましたね! いよいよ3回戦に進出です。しかもランキンキング4位のフェレールと対戦です! (彼とは昨年AIGでエクジビションをやりませんでしたか? )
試合後、お祝いに マーガリータで祝杯といきたかったのですが、生憎とフローズン・マガリータは売り切れ。そこでまたモヒトのお兄さんのところに行き乾杯をしてきました。彼に「モヒトの作り方をYouTubeにのっけたからね」と言うと、一躍有名人になったような感じがしたのかすごく喜んでました。気のせいかラム酒を一杯サーヴィスしてくれたみたい。
さて30分前の10時30分にコート入りをし、カメラアングルにベストな席を確保して待機しておりましたところ、来ましたね。やっぱり日本人がぞろぞろ会場に入ってきました。日本人のカメラマンも2~3人、とてつもなく大きなレンズを抱えて入ってきました。アッ、いるいる知り合いが。という訳で前から3番目の席で仲間とワイワイ観戦となりました。
錦織(敬称を省略します)がカラヌシックと共に13番コートに入ってきました。グリーンのトップスに黒のショーツです。顔つきがますます男らしくなってきました。
カラヌシックに比べて、錦織は育ちのよいボンボンと言った感じで、ぎゃーぎゃーと騒ぎ立てられたら負けてしまいそう。ウォーミングアップが終わりました。いよいよ試合が始まります。と思ったら、錦織がアンパイアに“Too big”と言って白いショーツをバッグから取り出して、コートから出て行ってしまいました。
「エッ?そんなことあり?」大きいショーツならはいた時点で分かるでしょうが!つい母親のような愚痴が出てしまいます。でも準備がきちんとできてないようでちょっと心配。
さて、サーヴは錦織から。サーヴィスエース2本を続けさまにとってすでに30-0と快調な滑り出しです。これで少しホッとしました。カラヌシックはサーヴィスリターンのバカ打ちをして、第1ゲームを錦織がホールドしました。第2ゲームも、カラヌシックのオーヴァーヒットが目立って楽々ポイントで、すでにブレークしました。この手の選手は球が入り出すと恐いタイプ。錦織はドロップショットやネットダッシュで得点を稼ぎます。相手の調子が悪いということも手伝ってか、錦織の得意技オンパレードとなり、第1セットは6-1で勝ち取りました。
カラヌシックはラインコールで激怒して(ラインマンの立ってる場所が違うとクレーム)アンパイアに不満をぶつけましたが、それが彼の集中力を増すきっかけになったみたいで(まるでマッケンロー)、第2セットからミスが少なくなってきました。(ちょっとヤバイかも)
第3ゲームのときです。カラヌシックが足を引きずっています。でもインジャリータイムをとるほどの痛みでもなさそうです。二人のミスショットが続き、だらけた試合展開を続けています。
6ゲーム目の3-2のときです。錦織のすばらしいショットがコーナーに。しかしコールはフォルト。それに少し苛立った彼は、サイレントで F#%Kと言ってましたよ。この言葉は声に出して言うとペナルティをとられますので、選手はよくサイレントで言ってますが、「フフフ、彼もやっぱり普通のティーンネージャー」と親しみが倍増です。
それにしても、これだけ日本人がいるのに、誰一人として「頑張れ!ニシコリ!」の応援がありません。本当に日本人は大人しいですね。しかし突然、向かいのスタンド席から「 NI SHI KO ~ RI!」の声があがりました! アメリカ人が5~6人一斉に叫んでいます。このKO ~ RIのRの発音がおかしいですが、ありがとう! さあ、これで盛り上がってLet’s go! 7-5で錦織が第2セットをとりました。
さあ、いよいよ第3セットです。しかしカラヌシックはやはり足の具合がよくなさそうで、リタイアしてしまいました。結構走りまわってましたので、意外といえば意外なリタイアです。
何か消化不良を起こすような試合でしたが、勝ったことには違いはなく、これでいよいよフェレールと対戦することになりました。そこで慌ててフェレールの試合を偵察してきましたが、彼の調子もまだ一つ本調子では無い感じで、ひょっとしたら?ひょっとですよ!
土曜がフェレール戦ですが、もう切符は売り切れて一枚もなし。こうなったら当日券目当てに、早朝から並ぶしきゃない!!!
試合後、お祝いに マーガリータで祝杯といきたかったのですが、生憎とフローズン・マガリータは売り切れ。そこでまたモヒトのお兄さんのところに行き乾杯をしてきました。彼に「モヒトの作り方をYouTubeにのっけたからね」と言うと、一躍有名人になったような感じがしたのかすごく喜んでました。気のせいかラム酒を一杯サーヴィスしてくれたみたい。
さて30分前の10時30分にコート入りをし、カメラアングルにベストな席を確保して待機しておりましたところ、来ましたね。やっぱり日本人がぞろぞろ会場に入ってきました。日本人のカメラマンも2~3人、とてつもなく大きなレンズを抱えて入ってきました。アッ、いるいる知り合いが。という訳で前から3番目の席で仲間とワイワイ観戦となりました。
錦織(敬称を省略します)がカラヌシックと共に13番コートに入ってきました。グリーンのトップスに黒のショーツです。顔つきがますます男らしくなってきました。
カラヌシックに比べて、錦織は育ちのよいボンボンと言った感じで、ぎゃーぎゃーと騒ぎ立てられたら負けてしまいそう。ウォーミングアップが終わりました。いよいよ試合が始まります。と思ったら、錦織がアンパイアに“Too big”と言って白いショーツをバッグから取り出して、コートから出て行ってしまいました。
「エッ?そんなことあり?」大きいショーツならはいた時点で分かるでしょうが!つい母親のような愚痴が出てしまいます。でも準備がきちんとできてないようでちょっと心配。
さて、サーヴは錦織から。サーヴィスエース2本を続けさまにとってすでに30-0と快調な滑り出しです。これで少しホッとしました。カラヌシックはサーヴィスリターンのバカ打ちをして、第1ゲームを錦織がホールドしました。第2ゲームも、カラヌシックのオーヴァーヒットが目立って楽々ポイントで、すでにブレークしました。この手の選手は球が入り出すと恐いタイプ。錦織はドロップショットやネットダッシュで得点を稼ぎます。相手の調子が悪いということも手伝ってか、錦織の得意技オンパレードとなり、第1セットは6-1で勝ち取りました。
カラヌシックはラインコールで激怒して(ラインマンの立ってる場所が違うとクレーム)アンパイアに不満をぶつけましたが、それが彼の集中力を増すきっかけになったみたいで(まるでマッケンロー)、第2セットからミスが少なくなってきました。(ちょっとヤバイかも)
第3ゲームのときです。カラヌシックが足を引きずっています。でもインジャリータイムをとるほどの痛みでもなさそうです。二人のミスショットが続き、だらけた試合展開を続けています。
6ゲーム目の3-2のときです。錦織のすばらしいショットがコーナーに。しかしコールはフォルト。それに少し苛立った彼は、サイレントで F#%Kと言ってましたよ。この言葉は声に出して言うとペナルティをとられますので、選手はよくサイレントで言ってますが、「フフフ、彼もやっぱり普通のティーンネージャー」と親しみが倍増です。
それにしても、これだけ日本人がいるのに、誰一人として「頑張れ!ニシコリ!」の応援がありません。本当に日本人は大人しいですね。しかし突然、向かいのスタンド席から「 NI SHI KO ~ RI!」の声があがりました! アメリカ人が5~6人一斉に叫んでいます。このKO ~ RIのRの発音がおかしいですが、ありがとう! さあ、これで盛り上がってLet’s go! 7-5で錦織が第2セットをとりました。
さあ、いよいよ第3セットです。しかしカラヌシックはやはり足の具合がよくなさそうで、リタイアしてしまいました。結構走りまわってましたので、意外といえば意外なリタイアです。
何か消化不良を起こすような試合でしたが、勝ったことには違いはなく、これでいよいよフェレールと対戦することになりました。そこで慌ててフェレールの試合を偵察してきましたが、彼の調子もまだ一つ本調子では無い感じで、ひょっとしたら?ひょっとですよ!
土曜がフェレール戦ですが、もう切符は売り切れて一枚もなし。こうなったら当日券目当てに、早朝から並ぶしきゃない!!!
投稿者 Tennisnakama 15:40 | コメント(14)| トラックバック(0)
生でみなくてはなかなかわからないことだらけの観戦レポート本当にありがとうございます。
ショーツが大きいのは着た時点でわかるはずですよね。我が家の子供でも大きい、きついはいいますよ。なかなか面白いですね、圭くん。
フェレール戦、本当に楽しみです。彼とは去年のAIGのエキシビでやってますね。
相手が強いほど本領発揮してくれると思ってますので、ひょっとしたら・・・が起きるかもですね。
ところで、圭くんとは関係ないですが、ロディックとサントロの試合、マッチポイントでサントロが
リターンを放棄してしまっているような様子でしたが、事情ご存知ですか?
何があったのか 分かりませんが、好きな選手なので とても気になります。
圭君、汗かいたシャツを脱いだはいいけど、バッグに着替えが入ってなくて・・・
台湾のLu選手だって、添田選手との決勝戦中、ガットが切れて、かえたもう1本も切れ(?)、
ほかの人のラケットで試合をし、途中、応援席にいたお母さんがガットをコート(の外)に投げて・・・
これ、チャレンジャーの試合で本当に起こったことです。
「プロなのに・・・」と思ってしまったのは私だけではないと思うのですが。
でもそういうアクシデントがあってもドギマギしない心臓に毛ぐらいはえてないと
この世の中、渡っていけないのかも・・・ さすがです。 ますます目が離せませんね。
すみません・・・
私はこんなちょっとしたことでさえドギマギしてしまうので、圭君がうらやましいです。ホント!
kumakumaさんのご質問ですが、今年の全米最速のサーブをロディックが打って、それがサントーロのボディショットになりました。「ごめん」と一言誤ればよいものを、ロディックは誤らず、それにサントーロが抗議するためリターンを放棄した、というのが実際のようですよ。
マッチポイントの前のポイントでロディクのサーブがボディーをねらって打ったみたいで、サントロにあたりそうになったんですよ。サントロが何か言わないのって感じでまっていたんですが結局ロデックはそのままサーブを打ってしまった。って感じです。
日本人の方の応援も結構あるようですね。日の丸や扇子が見えました。
Tennisnakamaさん、あれだけ近いところから写真がとれているのですから、
もしかして・・・最後のほうで写ってる?
女性ならではの母感覚の突っ込み、わかります^^
日に日に青年から男性へ変わっていく成長を見るのも、プレーのブラッシュアップ(←使い方合ってるかな?^^;)とともに、ファンとしての楽しみのひとつです。
なかなかUSオープンでものびのび度胸たっぷりやっているようで、微笑ましいです。
でもプレーはトップランク顔負けですよね。
そうそう、tennisunakamaさんが映っていたと、他のところでも話題になっていますよ。
錦織選手の勝ちあがりとともに、チケットも争奪戦だなんて、嬉しすぎ!!
AIGにきたら、私たちが、大声で『にしこり~!!』って叫びますよ~。
観戦マナーについての記事が読んでみたいです。錦織の活躍で、AIGオープンに
普段テニスに関心のない方々もいらっしゃるだろうと思われます。元々、日本人の
観戦マナーについて、良い評判を耳にしません。相手の良いプレーに拍手をしないとか
贔屓の選手のミスに溜め息をつくなど。1-2回戦をご覧になって、日本人観客の振る舞いは
どうだったでしょうか?
mwさん、私はTVのカメラの陰におりましたで映ってないと思います。公式サイトでも映っておりませんでしたので。残念でした。
さて、2弦 さんの日本人観客のマナーについてですが、日本人はマナーが悪いというより、よすぎるのでは。クラシックコンサートのようでおとなしく盛り上げに欠けますが、マナーはいいですよ。でもせっかく日の丸のハチマキをしてきたあの男性たちも、一言もなしで残念でした。日本語で十分ですので、外国人と対等に張り合ってほしいですね。昨日の応援もアメリカ人に助けてもらってたようなので、私たちもがんばりましょう!
そうじゃなかったら良いんだけど・・と思っていたのですが、やっぱり そうだったのですね。
何だか残念です。 サントロは プレーと笑顔(や いたずらっぽい顔)がセットになっている所が
凄いなぁ(私には絶対出来ない!)と思うので、 最後の表情は 悲しかったです。
試合前のtennisnakamaさんのコメントに ロディックは緊張している様子、とありましたが
精神的に余裕が無くなってしまっているのでしょうか。ちょっと痛々しいです。
私もお顔は存じ上げず、他の方のお話につい期待してしまいました。
ざ~んねん。
生でみれなかったカラ氏との試合、昨晩じっくり見ました。
カラ氏、やる気はないわ、集中力はないわ、で見ていてちっともこちらも楽しくない
プレーでした。なんだか投げやりで。
テニスというスポーツは繊細で緻密なスポーツなのに、
この方がやると・・・・(T_T)
いつも一球入魂のナダルのテニスを見慣れているだけに、
こんなテニスをする人もいるんだなーって、ある意味勉強になりました。
そういえば、ナダルは誰かに似ている誰かに似ている・・・・と思っていたら、
日本の古き良き、「武士」の様相に似ているんです。
自分に厳しく、相手のせいにせず、ラケットのせいにせず、おごり高ぶらず、
日々鍛錬・・・・・。
「オーラの泉」に出たら、絶対、「前世は武士」と言われること請け合い^^