2008年09月12日
検索の威力
インターネットの情報収集の速さには驚かされます。私はブログやウェブサイト(tennisnakama.com)のヒット数を上げる工作は一切しておらず、GoogleやYahooにも登録していないので、検索してもなかなかでてこないはずなのですが、この一週間で二つの出版社から連絡を受けることになりました。朝日新聞が発行している雑誌『AERA』と出版社の実業之日本社からです。
特に『AERA』の担当記者からは、US Open中、毎日のようによく電話がかかってきました。錦織選手についての取材でしたのでいろいろ協力させていただきましたが、 送られてきた雑誌を読んで、事実と違ったことが報道されていますので、訂正をさせていただきます。(9月15日号、P.75)
「錦織のサインをねだった多くは日本人で、しかも子供が多かった」と言ったにも拘らず、「女性に囲まれサインをせがまれていた」というのは、アメリカ女性にも人気があってほしいという記者の願いであって事実ではありません。もちろん女性もその中に混じっておりましたが、この文章だと女性にモテモテのような印象を受けます。
テニスをよく知らない記者だったので、錦織選手だけでなく、いろいろテニスについても説明させてもらいましたが、そのお礼としてのTennisnakamaの名を入れるということだったのですが、それが女性とだけしか書かれていなかったのは残念でした。(*マークで下に小さくhttp://tennisnakama.comが載ってましたが)
もう一つは今日入ったメールです。info@tennisnakama.comのほうに 実業之日本社の編集者の方からメールが入っておりました。以下が今日のメールでの会話です。
(実業之日本社)
「『錦織圭 フィフティーン・ラブ』という単行本を出版します、実業之日本社の編集をしております・・・です。
今月9/27に上記表題の書籍が発売となります。
詳しくはamazonや弊社HP
https://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-45181-9
でご確認いただければと思いますが、錦織選手と親しいテニスジャーナリストの神 仁司氏が、さまざまな角度から続けてきた取材、および本人へのロングインタビューを通して彼の素顔、リアルな考え方がぎっしりと描かれています。
表紙画像等はHPから流用使用していただいてかまいません。
ぜひご紹介のほど、よろしくお願いいたします。」
(Tennisnakama)
「分かりました。さっそく紹介させていただきます。
できれば1冊こちらのほうに送っていただければ、詳しく紹介させていただけると思いますので以下の住所に送っていただけますでしょうか。」
(実業之日本社)
「では見本ができてまいりましたら、お送りさせていただきます。 よろしくお願いいたします。」
ランキング81位で、本が出版されるというのは、正直いって驚きました。(アンディマリーの本、Hitting Backは今年6月に出版されました。しかし彼は4位です。)50位、10位と錦織選手のランキングが上がっていくごとにいろんな錦織本が出版されるかもしれませんね。出版前にサンプル本が届くはずになってますので、ブックレヴューを書きたいと思っています。
この一週間は、検索インターネットの威力を痛感しました。世界はリアルタイムでどんどん縮小されて、ときどきニューヨークにいることを忘れてしまうほど、猛スピードで情報が駆け巡っています。最近検索していて感じるのは、情報が氾濫している割には、正確でためになる情報が少ないということ。情報速攻のエキサイティングな時代ですが、時間との競争で、クウォリティーが犠牲にされてしまっているのが気になる此のごろです。
特に『AERA』の担当記者からは、US Open中、毎日のようによく電話がかかってきました。錦織選手についての取材でしたのでいろいろ協力させていただきましたが、 送られてきた雑誌を読んで、事実と違ったことが報道されていますので、訂正をさせていただきます。(9月15日号、P.75)
「錦織のサインをねだった多くは日本人で、しかも子供が多かった」と言ったにも拘らず、「女性に囲まれサインをせがまれていた」というのは、アメリカ女性にも人気があってほしいという記者の願いであって事実ではありません。もちろん女性もその中に混じっておりましたが、この文章だと女性にモテモテのような印象を受けます。
テニスをよく知らない記者だったので、錦織選手だけでなく、いろいろテニスについても説明させてもらいましたが、そのお礼としてのTennisnakamaの名を入れるということだったのですが、それが女性とだけしか書かれていなかったのは残念でした。(*マークで下に小さくhttp://tennisnakama.comが載ってましたが)
もう一つは今日入ったメールです。info@tennisnakama.comのほうに 実業之日本社の編集者の方からメールが入っておりました。以下が今日のメールでの会話です。
(実業之日本社)
「『錦織圭 フィフティーン・ラブ』という単行本を出版します、実業之日本社の編集をしております・・・です。
今月9/27に上記表題の書籍が発売となります。
詳しくはamazonや弊社HP
https://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-45181-9
でご確認いただければと思いますが、錦織選手と親しいテニスジャーナリストの神 仁司氏が、さまざまな角度から続けてきた取材、および本人へのロングインタビューを通して彼の素顔、リアルな考え方がぎっしりと描かれています。
表紙画像等はHPから流用使用していただいてかまいません。
ぜひご紹介のほど、よろしくお願いいたします。」
(Tennisnakama)
「分かりました。さっそく紹介させていただきます。
できれば1冊こちらのほうに送っていただければ、詳しく紹介させていただけると思いますので以下の住所に送っていただけますでしょうか。」
(実業之日本社)
「では見本ができてまいりましたら、お送りさせていただきます。 よろしくお願いいたします。」
ランキング81位で、本が出版されるというのは、正直いって驚きました。(アンディマリーの本、Hitting Backは今年6月に出版されました。しかし彼は4位です。)50位、10位と錦織選手のランキングが上がっていくごとにいろんな錦織本が出版されるかもしれませんね。出版前にサンプル本が届くはずになってますので、ブックレヴューを書きたいと思っています。
この一週間は、検索インターネットの威力を痛感しました。世界はリアルタイムでどんどん縮小されて、ときどきニューヨークにいることを忘れてしまうほど、猛スピードで情報が駆け巡っています。最近検索していて感じるのは、情報が氾濫している割には、正確でためになる情報が少ないということ。情報速攻のエキサイティングな時代ですが、時間との競争で、クウォリティーが犠牲にされてしまっているのが気になる此のごろです。
投稿者 Tennisnakama 13:53 | コメント(18)| トラックバック(0)
ただ、「女性に---」の部分で『???』だったのですが この記事を読んで納得しました。
たった9行の文が正確でないのは不愉快ですね。
応援してるからこそ正しい姿が知りたい、あたたかく見守りたい。
これからも記事を楽しみにしています。
このAERAの記事を読んでみましたら、消化不良もいいとこの中途半端なものでした。
なんつーか、人気の錦織だから1ページ割いてスペースとりあえず埋めとけ!みたいな・・・・。
Tennisnakamaさんの取材の結果もそういうことでしたか。
AERAの記事も購買数が多いだけに、錦織情報がこんな形でちょっと残念です。
本の方はきちんとした内容になるように願っています。
(雑誌とは違って、消えていく形のものではないので、きちんと取材し、しっかり書いていただけると
思いますが。)
テニスについても、スポーツ新聞などには専門記者がいると到底思われないので、
是非tennisnakamaさんのご尽力でこれから出るであろう錦織選手絡みのテニス試合記事に対し
きびしい目でどんどん突っ込み入れていってくださいませ。
(北島選手のスポーツ新聞オリンピック記事も先日のメダル受賞時に購入しましたが、あとから
あれれ?と言うくらい適当な事実^^;を書いているものがありました。これはアテネオリンピックの時も
懲りたのに、またしても活字を信じてしまった私です。活字になると信憑性持ってしまうって何なんでしょうね~。)
本当に臨場感あふれるレポを、ありがとうございました。
今日のブログの内容も、とても共感できるものだったので
思い切ってコメント書きました。
私は20歳の頃、仕事の関係で、週刊誌2誌から取材を受けたことがあります。
A誌は比較的、話した内容に近いことが書かれていましたが、
B誌は<これ、誰が言ったの?>という表現と内容に変えられていて、驚きました。
<米国人にモテモテ>と、同じような変え方でした。
商業誌は、やはり売ること、読者にうけることが第一になっても
しようがないかもしれません。
以来、私はそういう目で商業雑誌を見るように
なってしまいました。
だからこそ、tennisnakama さんのレポとコメントは、
とても信頼できるし、選手たちへの愛情がこもっていて
楽しめます。
これからも、よろしくお願いいたします。o(_ _*)o
はっきりいって、日本の新聞は、まったくテニスについて、書きません。
http://sports.nifty.com/tennis/
上記塚越さんのページを頼りにしておりましたが、
情報量では、アメリさんのページや、Tennisnakamaさんのページのような個人ブログのほうが多い印象です。
岩佐さんのページも気に入ってます。ただ、テニスだけじゃありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/toruiwa2006/56566060.html
実業之日本社さーん、私にも送ってくださーい(笑)。
まず 「日本の公式テニスサイト」 (http://www.tennis.or.jp/)は紹介リンクでかなりのサイトに飛べますので便利です。
それから 「テニス365」(http://news.tennis365.net/news/)はTennisnakamaさんのブログも含まれるので勿論ご存じだと思いますが日本のテニス事情を知るためには不可欠だと思います。
私はこの二つのサイトを重宝しています。
テニス雑誌ですが、
Tennis Journal (テニス ジャーナル) http://www.skijournal.co.jp/tennis/
スマッシュ http://www.nsks-smash.com/
Tennis Classic Break (テニスクラシックブレイク) http://www.nbp.ne.jp/tennis/
その他 Tennis Magazine (テニスマガジン)やT.Tennis (T・テニス)が代表的な雑誌です。ご参考までに。
皆さんのコメントを読んでいて、私えらいじゃん。ほぼ日本の情報源を網羅してる!と思いました。
それと同時にやっぱり他にはないのね~とも。
ブログはゆとびっちさんの言うとおり!ですね。(個人的には岩佐さんの「ハハハ」がちょっと気になる。岩佐さんごめんなさい(>_<)) ゆとびっちさんのブログもとても楽しくて大好き。
テニス雑誌は基本的に指南書なんですよね。あとはフェデラーとかナダルとかトップ選手の記事。
ファンはいいですけど、他の選手を知る機会とはなりません。たぶん。
指南書はこんなにいらないな~・・選手の事や四大大会以外の事を書いてくれる雑誌はないのかな~とよく思ってました。
だからTennisnakamaさんやアメリーさんのブログが人気があるのは当然です!
Tennisnakamaさんの4つのコンセプトでどしどし、がんがん進めていって欲しいと思います。
USO終わっちゃって気が抜けてしまいましたから、次はなにかなぁ♪ と楽しみにしています。
私が雑誌とともに好きなのが、コレ。スポーツ全般ですが。
http://number.goo.ne.jp/index.html
問題点もしっかり浮き彫りにしてくれます。
雑誌の方も、取材の深さや試合の分析力で右に出るものはないとおもっています。
海外雑誌(スポーツイラストレイテッド?)との提携なんですよね。
あと、北京五輪中は、ニフティとともに
こちらも速報として利用しておりました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/
錦織ファンになってから知りましたが、
テニスの情報は少ないですね。
個人ブログさんや、テニス選手のやっているブログの方が
断然情報は早く詳しいようです。
イメージすると錦織選手のフォアハンドでしょうか?
フォロースルーの大小はどっちがいいんでしょうか?
長くボールをホールドして前に押し出すのか、小さくたたんで回転半径を小さくしてスイングスピードを稼ぐ方がいいのか。
cha2さん。
私はどうしてもラケットを回すと力みが出やすくなるし、意識が腕ばかりにいってしまってミスが出やすくなるような気がしてなりません。
このへんは好みなのかなあ。
http://newyork.blog.tennis365.net/archives/article/135593.html
現代のフォアハンドの主流はコンパクトスウィングですが、これはプロの球のスピードとスピンが圧倒的に増し、それに対応するために大きなスウィングができなくなった背景があります。しかし素人の私たちでは、まずしっかりとテイクバックをとり、フォロースルーもしっかり振り切ることを目指した方が上達が速いと思います。(続く)
ここで肝心なのは打点の位置です。時計でいうと2時~3時のあたりです。この時に忘れてならないのは、リストを120度くらいにコック(固定)して打つことです。打った瞬間は120度ですが、その後フォロースルーと同時に行うリストのリリースモーションによって、フォアハンドにペース(重み)が生まれることになります。
フォロースルーのモーションは個人のプレースタイルに合う合わないがあるので、いろいろ試されることをすすめます。でもあまり大きくとると、次のポジションに移れないので、中くらいがよいのではないでしょうが。フォロースルーを小さくしてしまうと、パワフルなフォアは打てません。
このパワフルなショットの練習は、ターゲットをベースラインを超すことから始めると上達が速いです。まず出てもよいので、ガンガン打つ感覚をつかみます。そして感覚がつかめればそこから、トップスピンの多少で調節することを練習します。しかし打点は絶対に落とさないこと。下からすくいあげるモーションは禁物です。
ダンさん、わたし自身もなかなか腕の力を抜けず、いつもコーチに注意されています。もちろん好みもありますよね。わたしが好きなのは、腕とラケットを一本のむちのようにしてしなやかに振る、フェデラーやマレー(あくまでわたしの勝手なイメージですが(^_^;))のフォアのイメージです。そのために一番大きな関節の肩から動かして、肘と手首は脱力しても遠心力でラケットが遠くへ運ばれるというようなスイングができたらなあと思っています。
ぜひお力添えをお願い申し上げます。