2008年11月05日
大統領選挙ディナーパーティ
今日は大統領選の投票日。オバマが勝つか? マケインが勝つか?
多分、大差でオバマが勝つであろうという予想のもとで、友人のブレンダが急遽パーティを開くことにしました。
今まで8年間のブッシュ政権のもとで、アメリカは民主党派と共和党派に真っ二つに別れてしまいました。そしてイラク戦争突入、経済の破綻。アメリカはこの大混乱を招いた現保守政権に堪忍袋の尾が切れて、Enough is enough! なのです。
アメリカには爽やかな新しいリーダーが必要です。グローバルに育ち、多人種の血が混じり(息子も混血ですので普通でいられません)、ハーヴァードの最高教育を受けた理想的なオバマを、もしアメリカが選ばなかったとしたら! 世界の失望感は想像できないほどふくれあがってしまうでしょう。そうなれば、私はアメリカに愛想をつかして、深刻にアメリカを離れることを考えるでしょうね。(4年前も同じようなことを言っていましたが。)
オバマの父はケニア人で亡くなりましたが、彼の育ったコゲロ村では、昨日からオバマの祝賀会が始まっています。牛4頭、鶏16羽、羊に山羊など、ぞくぞくお祝いの”生きた”贈り物がとどけられました。これはまず神様に生け贄として捧げられたあと、村中でバーベキューにして祝うのです。ブレンダはまさか生きた動物を生け贄にはしませんが、今晩はターキーを焼くのだそうです。
今晩の7時から50州の開票結果が刻々と入ってきます。ニューヨークは圧倒的にリベラルが多く民主党の街です。ブレンダと夫のロバートは、リベラルな友人を呼んで、敵党の共和党の悪口をいいながら、ワイワイと飲んで食べて祝賀会をやろうというのです・・・でも、もし、予想を裏切って、保守のマケインが勝ってしまったら!? お・恐ろしや! パーティのお客は頭に血がのぼり、ニューヨークの街は激怒のニューヨーカーで暴動が起こるかもしれません!
ちょっとこわい、スリルに満ちたパーティになりそうです。
(この続きは、パーティ後です)
多分、大差でオバマが勝つであろうという予想のもとで、友人のブレンダが急遽パーティを開くことにしました。
今まで8年間のブッシュ政権のもとで、アメリカは民主党派と共和党派に真っ二つに別れてしまいました。そしてイラク戦争突入、経済の破綻。アメリカはこの大混乱を招いた現保守政権に堪忍袋の尾が切れて、Enough is enough! なのです。
アメリカには爽やかな新しいリーダーが必要です。グローバルに育ち、多人種の血が混じり(息子も混血ですので普通でいられません)、ハーヴァードの最高教育を受けた理想的なオバマを、もしアメリカが選ばなかったとしたら! 世界の失望感は想像できないほどふくれあがってしまうでしょう。そうなれば、私はアメリカに愛想をつかして、深刻にアメリカを離れることを考えるでしょうね。(4年前も同じようなことを言っていましたが。)
オバマの父はケニア人で亡くなりましたが、彼の育ったコゲロ村では、昨日からオバマの祝賀会が始まっています。牛4頭、鶏16羽、羊に山羊など、ぞくぞくお祝いの”生きた”贈り物がとどけられました。これはまず神様に生け贄として捧げられたあと、村中でバーベキューにして祝うのです。ブレンダはまさか生きた動物を生け贄にはしませんが、今晩はターキーを焼くのだそうです。
今晩の7時から50州の開票結果が刻々と入ってきます。ニューヨークは圧倒的にリベラルが多く民主党の街です。ブレンダと夫のロバートは、リベラルな友人を呼んで、敵党の共和党の悪口をいいながら、ワイワイと飲んで食べて祝賀会をやろうというのです・・・でも、もし、予想を裏切って、保守のマケインが勝ってしまったら!? お・恐ろしや! パーティのお客は頭に血がのぼり、ニューヨークの街は激怒のニューヨーカーで暴動が起こるかもしれません!
ちょっとこわい、スリルに満ちたパーティになりそうです。
(この続きは、パーティ後です)
投稿者 Tennisnakama 05:23 | コメント(6)| トラックバック(0)
今の混乱した米国の新しいリーダーは大変な責務を背負って就任する事になりますね。アメリカの未来はそのまま世界中の未来に直結していますから、他人事とは到底思えません。
国民が1票を投じられるアメリカに対して、日本は永田町であっという間に総理が変わってしまいます。若者が母国の総理を決める事にも無関心なのは、ある意味仕方のないことのようにも思えます。
私は女子高校出身です。高校時代、恩師(もちろん女性)が「女性は選挙権がない時代があった。その選挙権を得るためにどれほど大変であったか考えて欲しい。あなた達は将来選挙に投票しない事は絶対あってはならない」と言ったんです。いつもその言葉が浮かびます。自分に投票権があったならこの大統領選挙はどちらに入れるだろう・・・。と思いながら見ています。 あと数時間ですね。
そんな親近感の沸くオバマ氏が大統領戦を勝つだろうという予想ですね。私も楽勝では?とのんきに思ってます。しかしそういえば、マケイン氏がどんな人物なのかまったく知らなかったので、経歴を調べてみたら………驚愕!!なななんですか、この方は…!軍のパイッロット時代の数々の飛行機事故や墜落からの奇跡の生還をはじめ、ベトナム戦争の時は、操縦機を撃墜されて捕虜になり、拷問もうけてって…しかも5年間も!壮絶過ぎますね。
こんな人が対抗相手なんて…不死身の男…最後まであなどれません!
tennisnakamaさんの友人さんのパーティーのゆくえも、どうなることやら益々気になりますね~~~!
いよいよ結果が……!
ブッシュの残した負の遺産はマケインのみならず、オバマにも大変な重荷となるでしょう。
先日NHKで「日本を売り込め」という番組を観ました。オバマ陣営にアジア地域担当の中に日本担当部門があるのですね。オバマはアジアを重視(得に中国)し、マケイン陣営にはただのアジア担当は数人でした。 力の入れようが明確でした。
私が気になったのは両候補とも、「アフガニスタンとパキスタンに勝利する事である。」という事です。今だ沢山の兵隊を送り込んでい、巨費が投じられています。その負担を日本も今まで以上に負担するべきだと言われたのです。インド洋の給油でも日本の国会は紛糾しました。戦争の片棒を担いでいるという事が反対の理由です。しかし、アメリカは日本が生きていられるのはアメリカのお陰というナタを振り続けています。今後アメリカに満足できる協力が出来なければ日本はアジアでの発言力は低下するであろうと脅します。
日本は人道支援、テクノロジー支援などを強調するのですが、アメリカ陣営はいい顔しません。どうしてもお金と自衛隊の参加を希望しています。憲法はアメリカ主体で作られたにもかかわらず憲法を変えなければ到底協力できない事まで要求してきています。
戦争の為に私達の大事な税金が湯水のように使われるのは、ごめんです!
世界での発言力が低下しても戦争には加担したくないのです。アメリカはどうしても世界の一番でいたいのです。ひとりのおばさんが、いきり立っても事は変わらないのですよね。
もし日本にNorth Koreaからミサイルが発射されたら、日本は誰に助けをもとめるでしょうか?アフリカで大飢饉がおきれば? 開発国に革命がおこり虐殺が繰り返されたら? 現状はまだまだ「困ったときのアメリカ頼み」です。この出費はすべてアメリカ人の税金から歳出されているので、私たちにとっても大変な負担になっているのです。テロリストの問題はアメリカだけの問題ではなく、ヨーロッパでは深刻ですし、パキスタンで多くのテロリストを生み出している以上、アジアの問題でもあるのです。もし日本の地下鉄が爆破されたら? 世界平和の問題はもはやその国だけの問題ではなく、世界が協力して責任の分担を担っていかなければならないと思います。つまり世界平和の税金のようなものと考えればよいのではないでしょうか。
オバマの勝利は、アメリカ国民が今のアメリカのあり方にNOのジャッジメントを下したのです。今までの軍事力にたよったアメリカの外交政策は大幅に修正されていくと思います。
しかし、眼には眼を、歯には歯を、という軍事力に頼りすぎてしまっている状態を憂いています。
軍事力でやっつける、これはてっとり早い解決法です。が、戦争は民衆を巻き込み被害を受けるのはいつも弱い人間達なのです。
枯葉剤によって癌や奇形の子供達が沢山生まれている事も現実です。これはアメリカ軍は関与を否定し続けています。わかっていても認められないのでしょう。
歴史をさかのぼれば、原爆投下です。あれは日本の宣戦布告の誤りと戦争降伏時期の優柔不断が招いた最大の悲劇です。日本は降伏するに傾いていたのです。その時一押し間にどの国か仲介に入り『会話』があったなら・・・。あんな悲劇は生まれなかった。日本の驕りがあんな惨劇を引き起こしたのでしょう。60数年たった今でも後遺症で苦しんでいる人々が存在するのです。
何が言いたいかというと、安易に戦争に傾いて欲しくないという事です。アメリカが戦争するといえば日本も賛同せざるをえません。
オバマ氏に期待してやみません。
アメリカには再生してもらいたいですね。日本がもろに影響をくらっているので…。
新HP出来ました。お時間あったら立ち寄ってくださーい!
http://www.tankyujyuku.com/