2008年11月10日
フェデラー破れる!
(記事を逐次更新していきますのでお確かめください)
フェデラーは自分のテニスを模索中?
Simon def Federer 46 64 63
上海とは時間が反対なので、昨日の試合は録画でしか観れていませんが、今日は第3セットをコンピューターの小さなstreamingスクリーンで観る事ができました。後で録画している最初の2セットは観てみますが、それにしても、第3セットをみてる限りでは、フェデラーの悪いパターンで終わった試合でした。
フェデラーの50のunforced errorsは致命的でした。フォアハンドが命とりとなりました。シモンもエラーが38と粗雑な試合展開で、この差はエラーの多いほうが負けという結果となりました。フェデラーは特にサーヴの調子に左右される選手なので、今日のような1stサーヴが52%という低いサーヴでは、リズムが得るのがむずかしく、最後まで中途半端なテニスに終始していました。それにシモンのペースをうまくはずしたテニスが、フェデラーのテニスを崩しました。
フェデラーは窮地に陥るとネットダッシュしてきますが、しかし球の読みが深いシモンは、バックハンドロブでフイッとロブを上げたり、なかなかフェデラーは思うようには打たせてもらえません。それでもフェデラーは何度もネットダッシュで得点を挽回しましたが、3-5での私でもやらないようなヴォレーの凡ミスは致命的でした。
フェデラーは疲れているのか?
まだ自信がないのか?
負けた選手には負けのイメージが強すぎるのか?(7月トロントマスターズでフェデラーはシモンに負けています)
粘ってとりまくるシモンのテニスにイライラしたのか? (画面が小さくて表情が見えない)
初めて出場のシモンはよくやりました。彼はカウンターパンチャーのテニスから攻守のできるオールコートプレーヤーに成長しつつあります。特に見逃してはならないのは、フォアハンドのフラット気味のインサイドアウトです。(日本でいう逆クロス)相手のバックハンドのコーナーに炸裂するあのショットは誰の足でも間に合いません。このウィナーを4-3の8ゲーム目で決めフェデラーをブレーク。これは大きい。5-3でシモンのサーヴィスゲームとなってしまった時点で勝敗が決定しました。シモンはマッチポイントにサーヴィスエースを決めてめでたく初勝利をかざりました。
以下がフェデラーのコメントです。
「自分がレベルを上げると相手もレベルをあげてくる。シモンはそういっためずらしい選手だ。そしてよく走るし、相手も走らされる。」
「今日は普段ミスらないようなショットをミスってしまった。練習不足だと思う。」
「最初の試合で負けてもまだチャンスのあるのはマスターズカップだけだ。ここでまだ戦うチャンスがあるので嬉しい」
「これからまだ挽回のチャンスはあるので、次には全力を尽くしてよいプレーをしたい」
あとは重要なことを言い忘れていました。コートサーフェスはハードにもかかわらず、とても遅いのだそうです。この点もフェデラーにとってはやり辛かったのでは。彼のいう練習不足とは、もっとこのサーフェスに慣れる時間がほしかったという意味ではないでしょうか。ですから、第2戦目は中途半端なテニスから脱出したあのフェデラーが戻ってくるかもしれません。
フェデラーは自分のテニスを模索中?
Simon def Federer 46 64 63
上海とは時間が反対なので、昨日の試合は録画でしか観れていませんが、今日は第3セットをコンピューターの小さなstreamingスクリーンで観る事ができました。後で録画している最初の2セットは観てみますが、それにしても、第3セットをみてる限りでは、フェデラーの悪いパターンで終わった試合でした。
フェデラーの50のunforced errorsは致命的でした。フォアハンドが命とりとなりました。シモンもエラーが38と粗雑な試合展開で、この差はエラーの多いほうが負けという結果となりました。フェデラーは特にサーヴの調子に左右される選手なので、今日のような1stサーヴが52%という低いサーヴでは、リズムが得るのがむずかしく、最後まで中途半端なテニスに終始していました。それにシモンのペースをうまくはずしたテニスが、フェデラーのテニスを崩しました。
フェデラーは窮地に陥るとネットダッシュしてきますが、しかし球の読みが深いシモンは、バックハンドロブでフイッとロブを上げたり、なかなかフェデラーは思うようには打たせてもらえません。それでもフェデラーは何度もネットダッシュで得点を挽回しましたが、3-5での私でもやらないようなヴォレーの凡ミスは致命的でした。
フェデラーは疲れているのか?
まだ自信がないのか?
負けた選手には負けのイメージが強すぎるのか?(7月トロントマスターズでフェデラーはシモンに負けています)
粘ってとりまくるシモンのテニスにイライラしたのか? (画面が小さくて表情が見えない)
初めて出場のシモンはよくやりました。彼はカウンターパンチャーのテニスから攻守のできるオールコートプレーヤーに成長しつつあります。特に見逃してはならないのは、フォアハンドのフラット気味のインサイドアウトです。(日本でいう逆クロス)相手のバックハンドのコーナーに炸裂するあのショットは誰の足でも間に合いません。このウィナーを4-3の8ゲーム目で決めフェデラーをブレーク。これは大きい。5-3でシモンのサーヴィスゲームとなってしまった時点で勝敗が決定しました。シモンはマッチポイントにサーヴィスエースを決めてめでたく初勝利をかざりました。
以下がフェデラーのコメントです。
「自分がレベルを上げると相手もレベルをあげてくる。シモンはそういっためずらしい選手だ。そしてよく走るし、相手も走らされる。」
「今日は普段ミスらないようなショットをミスってしまった。練習不足だと思う。」
「最初の試合で負けてもまだチャンスのあるのはマスターズカップだけだ。ここでまだ戦うチャンスがあるので嬉しい」
「これからまだ挽回のチャンスはあるので、次には全力を尽くしてよいプレーをしたい」
あとは重要なことを言い忘れていました。コートサーフェスはハードにもかかわらず、とても遅いのだそうです。この点もフェデラーにとってはやり辛かったのでは。彼のいう練習不足とは、もっとこのサーフェスに慣れる時間がほしかったという意味ではないでしょうか。ですから、第2戦目は中途半端なテニスから脱出したあのフェデラーが戻ってくるかもしれません。
投稿者 Tennisnakama 22:03 | コメント(15)| トラックバック(0)
記事の追加を期待して待っていますネ。
負けましたねぇ、ロジャー。 あれは良くないフェデラー? それとも身体が良くないフェデラー?
私には分析能力はありませんが、1セット目は「サーブがこれだけ入らないのに、やっぱり海千山千のフェデラーはすごいなぁ・」・と思い、2セット目は「よっく持ちこたえてるなぁ これで勝ったらあんたホントに凄いよフェデラー・・」・と思っている内にやっぱり取られてしまい、3セット目に至る。基本的に1stサーブが最初から入ってないから(ほとんどネットでしたね) あの調子は・・・おかしい。
シモンのテニスにイライラしたようには見えませんでしたけど・・・。顔が「お腹でも痛いの?」って感じに見えました。ベルシーでチリッチとの対戦を見たときと同じ印象なので、ファンですから心配です。
テニスに模索中でもシモンが苦手でも体調不良よりいいですから、Tennisnakamaさんの解析をお待ちしてます。すんません。静かに待てなくって(^_^.) はー またいっぱい書いちゃった。
あ 次のWアンディー対決 白熱してましたね。 これも観てますよ~。
詳しい解説、よろしくお願いします!
フェデラー負けてしまい、はげしく落ち込んでいます(T_T)ハァ~
‥身体は大丈夫かな。気持ちは大丈夫かな。。大丈夫ですよね‥うん。(希望)まだ1つ目だし。
次、ぜったい頑張ってほしいなあ。無理はしてほしくないけど。
シモンくんは、本当にフェデラーのうまさに引っ張られるように試合の中でどんどん良くなって
いったような気がしました。すごかった。テニスってほんとドキドキさせられますよね。
これからもtennisnakamaさんの記事楽しみにしています(^-^)
サーフェス遅いのね。でも去年までも同じサーフェスですもんね。
背中はOKなんですか?なら良かった。シモンが頑張ったんですね。よくないフェデラーの日だったか。
では余計な心配はしないで次を応援します。
種丸さん、pandiniさん、うめぞーさん(あれ?フェデ応援組でいいの?) 私たちも頑張りましょうね!!
種丸さん、ラファがズボンの破れを気にして恥ずかしそうにしている画像、私も見ました!ベルシー以来、私にとってロジャーはイリュージョニスト(それどころか本物の魔法使い)なので、その傍らでラファがパンツを気にしつつ助手をやっている姿は微笑ましい。(でも、要するに、スーツ姿が板についてない、ってことかな?)
今日のジョーの試合も楽しみです!!
「自分がレベルを上げると相手もレベルをあげてくる。シモンはそういっためずらしい選手だ。」
納得です。
何か相手に歩調をあわせるようなすごいテニスをしてきますよね。
このあいだのマリー戦のときも。その前も。だから接戦になるのかな。
私にとって魅力的な選手です。
いえ、顔じゃなくて^^;
第三セットで0-40でシモンが取れなかったとき、フェデラーがこのまま一気にいくかと思ったけど、次のゲームで0-40でフェデラーが取れなかったとき、シモン、勝てるかもって思いました。
粘りのシモン、今後応援します!!!
フェデラーはうつむいていたけど、シモンはまっすぐ前をみていた所がとても印象的でした。
フェデラーを応援する1ファンです。
昨日の敗戦はショックでしたが、それよりも彼の体調不良?が気になるのは私だけでしょうか?
LIVE映像で観戦したのですが、かなり顔色が悪く、青白かったと思いませんか?
ストローク時のセンターへ戻るフットワークも足が重そうに見えました。
Wアンディに勝ってファイナルでプレーしてほしいです。
ねこにゃんさん、東南アジアはどちらのほう? 現地の反応など分かれば教えてください。
私のブログにはフェデラーファンが多いのですが、私もファンの一人として彼の今後が心配です。フェデラーのテニスに皆が追いついてきましたね。「自分のコンディションがパーフェクトな状態でないと勝てない」という厳しい現実を彼自身が一番よく理解しているのではないでしょうか。昔からとんでもないバカ打ちをやっても勝てたのは、フェデラーのテニスが抜きん出ていたからですが、もうその時代は終わりました。一打でも手を抜くと、それが原因で敗北につながってしまう今のテニスでは、一瞬のフォーカスの途切れも許されません。これからはすべて彼のメンタルにかかっているように思います。
> (あれ?フェデ応援組でいいの?)
いえいえ、今回のフェデvsシモンの試合で観れなくて残念だったなー、と思ったのはシモンのプレーだったんですよ。今大会の注目選手は、シモンに決めてまして。…というのも、以前tennisnakamaさんが、『体型が錦織選手に近い彼のプレーに注目』と書いていたので。
ニックネームで『プサン(小さい)』(←あれ?プシンでしたっけ?)と呼ばれていると紹介されていたシモンがフェデに対してどんなプレーをするのかなーと観てみたかったんです。
でもあのフェデが負けるとは、まったく思いもしませんでしたよ!
そして試合内容を知るにつれ、益々観たかったです。
シモンはどんどん強くなって、本当に凄いですよね。 vsマリーも必見ですね。
帰りが遅くなるのでライブでは見れないけど、録画してしっかり見ます。フェデラー頑張って~。
私はフェデラーが一番好きだけど、ナダルも好きだし、ほかの選手も頑張ってる姿がいいなって思います。いろんな個性があってたのしい。
きっと選手同士は、世界のツアーを一緒に廻って、一緒にしんどい思いもして、
対戦相手であるだけじゃなく大切な仲間や家族みたいなものなのかなあと想像します。
だからこそ、みんなが怪我なくベストな状態でたたかってほしいです。
ナダルの怪我も早く治りますように。はやくロジャー&ラファの試合見たいな~。
tennisnakamaさんのブログはどの選手にも偏らない視線が大好きです(*^_^*)