2008年11月29日
感謝祭の出来事
昨日はマンハッタンで82周年を迎えたサンクスギヴィング(感謝祭)パレードが盛大に催されました。
昨日のパレードには何と350万人の見物人が世界から集まって大騒ぎ。息子はスペインから来た留学生を連れて久しぶりにパレード見学です。しかしあまりにも多くの見物人にビデオもろくに撮れずに帰ってきた息子が、帰宅開口一番、
「久しぶりにマンハッタンを満喫したよ」
「すごい人で大変だったでしょう?」
「人だかりもすごかったけれど、50回くらいあっちこっちで喧嘩しているのを見たよ。こっちのほうがすごかった。」
パレードはろくに見られなかったけれど、これほど多くの人たちが小競り合いしているのは初めてという息子は、久しぶりにマンハッタンを実感したというのです。小さな子供をこの混雑から守ろうとする親たちは必死です。スペインの友人たちはパレードをみるより、喧嘩する家族にすっかり気をとられてしまったそうです。数日前から地下鉄爆破の噂もあり、テロの恐怖の中でのパレードですから、緊張度もエスカレートしてきます。
マンハッタンの住民はすぐ文句を言うので有名です。ストレスレベルが違うからでしょうか、我慢という言葉は私たちの辞書にはありません。ちょっと体に当たれば、”Be careful!”。うっかり並んでいる列をスキップしたりすれば、”You can’t do that!”。小さな子供を連れていたせいもあってか、昨日の見物人のストレス度は沸騰点に達したようで、”Don’t push us!” の叫び声が歓声と同じくらいヴォリュームだったとか。
マンハッタンでお祭り騒ぎをしている最中、地球の反対側のインドではテロの大惨事が起こりました。炎上し続けるムンバイの街、鳴り止まない爆破音、血だらけの犠牲者を運ぶタンカー・・・ムンバイは一夜にして血と暴力の感謝祭となりました。
同じ地球に住みながら、なぜ喧嘩をしたり、殺し合いをしたり・・・救われない気持ちがします。
(以下がTennisnakamaのビデオです)
セントラルパークで元ブロードウェイの女優で友達のエリンに会いました。
少し歩くと私の一番好きなクリスマスの歌が聞こえてきました。
昨日のパレードには何と350万人の見物人が世界から集まって大騒ぎ。息子はスペインから来た留学生を連れて久しぶりにパレード見学です。しかしあまりにも多くの見物人にビデオもろくに撮れずに帰ってきた息子が、帰宅開口一番、
「久しぶりにマンハッタンを満喫したよ」
「すごい人で大変だったでしょう?」
「人だかりもすごかったけれど、50回くらいあっちこっちで喧嘩しているのを見たよ。こっちのほうがすごかった。」
パレードはろくに見られなかったけれど、これほど多くの人たちが小競り合いしているのは初めてという息子は、久しぶりにマンハッタンを実感したというのです。小さな子供をこの混雑から守ろうとする親たちは必死です。スペインの友人たちはパレードをみるより、喧嘩する家族にすっかり気をとられてしまったそうです。数日前から地下鉄爆破の噂もあり、テロの恐怖の中でのパレードですから、緊張度もエスカレートしてきます。
マンハッタンの住民はすぐ文句を言うので有名です。ストレスレベルが違うからでしょうか、我慢という言葉は私たちの辞書にはありません。ちょっと体に当たれば、”Be careful!”。うっかり並んでいる列をスキップしたりすれば、”You can’t do that!”。小さな子供を連れていたせいもあってか、昨日の見物人のストレス度は沸騰点に達したようで、”Don’t push us!” の叫び声が歓声と同じくらいヴォリュームだったとか。
マンハッタンでお祭り騒ぎをしている最中、地球の反対側のインドではテロの大惨事が起こりました。炎上し続けるムンバイの街、鳴り止まない爆破音、血だらけの犠牲者を運ぶタンカー・・・ムンバイは一夜にして血と暴力の感謝祭となりました。
同じ地球に住みながら、なぜ喧嘩をしたり、殺し合いをしたり・・・救われない気持ちがします。
(以下がTennisnakamaのビデオです)
セントラルパークで元ブロードウェイの女優で友達のエリンに会いました。
少し歩くと私の一番好きなクリスマスの歌が聞こえてきました。
Have Yourself A Merry Christmas, let your heart be light
From now on, our troubles will be out of sight
楽しいクリスマスをむかえましょう。心を明るくもって。
これからは私たちにはもうトラブルはないのです。
・・・感謝祭が終わると間もなくクリスマスがやってきます・・・
宗教を超え、肌の色を超え、文化の違いを超えて、平和の日が一日も早く訪れますように。投稿者 Tennisnakama 09:28 | コメント(4)| トラックバック(0)
私もNYに住み始めて最初の2年間くらいはアジャストするのに疲れました。もう何十年も住んでいると、NYに合わせるというより、NYの嫌なところは無視して生きていくことを学びます。ミュージアム、映画館、コンサートホール、セントラルパーク、レストラン、などすべて自宅から歩いていける距離にありますので、その点からいえばとても住み心地がよい街となっています。
後に残った爪痕が大きすぎて、言葉になりません‥ 街は壊されて日本人だけでなく色んな国の人が命を奪われました もちろん現地の人も。その無念さは計り知れないです。
Tennisnakamaさんと同様、みんなが笑顔で暮らせる日々が早く来ればいいなと願います
セントラルパーク、秋の景色がきれいですね(^-^)お祭りの時の混雑はどの国も同じですね!
私は以前イタリアのフィレンツェに住んでいたことがありますが、お祭りのときは観光客も現地の人も集まってあの小さな町が人で膨れ上がったのを覚えています。