2008年12月11日
18才がブレークスルーの年
前回の記事でも書きましたが、テニス選手には必ずブレークスルー(大きく飛躍する)の年があると思います。ラーニングカーヴは、語学と同じで、ある期間進歩が低迷したのち、ある段階でぐーんと伸びる時期があるのです。個人差にもよりますが、その年が肉体と精神にバランスが見始められる18才~19才の時期ではないでしょうか。
ここで昨年10月にtennisnakama.comに掲載した『18才がブレークスルーの年?』の一部を紹介したいと思います。
「・・・(フェデラー、ナダル、ジョコヴィッチを比較しながら)・・・ランキングをあげていくのは、肉体的にも、成長がひとまず落ち着き、メンタルの面でも大人になってくるのが、この時期(18才)です。では、日本の唯一の希望の星、ニシコリ君の場合は、どうでしょうか?
昨年の3月、16歳でプロになったときは1504位。同年の12月にはすでに603位に。17歳になった現在、最新の10月15日のランキングは257位と、その上昇ぶりはトップスリーを彷彿させるものがあります。
でも、体格的には彼らよりも10cmも低く、また10kgも軽いフェザー級のニシコリ君に、来年のベスト100入りは可能でしょうか?
18才になる2008年が勝負時といいましょうか。 日本のテニス界のためにも、がんばってほしいものです。」
一年前に書いた記事ですが、圭くんは見事にこの「18才の壁」を破って現在堂々63位です。
もし年齢にふさわしいランキングがあるとするならば、トップ選手はどのようなランキングの上がり方をしているか? フェデラー(2位)、ナダル(1位)、ジョコヴィッチ(3位)、マリー(4位)、デルポトロ(9位)、錦織(63位)のランキングの変移を年齢別に示してみました。
ランキングは、同じ年齢でも12ヶ月も幅がありますので、例えば18才ですと、ここでは18才の最後の週(19才になる直前)のランキングを採用しました。
ここで注目していただきたいのが、18才のランキングの変動についてです。17才のときに比べて、どの選手にも大幅なジャンプがみられます。
なんとマリーは331位、錦織は223位も駆け上がりトップ100入りを果たしています。
そして19才のランキングを見てみましょう。すべての選手が確実にトップ20入りを果たし、それ以降のランキングは安定しています。
ナダルはジュニアサーキットをスキップして、15才からすでにプロとして活動を始めていますので、他の選手と比べて一年早い進みかたをしていますが、彼の場合も似たパターンがみられます。
あと2週間足らずで19才になる圭くん。彼がどのように成長してくれるのか、楽しみな2009年です。
ここで昨年10月にtennisnakama.comに掲載した『18才がブレークスルーの年?』の一部を紹介したいと思います。
「・・・(フェデラー、ナダル、ジョコヴィッチを比較しながら)・・・ランキングをあげていくのは、肉体的にも、成長がひとまず落ち着き、メンタルの面でも大人になってくるのが、この時期(18才)です。では、日本の唯一の希望の星、ニシコリ君の場合は、どうでしょうか?
昨年の3月、16歳でプロになったときは1504位。同年の12月にはすでに603位に。17歳になった現在、最新の10月15日のランキングは257位と、その上昇ぶりはトップスリーを彷彿させるものがあります。
でも、体格的には彼らよりも10cmも低く、また10kgも軽いフェザー級のニシコリ君に、来年のベスト100入りは可能でしょうか?
18才になる2008年が勝負時といいましょうか。 日本のテニス界のためにも、がんばってほしいものです。」
一年前に書いた記事ですが、圭くんは見事にこの「18才の壁」を破って現在堂々63位です。
もし年齢にふさわしいランキングがあるとするならば、トップ選手はどのようなランキングの上がり方をしているか? フェデラー(2位)、ナダル(1位)、ジョコヴィッチ(3位)、マリー(4位)、デルポトロ(9位)、錦織(63位)のランキングの変移を年齢別に示してみました。
ランキングは、同じ年齢でも12ヶ月も幅がありますので、例えば18才ですと、ここでは18才の最後の週(19才になる直前)のランキングを採用しました。
ここで注目していただきたいのが、18才のランキングの変動についてです。17才のときに比べて、どの選手にも大幅なジャンプがみられます。
なんとマリーは331位、錦織は223位も駆け上がりトップ100入りを果たしています。
そして19才のランキングを見てみましょう。すべての選手が確実にトップ20入りを果たし、それ以降のランキングは安定しています。
ナダルはジュニアサーキットをスキップして、15才からすでにプロとして活動を始めていますので、他の選手と比べて一年早い進みかたをしていますが、彼の場合も似たパターンがみられます。
あと2週間足らずで19才になる圭くん。彼がどのように成長してくれるのか、楽しみな2009年です。
投稿者 Tennisnakama 00:51 | コメント(10)| トラックバック(0)
この地響きをたてているかののようなブレイクスルーの時期が、一番ワクワクしますね。昨日の記事のようにこれから注目の選手を紹介してもらえると、成長を見守る体験ができて、ますますテニス観戦がエキサイティングなものになります!来シーズン、ものすごい上昇カーブを描いて上位選手に挑んでくる18~19歳の選手が続々現れることでしょう。ロジャーやラファも自分たちがそれを経験したわけですから、今度は待ち受ける番だということもよーくわかっているわけですよね。群雄割拠の2009年、今からドキドキしてきます。
今年~来年~再来年、圭くんのプレーの一挙手一投足に目が離せません!!
あぁ~この時期に生きていることに幸せを感じます。
注目の若手で、来年度末、この表を作ってくださるとまた
予想がどうなったのかわかってうれしいです。
ひとまかせな私ですがよろしくお願いします~。
17才~18才、その後の18才~19才、それぞれの大幅なランクキングアップには目を見張るものがありますね。
本当に、この表の空白の部分、どんな数字になるのかとっても楽しみです!
Tennisnakamaさんのこのブログが開かず、なかなかコメントできなかったです。。。
tennis365.net
聞いた時には「えっ!?」と驚いてしまいましたが、↑の表を見て納得しました。将来の目標は№1と言っている彼ですから、ライバル達の同年の経過を見れば19才の時にそれぐらいの順位を目標に立て目指して頑張るのは、あたりまえなんですねー。
…それにしても凄いなぁ…。プロテニスの世界を知れば知るほどランキング上位に上がるのが、いかに大変なのか徐々に理解してきたところに、来年の錦織選手の最終目標を聞いて、聞き間違いしたかと思ってました。その後誰もその事に触れないし確認できずだったんですが、ポコさんのコメント見て幻聴じゃなかったとひと安心しました。(笑)
それにしても、次から次えと注目株が出現しますね~。でも生き残れるのは一握りなんですよね。厳しいなぁ…。来年、錦織選手の活躍はどうなるんでしょうか??
楽しみだな~!…でも強力なライバルも多いし少し不安も…。うんにゃ!大丈夫だっ!運も実力もある!!…でもやっぱり心配だ~。
なんか今から勝手に気苦労して、スパイラル状態に陥ってます………
デルレイのような衝撃的な優勝は無いかも知れませんが、どの大会(GS含め)もコンスタンスにB8からそれ以上を続けられれば見えてくるでしょう。来期の早い段階でB4や決勝進出を決めてくれれば1年間闘いやすくなってくるのではと思ってます。勿論出来ることなら優勝してドーーーンといって貰いたいですよ。でも来年は今年以上にマークが厳しくなるでしょうし・・・。ああ、オレもスパイラルぅ~ww
「ああ、オレもスパイラルぅ~ww」←って、なんか喜んでクルクル回ってる幻覚が見えます!
なんか楽しんでないか~い!チ~ン(byひげ男爵)
そーでした。今、【悪循環】は世界共通の禁句でした!
明るく楽しい未来予想図を想像せねば!錦織選手の夢は叶う~~♪
♪ヤッホー ヤッホッホー ぬ~……… ヤッホー!(←明るい歌がコレか~い…赤面)
にわかだから良く知らんけど、ATPランキング記録=プロ歴じゃないよね。
圭君の場合はプロになる前に、2006年3月で初めてATPのランキング入りを果たし、1504位となりました。
だから、この意味が分からん。誰が16歳でプロになったん?