2009年01月08日
錦織、腕を痛めて敗退
NY時間の朝5時半から錦織選手のブリスベインのQFが始まるのは分かっていましたが、ついに起きることができず、コンピューターをオンにしたときは、すでに圭君が1-3でブレークされておりました。
途中からですが、錦織 vs マテュー戦を、圭君を中心に簡単に再現してみます。
Brisbane: QF Nishikori vs Mathieu
第1セット
1-3 マテューのサーヴ
圭君の華麗なドロップショットがでました!解説者も褒め讃える簡単そうにみえるむずかしいショットです。
マテューのダブルフォルトでラッキーなブレークでした。
2-3 錦織のサーヴ
圭君のフォアハンドのアングルクロスが見事に決まりました。
圭君は大胆にもコート内に入って、ライジングでフォアハンドのクロスでウィナーを決めます。このフォアハンドクロスはバーディッチを苦しめた恐るべき武器です。
しかし圭君の第2サーヴが狙われ、マテューからリターンウィナーをとられます。
幾度かデュースを重ねて、サーヴィスゲームを守りきれずブレークされてしまいました。
2-4 マテューのサーヴ
マテューのキックサーヴがよく、圭君はなかなかリターンができません。
2-5 錦織のサーヴ
圭君のサーヴがよくなり、コースが決まって40-0でゲームをホールドしました。
3-5 マテューのサーヴ
マテューの精度の高いフォアハンドとバックハンドで圭君は左右に振られてとれず。
振られながらも、走りこんで圭君は15-30で大胆なフォアハンドのアングルクロスでウィナーを決めました。(拍手)
しかしマテューのサーヴは鋭く、圭君はリターンができずに3-6で第1セットが終わりました。
第2セット
汗びっしょりの圭君はシャツを着替えます。US Openでもそうでしたが、ちかくでみるとすごい汗をかいて、ショーツまで着替えにトイレに行くほどでした。
0-0 錦織のサーヴ
圭君はベースラインからフォアハンドでチップ。このヴォレーはネットすれすれに入ってマテューの足下に。マテューはとれずにネット。
バーディッチ戦ではバックハンドにミスが多かった圭君でしたが、今日はみちがえるほど安定して、特にダウンザラインが決まってサーヴィスゲームをホールドしました。
1-0 マテューのサーヴ
マテューのサーヴがよく、また圭君が勝ち急ぎでミスがつづいて40-0でゲーム終了。
1-1 錦織のサーヴ
しかし圭君も負けていません。フォアハンドのアングルクロスのウィナーです。そしてフェデラーのようなハーフヴォレーをベースラインから決めて観客は大喜び。あとの2ポイントはサーヴィスウィナーで40-0でサーヴィスゲームをホールドしました。
2-1 マテューのサーヴ
ここで圭君はメディカル・タイムアウトをとってトレーナーを呼びます。
右肘が痛いようでマッサージを受けますが、とても痛そうな顔をしています。大丈夫でしょうか。あれほど痛いのなら、ここでリタイアしてもよいのにと心配です。
圭君は右腕を使いたくないのかバックハンドが増えてきました。今日のバックハンドは好調でクロスでウィナーをとりデュースに持ち込みます。ブレークチャンスがでてきました。
Air-Kがでました!(腕は大丈夫? 汗)解説者は待ってましたとばかり、「まるでサンプラスのジャンピング・スマッシュのようですね!」と嬉しそうです。とにかく華があって観客も大喜び(大拍手)
この4ゲーム目は圭君のねばり根性で、息を飲むような激しいラリーのすえ、2度にわたるスペクタキュラーなバックハンドのダウンザラインでデュースに挽回しましたが、マテューのサーヴがリターンできずにブレークチャンスを逃してしまいました。
2-2 錦織のサーヴ
ここから圭君は第1サーヴが入らなくなってきました。第2サーヴをマテューにアタックされ続けています。しかしバックハンドでウィナーを決めながら圭君は、最後はデュースからサーヴィスウィナーを決め、とりあえずサーヴィスゲームをホールドできました。が・・・
再びトレーナーがやってきました。今度は女性もやってきました。(医者?)同じ箇所ではメディカル・タイムアウトがとれないので、今度は肩をマッサージしてもらってます。本当に大丈夫でしょうか? 薬をもらって試合再開です。解説者も「ひどくならなければよいが」と心配しています。
3-2 マテューのサーヴ
ネットダッシュしたマテューにトップスピンで完璧なロブで圭君のポイント。
30-30で圭君のバックハンドのダウンザラインが、しかしミスってしまったときは、会場が「あ~あ !」という深いため息。怪我を押して頑張る圭君に、頑張ってほしいという皆の気持ちが会場に満ちています。
4-4 錦織のサーヴ
8ゲームまでブレークなしの緊張した試合がつづきます。試合を早く終わらせたいのか、圭君はサーヴ&ヴォレーを試みましたが、パッシングショットで抜かれてしまいました。ブレークされてしまいました。
4-5 マテューのサーヴ
圭君は最後まで戦いぬきデュースにまで持ち込みます。ドロップショットも決まり、バックハンドでウィナーも決めましたが、マテューのサーヴがよくブレークできませんでした。圭君が失敗すると会場から「あ~あ !」というため息が漏れ、皆圭君を応援してくれる気持ちが伝わってジーンと胸を打たれました。
第2セットは腕の痛みを押さえながら、4-6と本当によく頑張りました。マテューは今までの中で最高のテニスをみせ、圭君の怪我がなければ勝っていたかどうか分かりませんが、それにしても圭君のがんばりには脱帽です。
12日からはじまるオークランド大会までに、じっくり休養して腕と肩の全快を祈るばかりです。
途中からですが、錦織 vs マテュー戦を、圭君を中心に簡単に再現してみます。
Brisbane: QF Nishikori vs Mathieu
第1セット
1-3 マテューのサーヴ
圭君の華麗なドロップショットがでました!解説者も褒め讃える簡単そうにみえるむずかしいショットです。
マテューのダブルフォルトでラッキーなブレークでした。
2-3 錦織のサーヴ
圭君のフォアハンドのアングルクロスが見事に決まりました。
圭君は大胆にもコート内に入って、ライジングでフォアハンドのクロスでウィナーを決めます。このフォアハンドクロスはバーディッチを苦しめた恐るべき武器です。
しかし圭君の第2サーヴが狙われ、マテューからリターンウィナーをとられます。
幾度かデュースを重ねて、サーヴィスゲームを守りきれずブレークされてしまいました。
2-4 マテューのサーヴ
マテューのキックサーヴがよく、圭君はなかなかリターンができません。
2-5 錦織のサーヴ
圭君のサーヴがよくなり、コースが決まって40-0でゲームをホールドしました。
3-5 マテューのサーヴ
マテューの精度の高いフォアハンドとバックハンドで圭君は左右に振られてとれず。
振られながらも、走りこんで圭君は15-30で大胆なフォアハンドのアングルクロスでウィナーを決めました。(拍手)
しかしマテューのサーヴは鋭く、圭君はリターンができずに3-6で第1セットが終わりました。
第2セット
汗びっしょりの圭君はシャツを着替えます。US Openでもそうでしたが、ちかくでみるとすごい汗をかいて、ショーツまで着替えにトイレに行くほどでした。
0-0 錦織のサーヴ
圭君はベースラインからフォアハンドでチップ。このヴォレーはネットすれすれに入ってマテューの足下に。マテューはとれずにネット。
バーディッチ戦ではバックハンドにミスが多かった圭君でしたが、今日はみちがえるほど安定して、特にダウンザラインが決まってサーヴィスゲームをホールドしました。
1-0 マテューのサーヴ
マテューのサーヴがよく、また圭君が勝ち急ぎでミスがつづいて40-0でゲーム終了。
1-1 錦織のサーヴ
しかし圭君も負けていません。フォアハンドのアングルクロスのウィナーです。そしてフェデラーのようなハーフヴォレーをベースラインから決めて観客は大喜び。あとの2ポイントはサーヴィスウィナーで40-0でサーヴィスゲームをホールドしました。
2-1 マテューのサーヴ
ここで圭君はメディカル・タイムアウトをとってトレーナーを呼びます。
右肘が痛いようでマッサージを受けますが、とても痛そうな顔をしています。大丈夫でしょうか。あれほど痛いのなら、ここでリタイアしてもよいのにと心配です。
圭君は右腕を使いたくないのかバックハンドが増えてきました。今日のバックハンドは好調でクロスでウィナーをとりデュースに持ち込みます。ブレークチャンスがでてきました。
Air-Kがでました!(腕は大丈夫? 汗)解説者は待ってましたとばかり、「まるでサンプラスのジャンピング・スマッシュのようですね!」と嬉しそうです。とにかく華があって観客も大喜び(大拍手)
この4ゲーム目は圭君のねばり根性で、息を飲むような激しいラリーのすえ、2度にわたるスペクタキュラーなバックハンドのダウンザラインでデュースに挽回しましたが、マテューのサーヴがリターンできずにブレークチャンスを逃してしまいました。
2-2 錦織のサーヴ
ここから圭君は第1サーヴが入らなくなってきました。第2サーヴをマテューにアタックされ続けています。しかしバックハンドでウィナーを決めながら圭君は、最後はデュースからサーヴィスウィナーを決め、とりあえずサーヴィスゲームをホールドできました。が・・・
再びトレーナーがやってきました。今度は女性もやってきました。(医者?)同じ箇所ではメディカル・タイムアウトがとれないので、今度は肩をマッサージしてもらってます。本当に大丈夫でしょうか? 薬をもらって試合再開です。解説者も「ひどくならなければよいが」と心配しています。
3-2 マテューのサーヴ
ネットダッシュしたマテューにトップスピンで完璧なロブで圭君のポイント。
30-30で圭君のバックハンドのダウンザラインが、しかしミスってしまったときは、会場が「あ~あ !」という深いため息。怪我を押して頑張る圭君に、頑張ってほしいという皆の気持ちが会場に満ちています。
4-4 錦織のサーヴ
8ゲームまでブレークなしの緊張した試合がつづきます。試合を早く終わらせたいのか、圭君はサーヴ&ヴォレーを試みましたが、パッシングショットで抜かれてしまいました。ブレークされてしまいました。
4-5 マテューのサーヴ
圭君は最後まで戦いぬきデュースにまで持ち込みます。ドロップショットも決まり、バックハンドでウィナーも決めましたが、マテューのサーヴがよくブレークできませんでした。圭君が失敗すると会場から「あ~あ !」というため息が漏れ、皆圭君を応援してくれる気持ちが伝わってジーンと胸を打たれました。
第2セットは腕の痛みを押さえながら、4-6と本当によく頑張りました。マテューは今までの中で最高のテニスをみせ、圭君の怪我がなければ勝っていたかどうか分かりませんが、それにしても圭君のがんばりには脱帽です。
12日からはじまるオークランド大会までに、じっくり休養して腕と肩の全快を祈るばかりです。
圭君お疲れさまでした!
投稿者 Tennisnakama 21:31 | コメント(11)| トラックバック(0)
今日は圭くんの試合が観れなかったので、がっかりだったのですが、このように詳しくしかも臨場感あふれるレポートをしていただき大助かりです!
試合の状況が目に浮かぶようです。
圭くんの腕は大丈夫でしょうか。読んでいると痛々しくて・・・
あまり無理をせずオーストラリアンに向けて調整してほしいと思います。
フェデラーの試合みてます なんだかハラハラします(>_<)後半ミスが多いような‥
ちょっとピンチになると(そんなにじゃないんだけど、ホントは)ハラハラする癖がついてしまったので、私も心臓が痛かったです。 それにしても、ロジャーって何てメンタルが強いんだろう。凄いよ、凄い・・・。あのタイブレーク 3-6から逆転して取るなんて、そんな場面でダブルフォルトを観る事はとても多いけど、サービスエースを2つも取っちゃうのね。海千山千だなぁ。もう感心してしまいました。
ラファ、残念でした(T_T) ラファファンのみんなガックリきてるよね(T_T) モンフィスが凄く強かったですよね。サーブも良かったし、ウィナーが35もあったよ。カモシカみたいだった。フランス凄すぎ!
さて寝ます。5時起きなんだけどなぁ・・私。 明日が(いや今日)怖いです。
シングルスは負けちゃったから、絶対に勝ってほしかったんです。
今日のモンフィスは、ミスもあったけど ちょっと~、なんなのよ~?!というぐらい強かった・・・。 ロジャーはタイブレーク、、、ホントに強いですね~!!一番最後に決めたボールもぎりぎりのところでした・・・。次はまた、マレーとの対戦ですね!
今日も試合たくさん観て疲れちゃったけど、最後のラファのダブルス勝利でこんな明け方でも、
目はらんらん、、眠気はどっかへいっちゃいました!
ナダル、ダブルス勝ったんですね!よかったですね(^o^) モンフィスに負けてしまって、さぞかしポコさんたちは悲しんでいるに違いないと気になってました。もしかしてコメントが入っているかな~と思い見にきた次第です。 ダブルスはあの後でしたもんね。 よかったよかった。
圭クンのけがは大丈夫なのでしょうか?心配です。
ライブスコアでの観戦だったので、全く知りませんでした。全豪に影響がでなければいいのですが・・。
p.composeさん、おはようございます。。。モンフィスに負けた時は、ショックでショックで、、、
ロジャーの試合が始まってるというのに集中できない状態でした。そのうちに、ラファのダブルスが始まりそうになってきて、、、1セット目1ー6で落としちゃった時はあぁ~、、だめかなぁ?!と半分あきらめていたんですが2セット目はタイブレークまでもつれ込みましたがなんとか取ることが出来ました。手に汗握ったのがその後です。11-9 (ポイント) で競り勝ちましたが、、、心臓ドキドキで・・・!
シングルス負けたすぐ後だったから、勝って本当に嬉しくって、嬉しくって!ライスコなのに、数字見てるだけでウルウルきちゃいました。今日はぜひ優勝してほしい~!気にして下さって、どうもありがとうです。
ロジャーは、またまたマレーですね~。p.composeさんも夜のロジャー戦にむけて、今のうちにちょっとでも休んでおいてく下さいネ~!「寝不足でむしろテンションが高い」・・・私も全くその通りです。
去年と違う圭くんを見せてほしくて、とてもとても痛そうでしたが
なんとか2セット最後までは戦ってくれるように祈りました。
肘をいためながらも、時折会場のテニスファンが目を見張るような素晴らしいショットを
かなり見せていたとおもいます。
私も怪我さえなければ接戦の末マチューに勝っていたとおもいます。
怪我は残念でしたが、また怪我のない体づくりを考えて、次の試合に備えてほしいです。
圭くんが退場するときの会場のわれんばかりの拍手!
マチューは最初から全力で戦い、サーブもするどく、手堅くうまい攻めで勝利をものにしましたが、
観客がこの試合の印象に残ったシーンは錦織選手の数々のミラクルショットでしょう。
試合をするたびにしこりテニスに魅了される人々が増えますね。
私はそのことが一番うれしいです。
昨日はコメントする時間が無かったので、今日ちょっとだけ感想を。
圭くんですが、テニス自体は全然悪くないと思うんです。ちょっと前の日よりミスが多い気がしましたが。けれどマッサージを受けているときの顔は確かに痛そうでしたね。オークランドは確かに心配ですが、圭くんはオフが長かったし、その間試合も出てないですよね。試合勘というものは実際に試合の中でしか取り戻せないと思うので、オークランドの大会に出て全豪に臨むという選択はグッドチョイスだと思います。もちろん、無理ならDEFもあるかもしれませんが。
どなたかが解説で、「錦織は身体ができる前にランキングがあがってしまった」というようなことを言われていました。的を得ているなあと思いました。オークランドの試合を楽しみにしています。
デ杯も楽しみになってきました。