2009年01月21日
Who is Lu?
無名のルーがナルバンディアンをノックアウトしました!
ルー def ナルバンディアン 6-4 5-7 4-6 6-4 6-2
オーストラリアン・オープン Day3のビッグニュースは、イェンスーン・ルーのナルバンディアン打倒です。ルーは台湾出身。とても25才には見えない童顔でセンセーションを起こしました。アジア近辺のチャレンジャーでポイントをかせいで61位となった典型的なアジアの選手ですが、好調のナルバンディアンをノックアウトして、世界をアッと驚かせました。
ナルバンディアンは先週シドニーで優勝したばかりで、コンディションはトップレベルにあったにも拘らず、猛暑のメルボルンではやはりフィットネスが足を引っぱったようです。ロディックは6kg減量してフォットワークが軽く、スタミナもついてきました。ナルバンディアンもやはりGSで戦っていくには、減量が第1の課題ではないかと思います。特に痩せているルーとの対戦では、ナルのふくらみが気になりました。
ルーは1月初旬のホップマンカップで怪我をしており、コンディションが万全ではないにも拘らず、サーヴは実によく決まっていました。それに冷静な判断でナルバンディアンの予想の裏をついた作戦で(バックハンド側にサーヴを入れる)、ブレークポイントを獲得するなど、あらゆる点でナルを上回った試合でした。
以下はルーのインターヴューの概要です。
Q:サーヴがよく決まってましたね。
「ナルバンディアンのバックハンドはベストだというのは皆が知っているから、彼はフォアハンドにサーヴがくるのを予想していたと思う。だから僕は彼のバックハンドにサーヴを入れてみたんだ。バックハンドに6回入れたかな。それが全部ポイントになった。」
Q:普段はどこで練習しているの?
「ドイツでシュトラーのコーチのホルドルフのもとでトレーニングをしています。2003年にプロになってから彼に助けてもらってます。今日もボックス席にいて観てくれてますので、この後彼に会ってミーティングを開きます。」
Q:どうして皆 Randyって呼んでるの?
「学校の英語の授業で、英語の名前をつけることになったとき、選んだ名前がランディーだったんです。外国では僕の名前のイェンスーンが言い辛いので、ニックネームがランディーになっちゃった。」
Q:じゃこれから君のことをランディーと呼んでいいの?
「Yes」
ランディーはいよいよ3回戦に挑戦です。次の対戦相手は21位のロブレド。錦織選手の敗退でアジアの選手がルー一人となってしまったオーストラリアン・オープンですが、ぜひともエイジアンパワーを発揮してがんばってほしいと思います。
ルー def ナルバンディアン 6-4 5-7 4-6 6-4 6-2
オーストラリアン・オープン Day3のビッグニュースは、イェンスーン・ルーのナルバンディアン打倒です。ルーは台湾出身。とても25才には見えない童顔でセンセーションを起こしました。アジア近辺のチャレンジャーでポイントをかせいで61位となった典型的なアジアの選手ですが、好調のナルバンディアンをノックアウトして、世界をアッと驚かせました。
ナルバンディアンは先週シドニーで優勝したばかりで、コンディションはトップレベルにあったにも拘らず、猛暑のメルボルンではやはりフィットネスが足を引っぱったようです。ロディックは6kg減量してフォットワークが軽く、スタミナもついてきました。ナルバンディアンもやはりGSで戦っていくには、減量が第1の課題ではないかと思います。特に痩せているルーとの対戦では、ナルのふくらみが気になりました。
ルーは1月初旬のホップマンカップで怪我をしており、コンディションが万全ではないにも拘らず、サーヴは実によく決まっていました。それに冷静な判断でナルバンディアンの予想の裏をついた作戦で(バックハンド側にサーヴを入れる)、ブレークポイントを獲得するなど、あらゆる点でナルを上回った試合でした。
以下はルーのインターヴューの概要です。
Q:サーヴがよく決まってましたね。
「ナルバンディアンのバックハンドはベストだというのは皆が知っているから、彼はフォアハンドにサーヴがくるのを予想していたと思う。だから僕は彼のバックハンドにサーヴを入れてみたんだ。バックハンドに6回入れたかな。それが全部ポイントになった。」
Q:普段はどこで練習しているの?
「ドイツでシュトラーのコーチのホルドルフのもとでトレーニングをしています。2003年にプロになってから彼に助けてもらってます。今日もボックス席にいて観てくれてますので、この後彼に会ってミーティングを開きます。」
Q:どうして皆 Randyって呼んでるの?
「学校の英語の授業で、英語の名前をつけることになったとき、選んだ名前がランディーだったんです。外国では僕の名前のイェンスーンが言い辛いので、ニックネームがランディーになっちゃった。」
Q:じゃこれから君のことをランディーと呼んでいいの?
「Yes」
ランディーはいよいよ3回戦に挑戦です。次の対戦相手は21位のロブレド。錦織選手の敗退でアジアの選手がルー一人となってしまったオーストラリアン・オープンですが、ぜひともエイジアンパワーを発揮してがんばってほしいと思います。
投稿者 Tennisnakama 23:56 | コメント(7)| トラックバック(0)
書くペースが上がって毎日複数の記事を投稿していますが、気にしないで飛ばし読みをしてください。書きたいときに書いてますので無理はしていませんので。睡眠を削ってまでして書いてはおりませんが、観戦のために超睡眠不足なのは確かです。前回は風邪をひいていたのでダウンしてしまいましたが、今のところは大丈夫。でも過信しないで観戦もほどほどにしたいと思ってます。皆さんも体には気をつけて。
杉山選手の試合から始まり(祝3回戦!)、フェデ、デルポ、ロディック戦などを観ましたが、今日1番おもしろかったのは、このルーvsナンバルディアン戦でした。
ルー、改めランディー選手はショット・サーブなど全てが絶好調って感じでしたね。
対して、ナンバル選手は相手に先手を打たれっぱなしで、ポイントも取れなかったですが、「まだまだ、これから」って初めは余裕らしき雰囲気を醸し出していたんですが…終盤はイラだって雄たけびをあげていました。ランディー選手の好調なプレーの前に、後手にまわってしまったんでしょうか。それとも体調が悪かったのか…噂のお腹のでっぱりぐあいに目がいってしまいましたが…
とにかく、ランディー選手が凄すぎました!
杉山選手と共に3回戦、頑張ってもらいたいです!
そして最後の締めの試合は、常々お噂をお聞きしていたトミック選手。楽しみにしてました!
勝手に想像していたイメージとは違って、本人もプレースタイルもスマートって印象でしたよ。
でも16才で、GSで、しかも地元の大観客の前で、試合序盤の落ち着きっぷりは、とんでもない心臓を持った青年ですね!これで体ができてきたら…末おそろしいです。
試合は復調したミュラー選手に負けてしまいましたが。
唯一、これから成長する過程で心配といったら、彼の場合は…お父さんですかね。(笑)
今日1日、テニス観戦しまくって思ったことは、
tennisnakamaさんは日々これを記録して、記事にして、掲載してくれているのかということです。
しかもご奉仕で!本当にありがとうがざいます!!深く感謝します。
tennisnakamaさんこそ、体調崩したばかりなんですから、お気を付け下さいね。
最初は、錦織選手が負けたのに彼が勝ち残ったら、ランキングで抜かされてしまう~、という気持ちでナルバンディアン選手を応援していましたが(何て勝手な願望)、LU選手があまりにも素晴らしいので(プレーもそうですが、態度が紳士なんです!)試合中盤からすっかりファンになってしまいました。ナルバンディアン選手がすぐカッカしてしまうのに対して、とても冷静で、マナーも良くて、それでいてガッツポーズする時はすごく力強くてかっこ良い、、思わず惚れそうになりましたよ。。錦織選手のような華やかさはないけれど、充分人を引き付ける魅力のある選手ですね。同じアジア人として、錦織選手と同じくらい応援したいです!ATPツアーでも充分活躍できると思うので、今年はもっと上をめざしてがんばって欲しいです。
ストリーミング様サマです。アメリカではテニスチャンネルとESPNの2局でほぼ24時間ぶっとうしで生中継と再放送をしてくれてますが、それでも主な選手だけですので、錦織選手の試合などはストリーミングでないと観れませんでした。
ルー選手は清々しい感じでとても好感がもてますね。今日ナダルと対戦したクロチア人のカラヌシッチの態度(ラケットを投げるわ、怒鳴り続けるわで解説者全員があきれ果てていました)と正反対。スポーツは勝って官軍の勝負の世界ですが、やっぱりこのような態度はいただけません。ルー選手にぜひがんばってもらいたいと思います。
慮選手についてですけど、彼は日本リーグのソニーに所属していて、今年の第一ステージにも出場しています。
第二ステージ(先週ありました)は、全豪出場中なので、出ていませんが、決勝トーナメントには出場すると思います。
アジアのチャレンジャー中心に活動していますが、昨年の北京オリンピックではベスト16までいってます。グランドスラムも毎回でています。
慮選手のチームメイトと知り合いなので、話を聞いてみたら、とてもさわやかないいヤツだよっていってました。
日本リーグのソニーに所属していて、日本のチャレンジャーにもよくでている慮選手をもっともっと応援してあげてほしいです。