2009年04月07日
マレーが優勝しました!
ソニーエリックソンのマスターズ決勝は、マレーがジョコヴィッチに6-2, 7-5で優勝しました。マイアミ大会は the 5thグランドスラムとも呼ばれ、マスターズの中でもプレスティージの高い大会ですが、マレーは25年ぶりに優勝の栄誉をイギリスにもたらしました。
マレーはこの優勝は今年で3度目。ドーハでフェデラーを、ロッテルダムでナダルを、このマイアミでジョコヴィッチを破っていますので、トップ3をすべて打倒したことになります。
「どのトーナメントに勝っても自信が増すが、グランドスラムに次ぐマスターズ1000は勝つのがとてもむずかしい大会だけに、この優勝はグランドスラムへの自信につながる。」
マレーは記者会見でこの優勝の重要さを語っています。彼はハードコートを得意とするだけに、この快挙は本当に嬉しそうです。しかしこれからクレーのシーズンが始まり、マレーの過去のクレーの成績は11勝14敗ですので、苦手なクレーにどのように対応していくかが、今後のマレーの課題となります。
シーズンオフの間、マイアミで(マレーは家をもっています)マイアミ大学の施設を使ってトレーニングに励んだだけあって、彼のフィットネスレベルが上がったことも優勝の大きな原因となりました。
「アンディはコートでの動きがずっとよくなっている。昔とれなかった球を今は返球できている。」とジョコヴィッチはマレーのフィジカルの向上を指摘しています。特に感じたのは、バックに大きく振られても、球に追いつきしっかりと両手でリターンできるバックハンドが強力な武器になってきました。
「アンディはディフェンスからオフェンスへのスウィッチがうまく、多分世界一だと思う。」とジョコヴィッチが述べています。今まではペースを変え相手のリズムを崩すことに重きをおいていたマレーのテニスに、加わったこのオフェンス力は相手に決定的なダメージを与える武器となってきています。
第1セットは、マレーがオフェンスに切り替えないうちに攻撃をと、ジョコヴィッチの勝ち急ぎが裏目に出た試合だったように思います。
第1ゲームですでにマレーにブレークされてしまったジョコヴィッチは、フォアハンドで2本、バックで1本のミスをおかしています。いずれもラリーを続けないで勝ち急ぎを狙ったエラーです。
逆にマレーは冷静でサーヴもよく、二つのサーヴィスゲームをいずれも40-0でジョコヴィッチにブレークの隙を与えることなく完封。ジョコヴィッチは固くなっているようで、なかなかリズムがつかめません。第3ゲームもジョコヴィッチはダブルフォルトやスウィングヴォレーのミスの連続で、またもやブレークを許してしまいます。
第7ゲーム(Murray vs Djokovic: 5-1)のジョコヴィッチのサーヴです。ネットダッシュしたジョコヴィッチは、マレーのパッシングショットに合いポイントを失って、プレークポイントを迎えます。しかしジョコヴィッチはサーヴィスウィナーをとってデュースへと挽回。ブレークを逃れた安堵感からか、ストロークがのびのびと自由になって、ジョコヴィッチの得意のフォアのインサイドアウトでウィナーをとりました。最後はジョコヴィッチのドロップショットが成功して(ラッキーにもネットからマレーのコートへ)、やっと運がジョコヴィッチに向いてきたようにみえたのですが。
最後の第8ゲーム(5-2)では、ドロップショットに気をよくしたジョコヴィッチは、2度ドロップショットで挑戦。しかしマレーの足は驚くほど速く、いずれもマレーに得点され、第1セットは6-2でマレーの快勝となりました。
第2セットでは、ジョコは固くなっているのか、最初のサーヴをダブルフォルト。さかんにネットダッシュしますが、中途半端でマレーはパッシングショットのウィナーの嵐に合います。(それにしてもマレーのパッシングショットは昔のフェデラーを彷彿とさせるほど見事です。)ブレークポイントから何とかデュースに戻したジョコヴィッチは、またもやダブルフォルト。第1ゲームから、早々に再びブレークを許してしまったジョコヴィッチはトレーナーを呼びました。
「またか!」これは多分皆が抱いた印象だったと思います。過去にいろいろタイムアウトやリタイアが多い彼に、Quitterと不名誉なニックネームがついてしまったのは残念なことですが、今回はどうやら暑さのために「体が動かない」ということが理由だったようです。でもトレーナーは暑いからといわれてもどうしようもなく、思わず解説者も苦笑。これでジョコヴィッチは体を休めることができましたが、私はやはりこのタイムアウトの取り方は、「やっぱりね」と思わせるマイナスの効果の方が大きかったように思います。
次の第2ゲーム(1-1)では,元気を回復したジョコヴィッチはアグレッシヴなウィナー狙いが成功してマレーをブレークしてしまいました。このタイムアウトで調子が狂ったのは、タイムアウトで待たされたマレーです。第4ゲーム(1-2)では、スライス、フォア、バックにエラーが生じてきてマレーは新しいラケットに替えましたが、マレーは勝ち急いで再びブレークされてしまいました。
第6ゲーム(1-4)マレーのサーヴです。ここでジョコはブレークを狙って猛然とラリーが続きます。二人はベースラインからサイドラインを狙ったスーパショットを続けます。このゲームは、マレーのエース2本、ジョコのリターンエース2本など、二人はガッツのある最高のパーフォーマンスをみせてくれました。
お互いにサーヴィスゲームをホールドしながら、試合を決定した第9ゲーム(3-5)を迎えます。ジョコのサーヴィスゲームでこれに勝てば、第3セットとなる重要なゲームです。すでにジョコは31のエラーをおかしていますので(マレーは16)、マレーへのフリーポイントは厳禁です。スコアはAd-40。あと1ポイントでジョコの第2セットの勝利です。ここでジョコはまたもやダブルフォルトをおかしてしまいました!このダブルフォルトは5本目です。このダブルフォルトは大きい。これが影響してか、2度つづけてジョコはミスをおかしてブレークチャンスを逃してしまいました。最近のジョコはこのような重要なポイントがとれずゲームを落としていることがあります。セルビアオープンも近く、両親と家族がそろってボックスに入って応援していましたが、これも案外大きなプレッシャーだったのでは。
ここからはジョコの負け戦のスピードが加速して行きます。第11ゲーム(5-5)ジョコヴィッチのサーヴです。このサーヴィスゲームは絶対にホールドしなければなりません。ジョコはアグレッシヴにネットダッシュを重ねますが、プレッシャーが強すぎたのか、いずれもネットにかけてしまい2ポイントを落とします。
0-40のブレークポイントで、マレーは見事なバックハンドのクロスウィナーを決めてジョコをブレークしました。
最終ゲームとなった第12ゲームはマレーがジョコの追随を許さず、ネットダッシュしたジョコのヴォレーがロングしてマレーの優勝が決定しました。この第2セットはジョコが勝てたセットだっただけに、「最大の敵は自分だった」とジョコが述べているように、このような負け方をしてしまったジョコには大きな悔いが残ったと思います。
最近ポッキリ病(肝心なところでポッキリと折れてしまう)が流行っているのか、フェデラーやジョコヴィッチの感染が気になります。それにしても、一時リズムを失ったものの、すぐ取り戻してすばらしいcontrolled aggressionで勝利をおさめたマレーのメンタルは見事でした。もうチンタラ・テニスなどと悪口は言いません。
この試合でサーヴィスゲームの興味深いスタッツがあります。
第2セットですが、7-5でマレーが勝っているにも拘らず、マレーの1stサーヴの確率が52%でジョコの61%よりもかなり低いのです。しかし獲得したポイント数は、マレーが15ポイント、ジョコが16ポイントでほとんど変わっていません。要するに1stサーヴの確率も重要ですが、もっと重要なのは1stサーヴでとったポイントの数です。つまり問題はサーヴのクウォリティーなのです。第2セットのリターンゲームのポイントも、マレーは24ポイントをとって、ジョコの18ポイントをかなり上回っています。これはマレーのリターンがすばらしかったことを物語っています。
4月11日からクレー最初のマスターズのモンテカルロ大会が始まりますが、フェデラーを除いてほとんどの選手が勢揃いします。十分休養をとったナダルの華麗なクレーテニスが堪能できますね。
(tennisnakamaからお願いです。)
このブログはいわゆる私のテニスエッセーといった形をとっておりますので、テニスのニュースや論説の記事ではありません。事実には忠実でありたいと努めていますが、あくまでもtennisnakamaの眼を通して書いています。表現方法もジャーナリズムでは使わない主観的な用語をわざと使う場合があります。
例えば「フェデラーよ!これが最後のチャンスです!」この場合は文字通りの「最後」ではなく、ここではもう訪れないかも知れないチャンスを強調したくてわざと使っています。日常よく使う「これが最後だからね」あの感じです。
「ナダル帝国」もしかりです。彼は2008年にNo.1の座を勝ち取りテニス界の王者です。その彼の存在を帝国と表現したのは、これから大帝国を建設しつつあるナダルの勢いをも含めて表現したかったので、この表現が間違ってるのかどうかと言う問題になると、帝国の定義から始めなくてはなりません。
言葉の表現にはliteral (文字通り)とfigurative (比喩)がありますが、必ずしもliteralに書いておりませんので、行間のニュアンスをご理解いただければと願います。このブログはエッセーとして、テニスの事実には厳しく、しかし表現に関してはおおらかでありたいと願ってますので、大目にみていただければ幸いです。
マレーはこの優勝は今年で3度目。ドーハでフェデラーを、ロッテルダムでナダルを、このマイアミでジョコヴィッチを破っていますので、トップ3をすべて打倒したことになります。
「どのトーナメントに勝っても自信が増すが、グランドスラムに次ぐマスターズ1000は勝つのがとてもむずかしい大会だけに、この優勝はグランドスラムへの自信につながる。」
マレーは記者会見でこの優勝の重要さを語っています。彼はハードコートを得意とするだけに、この快挙は本当に嬉しそうです。しかしこれからクレーのシーズンが始まり、マレーの過去のクレーの成績は11勝14敗ですので、苦手なクレーにどのように対応していくかが、今後のマレーの課題となります。
シーズンオフの間、マイアミで(マレーは家をもっています)マイアミ大学の施設を使ってトレーニングに励んだだけあって、彼のフィットネスレベルが上がったことも優勝の大きな原因となりました。
「アンディはコートでの動きがずっとよくなっている。昔とれなかった球を今は返球できている。」とジョコヴィッチはマレーのフィジカルの向上を指摘しています。特に感じたのは、バックに大きく振られても、球に追いつきしっかりと両手でリターンできるバックハンドが強力な武器になってきました。
「アンディはディフェンスからオフェンスへのスウィッチがうまく、多分世界一だと思う。」とジョコヴィッチが述べています。今まではペースを変え相手のリズムを崩すことに重きをおいていたマレーのテニスに、加わったこのオフェンス力は相手に決定的なダメージを与える武器となってきています。
第1セットは、マレーがオフェンスに切り替えないうちに攻撃をと、ジョコヴィッチの勝ち急ぎが裏目に出た試合だったように思います。
第1ゲームですでにマレーにブレークされてしまったジョコヴィッチは、フォアハンドで2本、バックで1本のミスをおかしています。いずれもラリーを続けないで勝ち急ぎを狙ったエラーです。
逆にマレーは冷静でサーヴもよく、二つのサーヴィスゲームをいずれも40-0でジョコヴィッチにブレークの隙を与えることなく完封。ジョコヴィッチは固くなっているようで、なかなかリズムがつかめません。第3ゲームもジョコヴィッチはダブルフォルトやスウィングヴォレーのミスの連続で、またもやブレークを許してしまいます。
第7ゲーム(Murray vs Djokovic: 5-1)のジョコヴィッチのサーヴです。ネットダッシュしたジョコヴィッチは、マレーのパッシングショットに合いポイントを失って、プレークポイントを迎えます。しかしジョコヴィッチはサーヴィスウィナーをとってデュースへと挽回。ブレークを逃れた安堵感からか、ストロークがのびのびと自由になって、ジョコヴィッチの得意のフォアのインサイドアウトでウィナーをとりました。最後はジョコヴィッチのドロップショットが成功して(ラッキーにもネットからマレーのコートへ)、やっと運がジョコヴィッチに向いてきたようにみえたのですが。
最後の第8ゲーム(5-2)では、ドロップショットに気をよくしたジョコヴィッチは、2度ドロップショットで挑戦。しかしマレーの足は驚くほど速く、いずれもマレーに得点され、第1セットは6-2でマレーの快勝となりました。
第2セットでは、ジョコは固くなっているのか、最初のサーヴをダブルフォルト。さかんにネットダッシュしますが、中途半端でマレーはパッシングショットのウィナーの嵐に合います。(それにしてもマレーのパッシングショットは昔のフェデラーを彷彿とさせるほど見事です。)ブレークポイントから何とかデュースに戻したジョコヴィッチは、またもやダブルフォルト。第1ゲームから、早々に再びブレークを許してしまったジョコヴィッチはトレーナーを呼びました。
「またか!」これは多分皆が抱いた印象だったと思います。過去にいろいろタイムアウトやリタイアが多い彼に、Quitterと不名誉なニックネームがついてしまったのは残念なことですが、今回はどうやら暑さのために「体が動かない」ということが理由だったようです。でもトレーナーは暑いからといわれてもどうしようもなく、思わず解説者も苦笑。これでジョコヴィッチは体を休めることができましたが、私はやはりこのタイムアウトの取り方は、「やっぱりね」と思わせるマイナスの効果の方が大きかったように思います。
次の第2ゲーム(1-1)では,元気を回復したジョコヴィッチはアグレッシヴなウィナー狙いが成功してマレーをブレークしてしまいました。このタイムアウトで調子が狂ったのは、タイムアウトで待たされたマレーです。第4ゲーム(1-2)では、スライス、フォア、バックにエラーが生じてきてマレーは新しいラケットに替えましたが、マレーは勝ち急いで再びブレークされてしまいました。
第6ゲーム(1-4)マレーのサーヴです。ここでジョコはブレークを狙って猛然とラリーが続きます。二人はベースラインからサイドラインを狙ったスーパショットを続けます。このゲームは、マレーのエース2本、ジョコのリターンエース2本など、二人はガッツのある最高のパーフォーマンスをみせてくれました。
お互いにサーヴィスゲームをホールドしながら、試合を決定した第9ゲーム(3-5)を迎えます。ジョコのサーヴィスゲームでこれに勝てば、第3セットとなる重要なゲームです。すでにジョコは31のエラーをおかしていますので(マレーは16)、マレーへのフリーポイントは厳禁です。スコアはAd-40。あと1ポイントでジョコの第2セットの勝利です。ここでジョコはまたもやダブルフォルトをおかしてしまいました!このダブルフォルトは5本目です。このダブルフォルトは大きい。これが影響してか、2度つづけてジョコはミスをおかしてブレークチャンスを逃してしまいました。最近のジョコはこのような重要なポイントがとれずゲームを落としていることがあります。セルビアオープンも近く、両親と家族がそろってボックスに入って応援していましたが、これも案外大きなプレッシャーだったのでは。
ここからはジョコの負け戦のスピードが加速して行きます。第11ゲーム(5-5)ジョコヴィッチのサーヴです。このサーヴィスゲームは絶対にホールドしなければなりません。ジョコはアグレッシヴにネットダッシュを重ねますが、プレッシャーが強すぎたのか、いずれもネットにかけてしまい2ポイントを落とします。
0-40のブレークポイントで、マレーは見事なバックハンドのクロスウィナーを決めてジョコをブレークしました。
最終ゲームとなった第12ゲームはマレーがジョコの追随を許さず、ネットダッシュしたジョコのヴォレーがロングしてマレーの優勝が決定しました。この第2セットはジョコが勝てたセットだっただけに、「最大の敵は自分だった」とジョコが述べているように、このような負け方をしてしまったジョコには大きな悔いが残ったと思います。
最近ポッキリ病(肝心なところでポッキリと折れてしまう)が流行っているのか、フェデラーやジョコヴィッチの感染が気になります。それにしても、一時リズムを失ったものの、すぐ取り戻してすばらしいcontrolled aggressionで勝利をおさめたマレーのメンタルは見事でした。もうチンタラ・テニスなどと悪口は言いません。
この試合でサーヴィスゲームの興味深いスタッツがあります。
第2セットですが、7-5でマレーが勝っているにも拘らず、マレーの1stサーヴの確率が52%でジョコの61%よりもかなり低いのです。しかし獲得したポイント数は、マレーが15ポイント、ジョコが16ポイントでほとんど変わっていません。要するに1stサーヴの確率も重要ですが、もっと重要なのは1stサーヴでとったポイントの数です。つまり問題はサーヴのクウォリティーなのです。第2セットのリターンゲームのポイントも、マレーは24ポイントをとって、ジョコの18ポイントをかなり上回っています。これはマレーのリターンがすばらしかったことを物語っています。
4月11日からクレー最初のマスターズのモンテカルロ大会が始まりますが、フェデラーを除いてほとんどの選手が勢揃いします。十分休養をとったナダルの華麗なクレーテニスが堪能できますね。
(tennisnakamaからお願いです。)
このブログはいわゆる私のテニスエッセーといった形をとっておりますので、テニスのニュースや論説の記事ではありません。事実には忠実でありたいと努めていますが、あくまでもtennisnakamaの眼を通して書いています。表現方法もジャーナリズムでは使わない主観的な用語をわざと使う場合があります。
例えば「フェデラーよ!これが最後のチャンスです!」この場合は文字通りの「最後」ではなく、ここではもう訪れないかも知れないチャンスを強調したくてわざと使っています。日常よく使う「これが最後だからね」あの感じです。
「ナダル帝国」もしかりです。彼は2008年にNo.1の座を勝ち取りテニス界の王者です。その彼の存在を帝国と表現したのは、これから大帝国を建設しつつあるナダルの勢いをも含めて表現したかったので、この表現が間違ってるのかどうかと言う問題になると、帝国の定義から始めなくてはなりません。
言葉の表現にはliteral (文字通り)とfigurative (比喩)がありますが、必ずしもliteralに書いておりませんので、行間のニュアンスをご理解いただければと願います。このブログはエッセーとして、テニスの事実には厳しく、しかし表現に関してはおおらかでありたいと願ってますので、大目にみていただければ幸いです。
投稿者 Tennisnakama 01:20 | コメント(20)| トラックバック(0)
昨年2月の「ロディックが見ていた!」にコメントありがとうございました。(古いのを読んでいただき感激です。しかしコメントはテーマが違っていても結構ですので、できるだけ最新の記事に書いていただければ嬉しいです。そうすると皆さんにも読んでいただけますので)ジュニアのトーナメントでは今、インドのユキ君が1位。3位と4位が台湾のヤングとフアンです。アジアが頑張っていますので将来が楽しみです。日本ジュニアでワールドランキングのトップは19位の関口しゅういち君(17歳)。がんばってほしいですね。
始めまして。tennisnakamaさんのブログを見つけてから、ほとんど毎日読ませていただいています。
私にとっては、既に、1日1回(特に今回の準決勝後は1日に何回も!)の大きな楽しみになっています。今回の記事に、言葉の表現について書いてありましたが、私は、どの記事においての表現もいやだと感じたことはありません。それは、やはりtennisnakamaさんの選手に対する深い愛情が感じられるからでしょう。これからも、感じる通りに、思うことを自由な表現で書いて下さい。それを何より楽しみにしています!!
おやさしいお言葉ありがとうございます。ガンガン言っている割には、センシティヴなところがあり、結構気にしてしまうので、ブログの大局をご理解願えれば嬉しいです。しかし明らかな事実の誤りや表現がおかしい場合はどんどん指摘してください。(例えばかつて汚名挽回と書いて指摘していただいたことがあります。急いで書いてますので、汚名返上と名誉挽回が一緒になってしまいました。こういう誤りはいろいろおかしていると思いますので)
もちろん記事に関する感想はじゃんじゃんと書いていただきたいと思います。できるだけ燃え尽きないように楽しんで書こうと思っておりますので、これからもよろしくお付き合いください。
これからも今までどおり、続けてください。楽しみにしてます。それにしても、フェデラー、大丈夫でしょうか。私も応援しているのですけど、ああ、全仏、ウィンブルドンが迫ってますよ~。
ありがとうございます。少し気が楽になりました。これから過激な表現も(ユーモアを含めて)やってみようかなと考えています。気乗りのしないテーマのときは、特に感情を入れないとなかなか筆が進まないものですから。眼に余れば見て見ぬ振りをしてください。
さて、フェデラーですが、地元のバーゼル紙が半ばフェデラーのことはあきらめたような記事を書いていると夫は言っています。赤ちゃんができてしまうと、プライオリティーが変わってくる(つまり勝てなくなる)というもので、それは一理あたっているかもしれません。しかし大きくはずれているかもしれません。この子のために歴史で最強の選手になるという目的がクリアになり、そのゴールに向かって猛進してくれるとよいのですが・・・1位の座から降りてしまったサンプラスは、GSのタイトルで引退の花道を飾りたいと願って2年頑張りました。その間に結婚、奥さんは妊娠。でもトップ選手に負けながらもまだ自分は勝てるという信念を捨てなかったのです。そしてUS Openで最後の14個目のタイトルをとって、すっぱりと見事に引退しました。勝てなかった2年間は辛かったです。でも最後までまだ自分は勝てるという信念と自信が、2年の長いいばらの道に耐える勇気と忍耐を与えくれたのだと思います。いつもサンプラスと比較してしまいますが、本当にそれは辛い道のりだったのです。
いつも楽しみに拝見させていただいています。マレー大ファンの私としましては、「チンタラ・テニス」
は無しということを聞いて、ホッとしています。(^o^)
確かに決勝ではディフェンスとオフェンスのタイミングがわかりやすく、見ていて楽しかったです。
リターンの安定感と頭脳的なプレーがますます好きになりました。まだまだヒョロヒョロの頃から応援していますが、本当に体が大きくなった様でうれしくなっています!!
これからも目が離せません。これからのクレーシーズンをどう乗り越えるのか楽しみです。
tennisnakamaさんの表現はわかりやすいし、面白いと思いましたよ。「チンタラ・・・」も含めて。
マレーファンというと首を傾げられることが多いのですが、好みも十人十色、感じ方も同じくで、
心地よく記事を読ませていただいている方もたくさんいますから、これからも楽しみにしていますよ。
マレー絶好調ですね。まるで昨年のジョコビッチみたい...そうなのです。昨年の今、ジョコビッチも絶好調でした。でも、今は...少なくとも昨年ほどの強さは見られません。
さぁ、マレーは来年の今頃どうなっているでしょうか?
今日は初めての方からの励ましが多くで嬉しいです。元気が出てきます。それにしてもマレーが昔から好きだったとは。なかなか先見の明がありますね。私は彼のすぐ側でじーっとプラクティスを見ていましたが、結構おとなしいタイプですね。ベンチに座って一人でじっと黙っていてもそれが不自然でないタイプ(いつもおしゃべりしていないと落ち着かないタイプと違って)だということが分かりました。どおりでブラッド・ギルバートとはうまくいかなかったのか分かったような気がします。
bibinbaさん、
これくらい実力が拮抗してくると、ちょっとしたことでも試合に影響が出て決定的な結果に終わることが多いみたいですね。いつも力100%を出し切らないと勝てなくなってきているトーナメントは、選手にとって極限との戦いを毎回やっているようで本当に大変だと思います。ジョコは5月のセルビアまでは身辺がガタガタしていて、集中できないかもしれませんね。それにしてもフィットネスの問題が今後の最大の問題でしょうね。
私もTennisnakamaさんの表現はとっても好きです♪ 根底にテニスへの愛情がありますからね。シビアな事をいっても全く気になりません。「ですよね」と思えば賛同するし、「そうか?」と思えば反論です(笑) 去年フェデラーが負け始めてメソメソしている私を随分勇気づけて下さいました。
「フェデラーこれが最後」は私も過剰に反応したわけではなく「言われちゃったな~困っちゃうなぁ。ヤレヤレ」といったところでしょうか。「ナダル帝国」もマスコミはフェデラーを帝王とか普通に使っていたんですから・・「マッケンロー帝国」「ボルグ帝国」「ベッカー帝国」(表現が帝国だったか帝王だったか忘れましたけど)、、、ちょっと笑えました。いったいどれだけ独立国があるんだ!テニス界!とPCに突っ込みです。この帝国は同時期ではないから、いっぱいあるわけじゃないのね。年表ができそう・・。
私はテニスの話をしたくて、よくブログというものを知らずに始めましたが、続けてよかったと思います。いろいろ落ち込んでは書いてきましたので、このブログで知り合えた方々には本当に助けていただきました。お互いいいたいことを言っても本心が分かっているので、気を使わない仲間が増え嬉しく思います。皆ある意味ではお山の大将♪ tennisnakama帝王♪p.compose帝王♪ テニス界のように王者同士が皆仲良く共存です♪♪♪ ウヒョ♪ グビッ♪
今ワインで頭が回転中#%*?
それが楽しみで私はここを訪れてますし。
あたりさわりのないコメントや事実だけの情報がほしいなら、ATPのサイトや他のテニス情報系のサイトを見ます。
tennisnakamaさんが生で見聞きしたり、いろんな情報源と過去からの蓄積に基づき、個人的な強い思い入れが加わって生まれるtennisnakamaさん独自のインサイトだからこそ、ユニークであり付加価値が高いんだと思います。
まだ広く一般的にコンセンサスが得られていない内容を展開することは「過激」に映るかもしれませんが、それが「先見」だったりするんじゃないでしょうかね。「暴論」と紙一重かもしれませんが・・・。
でも好きです、そういうことが言える人って。
もう少し、 ナダルにも1位にいさせてあげてよ~、とちょっと いいたかったでけです。 自分の目をとおして、 いままでどうりの テニスエッセーをお願いしますね。 わたしは フェデラーも好きです。(ロペスが一番 イケメンだと思いますが) 今年一年、もしも フェデラーがGSもとれずにいたら、 フェデラーを応援しよう。 マッケンローの解説が わたしは好きです。 彼はとても頭がいいし、フェデラーにいいアドバイスが与えられるかもしれませんね。
私もこのブログに出会ってテニスの奥深さや楽しさを堪能してます。
何よりtennnisnakamaさんのコメントで素敵だなと思うのは、ご自分の考えを公平な視点で分析しようとしていることです。テニス以外の話になりますが、12月の記事、「罪人からメリークリスマス」のような記事はとても興味深く、色々な意見があなたを悩ませたと思いますが、私はこうした個人の視点で公正に、またあなたが現実に生きている環境(生活)を静かに眺めて考えを述べていただけるのは、小さな国の小さな町で一生を終える私には目の覚めるような思いです。誰にも考えや意見があって、それを述べる自由があります。その考えが他人への配慮や公正さをもとに述べられているならば、私は考えが違っていてもその「差異」を一度自分の中に受け入れたいと思います。もし私がtennisnakamaさんだったら....と考えてみる、みたいな。言葉は同じ単語でも一人一人受け取り方が違います。そのひとつだけを取り上げて全てを判断してしまうと、他人との差異を否定してしまうような気がします。誰も同じ人はいないのですから。私はtennniasnakamaさんの書く記事やコメントのベースには、その人を理解しようとする愛情みたいなものがあるから、選手の人となりやゲームの臨場感が伝わるのだと思います。これからも変わらず書き続けてください。楽しみにしています。
ナダルもそうだと思うけど、マレーのあんなに強固なディフェンス力に、オフェンス力が加わって、しかも強いメンタルを持つ。本当につけいる隙がない選手になってきたんですね!まだ21歳、楽しみですね!!
tennisnakamaさんの記事、たとえどんな批判的な記事だとしても、その底辺には私はテニスへの愛情、選手へのエールがあることが分かるので、どんな表現も楽しく読ませてもらっています。
最近はフェデラーの試合で叱咤激励の記事が多くなってますよねっ(^v^;) 負けちゃってもいつもどーしても甘ーくなっちゃう私の気持ちを、ピリリと引き締めてくれる大切な存在です。厳しい言葉の中にも愛がこもっていて大好きですよ!これからもよろしくお願いしますね!!
こりおさん、
「先見」と「暴論」は紙一重。まさにそうですね。これは私の目指すところでありますので、恐れないでこれからは少しお上品に暴れてみます。
toranekoさん、
(tennisnakamaからのお願い)を書いたのは、私のスタンスを理解していただきたかったからで、遠慮して正直なコメントが聞けなくなるのは私の意図するところではありませんので、歯にきぬを着せないコメント期待しています。
クマ太郎さん、
ニューヨークに住む私の原点は、「その人の立場に自分の身をおく」ことから始まります。そしてできるだけいろんな経験をすることによって理解を深めるようにしていますが、肉親に応用するのは無理。修行がまだまだ足りません。でも様々な価値観が共存するNYのような所に長く住んでしまうと、日本やヨーロッパには住めなくなってきている自分を感じます。
pandiniさん、
今日は古いテニス仲間とフェデラーの話で盛り上がりました。彼は絶対ゲイだ、と断言する友達の言い分を聞いていると、「ウム」(あのオリンピックのダブルスの優勝時のヴァヴリンカとのホモっぽい仕草は、こちらではずいぶんと騒がれました。)ゲイでも子供はつくれますので、ゲイの噂はまだ結婚をしていないのでくすぶり続けています。この二人早くけじめをつけてほしい!
ミルカとはサンプラスの記録に追いついたら結婚するつもりなのでは?(GS15までは時間かかりすぎると思うけど) 私はずっとそう思ってました。ゲイじゃないよ~Tennisnakamaさん!(これは反論!)
テニス界最大のゴシップかも。
ダメダメ~!そういうことは乙女心(誰?)が傷つきますから!
まあずっと独身男性でいてくれるならそれも悪くはないけど~♪(笑)
よりによってフェデラーのゲイ話なんて...
僕が入学式行っている間に、なんて話をしてくれてるんですか~
しかも、皆さんなんか不思議と食いつき良いですね、この話題。