2009年05月26日
フェデラーとナダルの記者会見
前号の『全仏オープンの初日』をまだ読まれていない方は、まずそちらから目を通してくださいね。
今日はナダルとフェデラーの初戦の日。彼らの試合を観ましたが、二人とも始めはなかなか調子がでないようで苦労していたようでした。試合の分析は来週の後半あたりから書き始めますが、とりあえず今日は二人の記者会見の模様をお伝えします。 記者会見の全文を翻訳したものではありませんが、結構いろんなことをしゃべってくれてますので、下手な試合の記事よりは面白いと思います。
Nadalの記者会見から:
http://www.rolandgarros.com/en_FR/news/interviews/2009-05-25/200905251243265052718.html
NADAL def Daniel: 75, 64, 63
Q:今日はどうしてピンクなの?
ナダル:知らないよ。先週は2週間白と黄色だったよ。同じウェアを着るよりもときどきは変えたほうがいいだろう。No?
Q:試合の最初の頃はもたついていたようだけど特別な理由でも?
ナダル: ローランギャロスはいつもむずかしい。最初は特にね。いつも始めのころは自分の調子があまり出ないんだ。今までの過去の4年間をみてもそうだった。でも大切なことはポジティヴなメンタルを持つことだ。3セットで勝てたということが大切なことなんだ。でも3セット目から大分よくなってきたから、調子を上げていっているということが大切なんだ。
Q:サントロは今年で20年のキャリアになりますが、彼についてどう思いますか?
ナダル:彼はカリスマがあって伝説的な選手だ。両手のフォアハンドや彼独特のテニスのスタイルなど、僕たちのモデルでもある。20年のキャリアはファンタスティックだ。僕たちもそれくらい長いキャリアをもちたいと皆願っている。
Q: 対戦者のダニエルについて?
ナダル:そうね。バックハンドの方がフォアハンドよりいいかな。今日は僕がちょっと甘すぎたみたい。
Q:昨年の全仏とくらべて今年のフィットネスの具合は?
ナダル: 一年前のことだから覚えていないよ。昨年は最初はよいプレーができてなかった。でもだんだんよくなってきたけど。今年はよいスタートとは言えないなあ。でもやっているうちに徐々に調整してうまくプレーできるようになればと願っていまる。
Q: 今どこの調子がもう一つだと?
ナダル: 今日は足がよくなかった。フォットワークがもう一つだった。うまくプレーできていると、フィーリングできちんと対応できるだけれど、今日はショートボールを返したり、ショットがあまり正確ではなかった。クリアでニートなショットメイキングを上達させる必要がある。
僕の場合はもっと長く打つ必要があるんだ。長くラリーをやらないでもクリアなショットができるようにならなければ。
(tennisnakama:ナダルを打倒するにはラリーを続けない。これに尽きます。今まで指摘してきましたが、オンザライズで打つか、ワイドに打ってネットダッシュではやくゲームの決着をつける。これしかない!)
Federerの記者会見から:
http://www.rolandgarros.com/en_FR/news/interviews/2009-05-25/200905251243271377152.html
FEDERER def Martin: 64, 63, 62
Q:今日の試合の感想は?
フェデラー: コートがちょっとスローだったので、慣れるまでちょっと時間がかかったけれど、今日はよくプレーできたと思っている。サーヴもよかったし、いろいろショットをミックスすることができたし、僕がやりたいテニスができたので喜んでいる。
Q: 今日は30度くらいあったと思いますが、暑さは問題ない?
フェデラー: オーストラリアは40度や45度になったりするからね。これくらいが丁度いい。でも球が高く跳ね返るみたい。マドリッドにちょっと似ている
かも。今日の対戦相手はベースラインからずいぶん下がっていたので、コートが大きくみえたよ。
Q: ドロップショットが武器になってましたね。
フェデラー: あれはうまくいったよ。いろいろショットをミックスさせたり、ネットダッシュしたり、ドロップショットを打ったり。もちろんドロップショットを打たせてもらえない選手もいるから、どの選手に打つかが大切。何年間かやっているうちにうまくなってきた。最初はドロップショットをやるのが好きじゃなかったんだ。始めの頃はドロップショットってパニックにおちいったときや、はやくゲームを終わらせてしまいたいときに使うものだと思っていた。でも今日のような選手(ベースラインから深く下がった)の場合は有効だね。
Q:ミルカさんが側で観戦してくれるのがとても重要なことだ聞きましたが、もし暑さのせいでミルカさんが観戦できなかったら?
フェデラー: 僕の選手のボックス席にミルカやコーチ、またはトレーナーの誰かがいてくれればいいんだ。試合中はあまりボックス席を見ないから、せいぜい5回くらいかな。ミルカがいてくれるのが一番嬉しいけれど。
(tennisnakama: ご馳走さま。永い春でしたけど、なんたって今は新婚ほやほやですもんね。)
今日はナダルとフェデラーの初戦の日。彼らの試合を観ましたが、二人とも始めはなかなか調子がでないようで苦労していたようでした。試合の分析は来週の後半あたりから書き始めますが、とりあえず今日は二人の記者会見の模様をお伝えします。 記者会見の全文を翻訳したものではありませんが、結構いろんなことをしゃべってくれてますので、下手な試合の記事よりは面白いと思います。
Nadalの記者会見から:
http://www.rolandgarros.com/en_FR/news/interviews/2009-05-25/200905251243265052718.html
NADAL def Daniel: 75, 64, 63
Q:今日はどうしてピンクなの?
ナダル:知らないよ。先週は2週間白と黄色だったよ。同じウェアを着るよりもときどきは変えたほうがいいだろう。No?
Q:試合の最初の頃はもたついていたようだけど特別な理由でも?
ナダル: ローランギャロスはいつもむずかしい。最初は特にね。いつも始めのころは自分の調子があまり出ないんだ。今までの過去の4年間をみてもそうだった。でも大切なことはポジティヴなメンタルを持つことだ。3セットで勝てたということが大切なことなんだ。でも3セット目から大分よくなってきたから、調子を上げていっているということが大切なんだ。
Q:サントロは今年で20年のキャリアになりますが、彼についてどう思いますか?
ナダル:彼はカリスマがあって伝説的な選手だ。両手のフォアハンドや彼独特のテニスのスタイルなど、僕たちのモデルでもある。20年のキャリアはファンタスティックだ。僕たちもそれくらい長いキャリアをもちたいと皆願っている。
Q: 対戦者のダニエルについて?
ナダル:そうね。バックハンドの方がフォアハンドよりいいかな。今日は僕がちょっと甘すぎたみたい。
Q:昨年の全仏とくらべて今年のフィットネスの具合は?
ナダル: 一年前のことだから覚えていないよ。昨年は最初はよいプレーができてなかった。でもだんだんよくなってきたけど。今年はよいスタートとは言えないなあ。でもやっているうちに徐々に調整してうまくプレーできるようになればと願っていまる。
Q: 今どこの調子がもう一つだと?
ナダル: 今日は足がよくなかった。フォットワークがもう一つだった。うまくプレーできていると、フィーリングできちんと対応できるだけれど、今日はショートボールを返したり、ショットがあまり正確ではなかった。クリアでニートなショットメイキングを上達させる必要がある。
僕の場合はもっと長く打つ必要があるんだ。長くラリーをやらないでもクリアなショットができるようにならなければ。
(tennisnakama:ナダルを打倒するにはラリーを続けない。これに尽きます。今まで指摘してきましたが、オンザライズで打つか、ワイドに打ってネットダッシュではやくゲームの決着をつける。これしかない!)
Federerの記者会見から:
http://www.rolandgarros.com/en_FR/news/interviews/2009-05-25/200905251243271377152.html
FEDERER def Martin: 64, 63, 62
Q:今日の試合の感想は?
フェデラー: コートがちょっとスローだったので、慣れるまでちょっと時間がかかったけれど、今日はよくプレーできたと思っている。サーヴもよかったし、いろいろショットをミックスすることができたし、僕がやりたいテニスができたので喜んでいる。
Q: 今日は30度くらいあったと思いますが、暑さは問題ない?
フェデラー: オーストラリアは40度や45度になったりするからね。これくらいが丁度いい。でも球が高く跳ね返るみたい。マドリッドにちょっと似ている
かも。今日の対戦相手はベースラインからずいぶん下がっていたので、コートが大きくみえたよ。
Q: ドロップショットが武器になってましたね。
フェデラー: あれはうまくいったよ。いろいろショットをミックスさせたり、ネットダッシュしたり、ドロップショットを打ったり。もちろんドロップショットを打たせてもらえない選手もいるから、どの選手に打つかが大切。何年間かやっているうちにうまくなってきた。最初はドロップショットをやるのが好きじゃなかったんだ。始めの頃はドロップショットってパニックにおちいったときや、はやくゲームを終わらせてしまいたいときに使うものだと思っていた。でも今日のような選手(ベースラインから深く下がった)の場合は有効だね。
Q:ミルカさんが側で観戦してくれるのがとても重要なことだ聞きましたが、もし暑さのせいでミルカさんが観戦できなかったら?
フェデラー: 僕の選手のボックス席にミルカやコーチ、またはトレーナーの誰かがいてくれればいいんだ。試合中はあまりボックス席を見ないから、せいぜい5回くらいかな。ミルカがいてくれるのが一番嬉しいけれど。
(tennisnakama: ご馳走さま。永い春でしたけど、なんたって今は新婚ほやほやですもんね。)
投稿者 Tennisnakama 08:10 | コメント(3)| トラックバック(0)
ノースリーブはドラ○ンボールが好きだからって聞いたコトありましたから、てっきりデザインや配色にも関わっていると思ってました。
フェデはミルカが9年間結婚のコトを考えてたと記者に言われて照れて赤くなったそーで♪♪
ピンクのシャツは今男性の間でも流行っていて、夫も息子も着ていますが、問題はあのどぎついピンクの色です。それにドキッとするようなネオン色の黄色も下品です。またパンツの色も重い。つまりすべての配色がどんくさい。フェデラーが一度上下ブラウンのボーイスカウトのようなウェアで出てきたときはあまりにも評判が悪くて、一回で終わってしまったことがあるので、今回もそれを期待しています。