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乱入者のジミージャンプとは?

ロランギャロスの最終日は、ショッキングな乱入者の妨害で一時中断されましたが、無事何事もなくフェデラーの優勝で幕をとじることができました。

しかしこのあまりにも安易に乱入者を許し、しかも乱入者に選手とのフィジカル・コンタクト(フェデラーに帽子をかぶらせようとした)までも許してしまった責任は重いと思います。

もし、乱入者がモニカ・セレス事件のようにナイフを持ってフェデラーをアタックしたのなら? 想像しただけでも身の毛がよだつ恐ろしい事件となるうる可能性が大きかっただけに、セキュリティー問題は今後の緊急課題として、真剣に取り組んでいってほしいと思います。

この乱入事件が発生したのは、第2セット、第4ゲーム(1-2)ソダリングのサーヴィスゲーム。カウントは15-0、ソダリングがサーヴィスモーションに入ろうとした時です。



この乱入者の名前はジミー・ジャンプのニックネームで知られる35歳のスペイン人、Jaume Marquet Cot 。die-hard(熱烈な)サッカーのバルセロナチームファンで今まで数多くのスポーツイヴェントに乱入しています。

最近のジミージャンプの特長は旗をふりかざして乱入。そしてお目当ての選手に赤い帽子をかぶせることです。また彼は政治的な目的でジャンプすることもあります。サッカーのEuro 2008では、ドイツvsトルコ戦に、「チベットは中国に属さず」と書いたチベットの国旗をかかげてスタジアムを駆け回りました。

今回は、フェデラーファンの彼は、お気に入りのバルセロナの旗をかかげ、スイスの国旗のついたサーッカーソックスをはいてジャンプ。御用となった彼は今回は罰金だけには終わらず、最悪の場合は一年の刑に服すことになるとか。

一昔前は、裸のストリーキングの乱入者で会場も湧いた時代もありましたが、無理矢理にフェデラーに帽子をかぶらせようとした行為は、ユーモアどころか不気味なものがあります。

私たちはセレスの刺傷事件によって、このような乱入事件が悲惨な暴力事件となりうることを教えられました。彼女の悲劇を無駄にしないためにも、主催者は徹底した安全対策に取り組んでほしいと思います。

Jimmy Jumpのホームページです。
http://www.jimmyjump.com/cont/main.php?id=3


私は早速ジミージャンプに抗議のメールを送りました。
個人の夢を実現するためにどれだけの人が迷惑をし、社会に不安をあたえるか。サッカーでは大目にみられる行為であっても、テニスではセレス事件以降、断固として許されないことを書きました。心配なのは、真似をする愚かなコピーキャットが増えてくることです。皆さんも抗議のメールを送りましょう。

連絡先は:jimmyjumpstreaker@gmail.com

世界中をジャンプするのが夢という彼は日本にも来てます。もし彼が楽天オープンにやってきたら? 

皆さんでがっちりガードを固めてロジャーを守ってくださいよ!



投稿者 Tennisnakama  00:13 | コメント(10)| トラックバック(0)
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コメント
赤と黄色の旗が見えたので、もしやスペイン人では?と思っていたのですが、
やはりそうでしたか・・・。
セレスの時のように悪意がなかったのは幸いでしたね。

投稿者 simonadal 2009/06/09 00:58
その通りです!!!絶対に許せません!
お願いします!どうか英語のできない僕に代わって、フレンチオープンに警告してください!
フレンチは明らかに今回のフェデラー前回のセレスといいセキュリティーが不十分です。
せっかくの歴史がかかった試合でこのような行為が起こるのは本当に残念です。
投稿者 sea 2009/06/09 00:58
はじめまして、まったくもってヒヤリとさせられたものです。
投稿者 kepa 2009/06/09 01:06
2004年に初めて彼を見てから僕はすっかり彼のファンです。
一時期、「もう無理だ。フレンチなしでも偉大なプレイヤーだ」と思っていました。
それだけに今回は今までの13回を上回るとてつもない衝撃でした!
投稿者 why do we fall? 2009/06/09 01:09
テニスはサッカーじゃありません!
どんな目的であろうが、このような行為を許してしまっては、これが慣習的に合法化されてしまいます
大会はただちにこのような行為への厳しい罰則と治安維持に努めてもらいたい
しかし、なぜ帽子なんでしょう。彼はmental diseaseなところがありそうですね。
でも、楽天オープンには来れないでしょう。1年間、jailに行くみたいですから。
「大義という名の下で策謀をめぐらせているだけじゃないですか。理想と信念を持つ人間が策謀だけの人間に負けるはずがない」
投稿者 because we learn to pick up 2009/06/09 01:31
まず、僕は何が起こったのかわからなかった。そのとき突然、観客の声が聞こえてきて、彼がフェンスかなにかを飛び越えたのが見えたんだ。僕は彼を自分のすぐ近くで見ていた。
それでも良かったことは、これが初めての経験じゃなかったこと。パニックにならずに済んだからね。ウィンブルドンでも2人の男性がコートを走り回るということがあったし、モントリオールでロディックに負けたときにもそういうことがあった。
普通はこういうタイプの人たちは、「すみません。でも僕はこういうことをしなければならない理由があるのです」と言うんだ。こういうことをする理由が彼らにはあるんだ(笑)。
前に面白かったのは、英語を話す男性が僕に、「本当に申し訳ないけれど、僕はこうしなければならないんだ」と言ったことがあった。僕は「オーケー、でも僕には触らないで」って返事をしたんだ。
今回の男性は、僕を見たけれど何がしたかったのかは僕にはよくわからなかった。何かを僕に渡そうとしていたようにも見えたけれど。でも大丈夫だった、彼は何も結局はしなかったから。
でも一度、彼が僕に近づいてきたときは気味が悪かった。そして彼が乱入したことで、リズムが少し乱れてしまった。僕はあのときあれからベンチに2~3分くらい座って何が起きたかを考えるべきだった。そのときは、プレーをそのまま続けたかったんだ。でも怖かったよ。

投稿者 kopa 2009/06/09 01:51
あの時直ぐに危ないと思い見てましたが、ロジャーを助けるまでの時間が長く、一番に駆け寄ったのが審判。警備はどうなってるのでしょ。思い出すのはやはり、セレス、当時大好きでしたので悔しい思いで一杯だったのを覚えてます。世界一のセレスはあの事件以降、復帰しましたが全盛期のプレーは二度と出来ませんでした、悲しい事ですよね、何の関係もない人に運命変えられるなんて、セレスの思いがあったので余計に何もなくて本当よかったです。一歩間違えばテニス界の宝を失う事件がいつでも起こりえる事自体怖いですよね。後の2ゲーム位はとにかくなんか心臓バクバクでした。ていうか警備員おせーよ!
投稿者 KAZ 2009/06/09 01:55
あの時直ぐに危ないと思い見てましたが、ロジャーを助けるまでの時間が長く、一番に駆け寄ったのが審判。警備はどうなってるのでしょ。思い出すのはやはり、セレス、当時大好きでしたので悔しい思いで一杯だったのを覚えてます。世界一のセレスはあの事件以降、復帰しましたが全盛期のプレーは二度と出来ませんでした、悲しい事ですよね、何の関係もない人に運命変えられるなんて、セレスの思いがあったので余計に何もなくて本当よかったです。一歩間違えばテニス界の宝を失う事件がいつでも起こりえる事自体怖いですよね。後の2ゲーム位はとにかくなんか心臓バクバクでした。ていうか警備員おせーよ!
投稿者 KAZ 2009/06/09 01:56
フェデの反応と身のこなしが猫のように俊敏でしたね。その直後の「たぶん危害を加えようという類のモノではないな・・」という判断の速さ・・でもドキッとしたのでしょう。身重のミルカもさぞ驚いたことでしょう。愛する夫であり、これから生まれてくる愛すべき子供の父親がテニスの試合中に不幸な事件に巻き込まれていたら・・・そう思っただけで胎教に悪そうですよね。ですからこの行為は断じて許せませんね。当の本人であるフェデは瞬時に過去の出来事などから判断出来た(大事には至らないだろう)と思いますが、ミルカには相当な不安とストレスを与えた筈ですから!!
投稿者 種丸 2009/06/09 06:56
 乱入者!本当に警備はどうなってたのでしょう? 結果的にはフェデラーもあまり動揺することなく 試合を続けることができ、且、念願のフレンチオープン優勝を勝ち取ることができたのですが、 やはりこんな事は二度と起きないでほしいです。
 たまたまですが、今日TVでサッカーとかの国際大会に乱入を繰り返す男(今回の男とは別人)の映像を、面白おかしく放送していたのですが、「フランス人はユーモアがわかる」とか「逮捕された経験がない」と言ってるのです。本当にそうでしょうか? 不快な思いもしましたし、間違った認識をする視聴者がいないとも限りません。メディアにも責任があると思いました。
投稿者 kiriko 2009/06/09 23:34
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