2009年07月01日
孤高の勇士 ヴァヴリンカのすべて
ウィンブルドン4回戦、マレーとヴァヴリンカの試合は、5セットにもつれこみ4時間にのぼる激戦となりました。マレーがポイントをおさめるごとに会場の観客は総立ち。拍手と声援の嵐に、ヴァヴリンカはまるでイギリス孤島に流された一匹兵士のようでした。
ウィンブルドン優勝の73年の悲願を前に、イギリス人の熱狂的な応援は、センターコートにこだまして会場が割れんばかり。母国の期待に応えてマレーは、プレッシャーにもめげず、2-6, 6-3, 6-3, 5-7, 6-3で勝利をおさめました。
若干22歳になったばかりのマレーのメンタルの強さは驚くべきものがありますが、最後まで四面楚歌のイギリス孤島で雄々しく戦って敗れたヴァヴリンカは、彼の華麗なバックハンドとともに、多くのテニスファンに感動を与えました。フェデラーの後継者と言われながら、いつもフェデラーのシャドーを歩いてきた男。あのはにかんだような笑顔の童顔のヴァヴリンカに、今日はスポットライトを当ててみたいと思います。
Stanislas Wawrinka スタニスラス・ヴァヴリンカ
年齢と国籍
1985年3月28日生まれの24歳。スイス人。ランキングは現在18位。ベストは9位。
母国語
スイスのフランス語圏のローザンヌに生まれ、母国語はフランス語。スイスドイツ語は話せないので、フェデラーとはフランス語でコミュニケート。
名前の呼び方
母親はスイス人だが、ポーランド系のドイツ人を父にもち、Wawrinkaをドイツ語読みにしてヴァヴリンカと発音する。(ドイツ語ではWがVの発音になります)
ニックネームは、名前を簡略してStanスタン。
家族
Wolfram父 とIsabelle母はバイオダイナミックの農園に携わり、ハンディキャップの子供たちに農作を教えている。 兄はテニスのコーチ。二人の妹がいる。
居住地
ローザンヌから16km離れたSaint-Barth〓lemy
学校
プログレッシヴな教育で知られるルドルフ・シュタイナー・スクールを卒業。(卒業後15歳からテニスに専念)「他人を批判することなく平和を愛す」教育精神が影響しているためか、いつも穏やかな人柄でしられる。
得意なショット
「現役の中では、最もパワフルでベストな片手バックハンドの持ち主」とマッケンローが絶賛。
金メダル
2008年の北京オリンピックで、フェデラーとダブルスを組んで金メダルを獲得したのは有名な話。
ガールフレンド
4年間付き合っている10歳年上のIlham Vuilloudと同居中。彼女はTSR放送局のアナウンサー。
趣味
ゴーカートに夢中。対戦相手だったマレーも皮肉なことにゴーカートクレージー。
ウィンブルドン優勝の73年の悲願を前に、イギリス人の熱狂的な応援は、センターコートにこだまして会場が割れんばかり。母国の期待に応えてマレーは、プレッシャーにもめげず、2-6, 6-3, 6-3, 5-7, 6-3で勝利をおさめました。
若干22歳になったばかりのマレーのメンタルの強さは驚くべきものがありますが、最後まで四面楚歌のイギリス孤島で雄々しく戦って敗れたヴァヴリンカは、彼の華麗なバックハンドとともに、多くのテニスファンに感動を与えました。フェデラーの後継者と言われながら、いつもフェデラーのシャドーを歩いてきた男。あのはにかんだような笑顔の童顔のヴァヴリンカに、今日はスポットライトを当ててみたいと思います。
Stanislas Wawrinka スタニスラス・ヴァヴリンカ
年齢と国籍
1985年3月28日生まれの24歳。スイス人。ランキングは現在18位。ベストは9位。
母国語
スイスのフランス語圏のローザンヌに生まれ、母国語はフランス語。スイスドイツ語は話せないので、フェデラーとはフランス語でコミュニケート。
名前の呼び方
母親はスイス人だが、ポーランド系のドイツ人を父にもち、Wawrinkaをドイツ語読みにしてヴァヴリンカと発音する。(ドイツ語ではWがVの発音になります)
ニックネームは、名前を簡略してStanスタン。
家族
Wolfram父 とIsabelle母はバイオダイナミックの農園に携わり、ハンディキャップの子供たちに農作を教えている。 兄はテニスのコーチ。二人の妹がいる。
居住地
ローザンヌから16km離れたSaint-Barth〓lemy
学校
プログレッシヴな教育で知られるルドルフ・シュタイナー・スクールを卒業。(卒業後15歳からテニスに専念)「他人を批判することなく平和を愛す」教育精神が影響しているためか、いつも穏やかな人柄でしられる。
得意なショット
「現役の中では、最もパワフルでベストな片手バックハンドの持ち主」とマッケンローが絶賛。
金メダル
2008年の北京オリンピックで、フェデラーとダブルスを組んで金メダルを獲得したのは有名な話。
ガールフレンド
4年間付き合っている10歳年上のIlham Vuilloudと同居中。彼女はTSR放送局のアナウンサー。
Photo by blick.ch
趣味
ゴーカートに夢中。対戦相手だったマレーも皮肉なことにゴーカートクレージー。
投稿者 Tennisnakama 05:24 | コメント(11)| トラックバック(0)
初(?)ヴァヴリンカ記事、ありがとうございました。当然スイスびいきである私は、ロジャーの後ろを走ってくるスタン君(こう呼んでいましたが、誰もわからないので「バブちゃん」と言ってます)を密かに応援していました。特に北京オリンピックで、ロジャーとダブルスを組んでから更にです!
今年、デ杯でロジャーの代わりにスイスNo.1として出場し、ブレイク(確か)に勝ったと思うのです。それから凄くプレーの質が上がった気がしていました。自信ですよね。(ベルダスコと同じ?)
マスターズでもジョコを相手に凄い試合をしたり、ナダルともいい試合をしていたと思います。私の今年注目したい選手です。(あとロディック)
ただ、あと一歩なのにトップ選手に勝てない。ロジャーには勝っちゃったけど・・・。ジョコにもずっと押していたのに、タイブレで2セットとも落とした記憶があります。その時は「これがランキングの差というものか・・・」とため息をつきましたが、今回も惜しかったです。でも、きっとそのうち勝てるようになります。
フランス語圏なのにどうして「ヴァヴ」って発音なのかな?と思っていましたが、お父様がドイツ人なのですね。(でもドイツ語は話せないんだ) 彼女が10歳年上とは、やりますなぁ~。これもロジャーの影響?コーチは8歳からずっとなんですよね。これも凄い!頑張って、スタン君!またTOP10に戻れるよ!!
どうしてこういうことが起こったのかわからないのですが、いただいたコメントが全部消失してしまいました。確か一つ残したつもりだったのですが。もしご面倒でなければ、またいただけますか? どうもこのブログは遅くていろいろ調子が悪く、皆様にご迷惑おかけしています。ダブっても結構ですのでよろしく。
p.composeさん、
最近私がTwitterの宣伝をしているものですから、そちらの方にコメントが行ってしまうようです。本体のブログにコメントを残していただいて感謝しています。コメントを書くのも時間のかかる仕事で、書いていただいた方には深く感謝しています。なかなかよくスタンのことをご存知ですね。自我の強い選手が多いなかで、地味な性格なので目立たないのが残念ですが、彼のあともう一歩に応援したいと思います。
今回のマレー戦は観た人が多いでしょうから、スタン君にも少しスポットが当たるといいですね。もし勝ってたら「ソダーリン状態」だったかもしれませんが・・・。
ヴァヴリンカの面白い記事、ありがとうございます。
可愛い顔して、なかなか芯が強そうでいいプレーヤーですね。
しかし、ヴァヴリンカの彼女は、ミルカにそっくりでびっくりしました。
こういう顔がスイスでは、人気なんですか?もしかして、tennisnakamaさんも?www
私もシングルハンドのバックなのでよけいにそう思うんですが、確かにバブリンカのバックはすごい。よくあれだけ強打を打ち続けて入るなぁと。
やはりダブルハンドの方が力もあるしスピンかけやすいしショットが安定するんですが、スイスの二人にはシングルハンドの美しさをもっと見せてほしい。
そして、saraさんのするどい突っ込みに拍手。
スタンの記事を書いてくださって本当に嬉しく思います!
3・4年前からスタンの大ファンだったのですが、周りに彼のことを知っている人は
まずいなかったので、ひっそりと応援し続けていました。
スタンのパワフルなバックハンドと、熊みたいな優しそうな顔が大好きです!
これからも応援し続けます!!!がんばれ~!!
先日、こちらで錦織選手のブログのコメント欄について書いていただきました。
そのおかげで昨日から名前を書く欄が増えてました(この四角い枠は何?・・・ともいえませんが・・まず一歩です)
何度かwowowさんに検討のお願いもしましたが、やはりTennisnakamaさんのあの記事が一番影響したのは明白です。翌日から、県名を書いたり名前を書いてるコメントが多くなったように感じました。
ほんとうにありがとうございます・・・・・と、私がお礼いうのもおかしいのですが^^;
圭くんは少し落ち着いたと、記事を更新してくれて、ファンもホッとしています・・・・(圭くんらしい記事でしたが・・・)
この記事と関係のないコメント、すいませんでした。
知りたかったんですよ~~って、記事。いつもありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします^^
もりやさん、はじめまして!
スタンのファンだったとはしぶいですね。私はどうしてもイケメンな華やかな選手に惹かれてしまうので、彼はその他大勢の一人でしたが、喜んでいただいて嬉しいです。
くんちさん、
嬉しいですね 結構記事に時間をかけてしまっていますので、くんちさんのようなフィードバックは励みになります。私としては一体どれだけの人に読まれているのか分からないので、ときどきぐったりするときもありますが、またちょっと元気がでてきました♪♪
こりおさん、
私は両手バックハンドなのでときどき片手にあこがれて打ってみたりしますが、駄目ですね。あの流れるような美しいフォームに憧れます。今では絶命寸前ですね。
さすが tennisnakama さんですね。
彼はスイス人だから、おそらくフランス系かドイツ系のはずなのに、
その割りにどちらとも判別しにくい変わった苗字だなぁと、前から思っていました。
お父上がポーランド系の方だったからなのですね。
謎がとけました。
また、実力があって知名度もありながら、あまり本人に関してはあまり知られていないような選手を取り上げて下さいね。
片手バックハンド、もはや絶滅危惧種になっているかのようですが、片手ならではの「華」がありますよね。自分の地元市のコートで一緒にやってる草テニス仲間では、男性ではまだ片手が優勢ですよ。
大ファンなのに、知っている人はいないし、記事も扱いも小さくて…wowowでも滅多に試合を中継してくれなくて、いつも悔しい思いをしていました。今回対戦相手がマレーで、やったーっ中継される!!と大喜びしてました。けれども、マナーの良いウィンブルドンの観客も、マレー戦だけは少し平等でない、というか……うーん。
でもでも、試合見れて本当によかったです!朝6時まで粘った甲斐がありました☆(その日の授業では死んでしまいましたが笑)
今後はテニス観戦友達にもっともっとヴァヴリンカを押していこうと思います♪