2009年07月02日
スポーツ観戦にみる日本
信じられないことを平気でやるのが、ネットワークという怪物放送局。NBCはかたくなにフェデラーの試合にこだわり、ついに生放送をやらずに録画を流したのです。ちょっと考えられないことですが、ライヴで母国選手のロディックが戦っているというのに、NBCはもうすでに終わってしまっているフェデラーvsカーロヴィッチを放送しました。あの試合はサーヴィスゲームのつまらないゲームで、フェデラーの熱狂的なファンならまだしも、今日の試合のハイライトであるロディックvsヒューイット戦を全く無視するなんて!
「ロディックでは視聴率は稼げない。フェデラーかナダルでなくては!」
多分テニスのわからぬプログラミングの担当者のアイデアなのでしょう。全くテニスファンをバカにした放送に激怒しながら、仕方なくストリーミングを探していると、でてきました。WOWOWの放送が出てきたのです。
という訳で以下の3試合を同時に観戦することにしました。
TV:アメリカ解説でフェデラーvsカーロヴィッチ戦 (録画)
WOWOW:日本語解説でロディックvsヒューイット戦(ライヴ)
BBC:イギリス解説でマレーvsフェレロ戦(ライヴ)
しかし画面は観れても音は3試合など同時に聞けるわけがなく、適当にオンにしたりオフにしたりしながら観戦していましたが、3カ国放送を観ていて面白いことに気づきました。アメリカとイギリスとの違いはほとんどなく、解説のスタイルも似ていますが、日本語解説は全く異質なのです。
アメリカとイギリスの解説は、マッケンロー、ナヴラティロヴァ、ヘンマン、ベッカーなどの往年の伝説的な選手が解説していますので、お国柄というより、彼らの経験に基づいた話が聞き所となります。つまり語り手の豊富な知識とパーソナリティで視聴者を惹き付けていくのです。試合の面白さを倍増するための解説なのですから、当時の話、選手のエピソード、作戦の分析などをたくみにブレンドしながら解説してくれます。冗談をとばしながら試合の邪魔にならないように、タイミングよくコメントが付け加えられます。マッケンローなどは脱線のエキスパートで、あっちこっちに話が飛びますが、それがかえってトーナメントを身近にしてくれるのです。
日本では解説者にGSや世界のトップで活躍した経験が欠けるため、どうしても感覚が私たちに近くなっていると感じました。つまりインサイダーではないので、立場が私たちと同じ観客になってしまっているのです。それは解説というよりも感想に近い感覚です。それに感嘆詞がやたらと多いことに気づきました。
「今のはすごいかったですね!」
「いや見事でした!」
「さすがです!」
傑作だったのは、ロディックのエースの度に、「入ったア!」の歓声。(誰がみても入ったのは分かります)
またヒューイットに対して、「今日はヒューイットはワーッといいませんね」(ワーってカモーンのこと?)
この前のロディックvsメルツァー戦でも面白い会話をやってました。
アナウンサー:ロディックのボールを判定するラインマンは大変でしょうね。
解説者:そうですね。ボールが速くてよくみえないでしょうね。(こんな当たり前のことは私でも言わない)
しかし、他の解説者は、別の試合で丁寧に作戦や技術を説明してくれていたように記憶していますので、一概にこのスタイルの実況放送ばかりとは言えないようですが、それにしても固い。ワイワイと言いたい放題で、ジョークをはさみながら、楽しませることに徹して編成されたテニス番組を見慣れている私にとっては、ちょっと息苦しいのです。
解説の話から外れますが、日本をよく知るあるアメリカ人から質問されたことがあります。
「野球などはものすごく楽しく応援団と一緒に観戦するのに、テニスの応援はなぜあんなにおとなしくなってしまうのか?」
私はこのように答えました。
「日本は組織社会ですので、組織されたものに乗っかってやればどんな応援だってできます。大声をあげることなんて平チャラです。でも他の誰もがやらなかったら、恥ずかしくてできない。つまり個人単位の任意行動はむずかしいです。」
面白いエピソードをご紹介しますね。もう4年ほど前の話ですが、ヤンキーズの観戦に来た日本の観光客グループの隣に座ったことがありました。びっくりしたのが全員がゆかた姿。子供も赤ちゃんも家族全員がまるで盆踊りのようにゆかた姿なのです。そしてアルファベットでM、A、T、S、U、Iと書いた団扇をそれぞれふりながら、黄色い声でま・つ・いと応援しています。周りもすざましい彼らの応援ぶりにあっけにとられていました。まさに「皆で一緒にやると怖くない!」
かと思うと毎年おとなしい日本人がたくさんUS Openにやってきます。特に昨年は錦織選手の出場に、日本人がどっと観戦に押しかけました。でも圭君がせっかく戦っているのに、皆シーンとしています。これはいかん!さっそく応援団長を買って出て、周りに座っていた観客を総動員して、Let’s go NISHIKORI! の音頭をとりました。そうするとどうでしょう。結構皆のってきてくれます。対フェレール戦で5セットまでもつれ込んだときは、もう絶叫にちかい必死の応援で、恥や外聞を書き捨てて盛り上がりました。誰かが音頭をとってくれれば、熱狂しちゃうこともできるのです。でも一人じゃできない。
「あの応援があったから勝てたんです。」嬉しいことを圭君が記者会見で言ってくれました。私もスポーツ観戦の醍醐味を圭君のおかげで味わうことができました。ありがとう!今年も圭君を精一杯応援しますよう!
話がいろいろ飛んでしまいましたが、今日のTwitterの一部をお届けします。
【Dog Fight】
乱戦模様の泥試合のことをDog Fightといいますが、レイトン犬とアンディー犬は最後まで諦めず、彼らが本当の犬だったら、血を流して息を絶えるまで戦うんでしょうね。5セットは今44で2犬どちらも譲らず。
【タッチは母親から】
マレーはスペインに行くまでは、母親のコーチのもとで女性テニス(ソフトなタッチ)を習得。これが彼の武器となっていることは明らかで、今日のパワーテニスへのアンチテーゼとして面白い。「勝利の陰に女あり」アンディーvsアンディーの勝敗は?ヒューイットの予想はAMの勝利
【避暑を選んだイギリス人?】
不思議なことに、フェデラーの試合は超満員だったセンターコートがマレーのときには3分の2くらいに減ってしまいました。考えられないことですが、イギリス人は熱くて蒸し暑いのに弱いのだそうで、とても2試合を続けてみてられないとか。それにしても意外に冷たい。
【マレー def フェレロ】
第2セットの2度目のブレークで完全にモメンタムがマレーにシフト。そこから立ち上がれなかったフェレロにストレートで快勝したマレーは、「今日は昨日の屋根つきのコートのときと違って、サーフェスが速かったので助かったよ。サーヴがよく決まったからね。」
【敗者の言葉】
ハースに負けたジョコヴィッチ:ハースがもの凄くアグレッシヴにくるのは分かっていたけど、大切なときにステップアップして攻められなかった。固くなってしまったんだ。もしハースのサーヴがよければ、SFのフェデラー戦もいい線いけると思うよ。ハースは芝ではパーフェクトな選手だよ
【ハース def ジョコヴィッチ】体のほとんどを故障させ、辛い長い期間テニスができなかったハース。特に2002年の肩はカムバックが危ぶまれるほどのケガだっただけに、ハースへの激励の応援は熱いものがありました。ハーレですでにジョコを破っているだけに自信はあったとか。31歳であっぱれ
【敗者の言葉】
フェデラーに負けたカーロヴィッチ:フェデラーのリターンは信じられないくらいすごかった。いくら僕が作戦を変えるとかして頑張ったとしても駄目だね。彼は誰よりもうまい。それだけのことなんだ。
【フェデラー def カーロヴィッチ】
「彼はつまらない選手じゃない?」(パターンが同じカーロヴィッチをさして)「そんなことないよ。彼のヴォレーとの組み合わせのテニスは観戦するのはエキサイティングだよ。今日は実によい試合だった。」とフェデラーは3セットストレート勝ちで大満足。
「ロディックでは視聴率は稼げない。フェデラーかナダルでなくては!」
多分テニスのわからぬプログラミングの担当者のアイデアなのでしょう。全くテニスファンをバカにした放送に激怒しながら、仕方なくストリーミングを探していると、でてきました。WOWOWの放送が出てきたのです。
という訳で以下の3試合を同時に観戦することにしました。
TV:アメリカ解説でフェデラーvsカーロヴィッチ戦 (録画)
WOWOW:日本語解説でロディックvsヒューイット戦(ライヴ)
BBC:イギリス解説でマレーvsフェレロ戦(ライヴ)
しかし画面は観れても音は3試合など同時に聞けるわけがなく、適当にオンにしたりオフにしたりしながら観戦していましたが、3カ国放送を観ていて面白いことに気づきました。アメリカとイギリスとの違いはほとんどなく、解説のスタイルも似ていますが、日本語解説は全く異質なのです。
アメリカとイギリスの解説は、マッケンロー、ナヴラティロヴァ、ヘンマン、ベッカーなどの往年の伝説的な選手が解説していますので、お国柄というより、彼らの経験に基づいた話が聞き所となります。つまり語り手の豊富な知識とパーソナリティで視聴者を惹き付けていくのです。試合の面白さを倍増するための解説なのですから、当時の話、選手のエピソード、作戦の分析などをたくみにブレンドしながら解説してくれます。冗談をとばしながら試合の邪魔にならないように、タイミングよくコメントが付け加えられます。マッケンローなどは脱線のエキスパートで、あっちこっちに話が飛びますが、それがかえってトーナメントを身近にしてくれるのです。
日本では解説者にGSや世界のトップで活躍した経験が欠けるため、どうしても感覚が私たちに近くなっていると感じました。つまりインサイダーではないので、立場が私たちと同じ観客になってしまっているのです。それは解説というよりも感想に近い感覚です。それに感嘆詞がやたらと多いことに気づきました。
「今のはすごいかったですね!」
「いや見事でした!」
「さすがです!」
傑作だったのは、ロディックのエースの度に、「入ったア!」の歓声。(誰がみても入ったのは分かります)
またヒューイットに対して、「今日はヒューイットはワーッといいませんね」(ワーってカモーンのこと?)
この前のロディックvsメルツァー戦でも面白い会話をやってました。
アナウンサー:ロディックのボールを判定するラインマンは大変でしょうね。
解説者:そうですね。ボールが速くてよくみえないでしょうね。(こんな当たり前のことは私でも言わない)
しかし、他の解説者は、別の試合で丁寧に作戦や技術を説明してくれていたように記憶していますので、一概にこのスタイルの実況放送ばかりとは言えないようですが、それにしても固い。ワイワイと言いたい放題で、ジョークをはさみながら、楽しませることに徹して編成されたテニス番組を見慣れている私にとっては、ちょっと息苦しいのです。
解説の話から外れますが、日本をよく知るあるアメリカ人から質問されたことがあります。
「野球などはものすごく楽しく応援団と一緒に観戦するのに、テニスの応援はなぜあんなにおとなしくなってしまうのか?」
私はこのように答えました。
「日本は組織社会ですので、組織されたものに乗っかってやればどんな応援だってできます。大声をあげることなんて平チャラです。でも他の誰もがやらなかったら、恥ずかしくてできない。つまり個人単位の任意行動はむずかしいです。」
面白いエピソードをご紹介しますね。もう4年ほど前の話ですが、ヤンキーズの観戦に来た日本の観光客グループの隣に座ったことがありました。びっくりしたのが全員がゆかた姿。子供も赤ちゃんも家族全員がまるで盆踊りのようにゆかた姿なのです。そしてアルファベットでM、A、T、S、U、Iと書いた団扇をそれぞれふりながら、黄色い声でま・つ・いと応援しています。周りもすざましい彼らの応援ぶりにあっけにとられていました。まさに「皆で一緒にやると怖くない!」
かと思うと毎年おとなしい日本人がたくさんUS Openにやってきます。特に昨年は錦織選手の出場に、日本人がどっと観戦に押しかけました。でも圭君がせっかく戦っているのに、皆シーンとしています。これはいかん!さっそく応援団長を買って出て、周りに座っていた観客を総動員して、Let’s go NISHIKORI! の音頭をとりました。そうするとどうでしょう。結構皆のってきてくれます。対フェレール戦で5セットまでもつれ込んだときは、もう絶叫にちかい必死の応援で、恥や外聞を書き捨てて盛り上がりました。誰かが音頭をとってくれれば、熱狂しちゃうこともできるのです。でも一人じゃできない。
「あの応援があったから勝てたんです。」嬉しいことを圭君が記者会見で言ってくれました。私もスポーツ観戦の醍醐味を圭君のおかげで味わうことができました。ありがとう!今年も圭君を精一杯応援しますよう!
話がいろいろ飛んでしまいましたが、今日のTwitterの一部をお届けします。
【Dog Fight】
乱戦模様の泥試合のことをDog Fightといいますが、レイトン犬とアンディー犬は最後まで諦めず、彼らが本当の犬だったら、血を流して息を絶えるまで戦うんでしょうね。5セットは今44で2犬どちらも譲らず。
【タッチは母親から】
マレーはスペインに行くまでは、母親のコーチのもとで女性テニス(ソフトなタッチ)を習得。これが彼の武器となっていることは明らかで、今日のパワーテニスへのアンチテーゼとして面白い。「勝利の陰に女あり」アンディーvsアンディーの勝敗は?ヒューイットの予想はAMの勝利
【避暑を選んだイギリス人?】
不思議なことに、フェデラーの試合は超満員だったセンターコートがマレーのときには3分の2くらいに減ってしまいました。考えられないことですが、イギリス人は熱くて蒸し暑いのに弱いのだそうで、とても2試合を続けてみてられないとか。それにしても意外に冷たい。
【マレー def フェレロ】
第2セットの2度目のブレークで完全にモメンタムがマレーにシフト。そこから立ち上がれなかったフェレロにストレートで快勝したマレーは、「今日は昨日の屋根つきのコートのときと違って、サーフェスが速かったので助かったよ。サーヴがよく決まったからね。」
【敗者の言葉】
ハースに負けたジョコヴィッチ:ハースがもの凄くアグレッシヴにくるのは分かっていたけど、大切なときにステップアップして攻められなかった。固くなってしまったんだ。もしハースのサーヴがよければ、SFのフェデラー戦もいい線いけると思うよ。ハースは芝ではパーフェクトな選手だよ
【ハース def ジョコヴィッチ】体のほとんどを故障させ、辛い長い期間テニスができなかったハース。特に2002年の肩はカムバックが危ぶまれるほどのケガだっただけに、ハースへの激励の応援は熱いものがありました。ハーレですでにジョコを破っているだけに自信はあったとか。31歳であっぱれ
【敗者の言葉】
フェデラーに負けたカーロヴィッチ:フェデラーのリターンは信じられないくらいすごかった。いくら僕が作戦を変えるとかして頑張ったとしても駄目だね。彼は誰よりもうまい。それだけのことなんだ。
【フェデラー def カーロヴィッチ】
「彼はつまらない選手じゃない?」(パターンが同じカーロヴィッチをさして)「そんなことないよ。彼のヴォレーとの組み合わせのテニスは観戦するのはエキサイティングだよ。今日は実によい試合だった。」とフェデラーは3セットストレート勝ちで大満足。
投稿者 Tennisnakama 12:23 | コメント(22)| トラックバック(0)
私も 昨夜ライブで楽しみにしてたのに、SINでは、フェデラー戦、マレー戦、そして ジョコ&ハース戦でお終い!へっ、?! ロデイク&ヒューイット戦は?! せっかく 睡魔と闘いながら 起きてたのに、、、。フェデラー戦は ほんと 単調でなんだかつまらなかった、です。早く フェデラーが勝って終わらないかな~と思って観てました。
日本の解説 、そうそう 同感です!。私も友人から 以前 録画のDVDを借りてみて、まるで プロ野球の解説みたいで、"入りました~” とか”やりました~”とかの連続で みてればわかるでしょって感じで はっきり言って きらいでした。もちろん、たまたまだったのかのしれませんが、、、、。
<そうそう、恥ずかしい話ですが Twitter 自分のとこにどうやっていくのか 分からなくなって、パスワードも 分からなくなちゃったんです、、。初めから登録しなおしたほうがいいですよね、、、:(
こんな 馬鹿な人私だけ?! >
いつも 楽しい記事 ありがとうございま~す。
3試合同時観戦なんて、大変ですねー!tennisnakamaさんの脳はマルチタスクですね。
yokochin(!)さんもおっしゃっていますが解説については、私も同じように
思っていました。
確かに世界で活躍した選手が日本にはいないのでしょうがないのですが・・・
多分、tennisnakamaさんがご覧になったのは、Yという解説者だと思います。
でも、まだ彼の解説はいいほうなんです。はは、、
他の解説者(特にGa×r×)にいたっては「いや~、さすがですねーー!」しか言わない
人や話下手過ぎていらいらするタイプ(S,T)やなんにも知らない(モンテカルロ1000などの”1000”って一体何のことですか?とアナウンサーに聞いていたT)人がいて、とにかくつまらないんです。あれなら私でも出来そうなくらい!
確かにアメリカのスポーツ解説って面白いですよね。自分たちが一番楽しそうだけど。
フェデラーVSカルロビッチは、ラリーになると大人と子供くらいのテクニックの差があって
つまらなかったですがそれでもカルロビッチが一度も自分のサービスゲームを落とさずあそこまで来たという事はやはり、彼のビッグサーブを攻略するのは困難だということなのに
それをストレートで破ったフェデラーは、やはりすごいな、と改めて思いました。
ナダルファンなのを隠そうともしない方もいらっしゃって、ファンならこそ聞いていて、もっとほめちぎって!!と喜ばしいことこの上ないけれど・・・難しいですね。
この暑さは日本では当たり前だけど、イギリスでは珍しいですもんね。
明日からはイギリス特有のコロコロ変わる天気になるかも知れません。気温もちょっとクールダウンしそうです。日曜はオープンコートでやるのか、屋根を閉めるのか、先が読めません。
私も解説の件はほんとTennisnakamaさんの意見に大賛成です。
日本の解説はプロっぽくないですよね。それに真面目過ぎる。どんなスポーツでも同じ調子だから、言葉と文化の違い?なんて言ってしまってはおしまいですけど。
昨日試合前にBBCのインタビュアー(去年も優勝インタビューをしていた女の人)がベッカーとアンディマレーの母親に色々質問していたんですけど、マレーの母親の受け答えがプロのコメンテイターみたいでびっくりしました。確かにスコットランドのナショナルレベルのコーチだったと旦那が言っていたので、テニスに関して知識が豊富なのは納得できますが、とにかくしゃべりが上手い。
日本の解説者は客観的なしゃべりができず、ほんと素人同然のサポーターと同レベル。
実況アナも「今はどういう気持ちですかね?」とかばかな質問が多い。
イギリスに住んでからというもの、日本のスポーツ番組はほとんど見てないけど、全然さみしく感じないばかりか、こちらのスポーツメディアとの格の違いを染み染み感じます。
これってやっぱり、テニスが日本ではマイナーなスポーツってことなんでしょうか。
私の周りには職場も含め近所にも結構テニスしている人多いんですけどね。
観戦する側にしても日本はまだまだ観戦ベタなんでしょうね。だいたい日本ではGSのようなあんな楽しそうでエンターテイメントな感じに盛り上がれるような大会がないし。
いつかはどこかのGS大会を生で思い切り味わいたい!!(ラファが出れるときに?!)
コメントありがとうございます。皆さんの感情を害することを覚悟で書きましたので、それほどお叱りを受けなくてよかった(ホッ)。日本の野球放送もストリーミングで観たことがありますが、まったく同じ感じですね。もっとスポーツによって解説が違うとおもしろいのに、もったいないですね。
では今から家族と一緒に旅行に出かけます。どれだけ旅先からウィンブルドンが観れるかどうかわかりませんが、アップできる範囲で追っていきたいと思います。旅の目的はテニスではなくてゴルフです。 さあ、ガンガン打ってやるぞ。息子と互角のうまさ(まずさ)で、二人の戦いが始まったのです!
もしご自分のユーザーネームを忘れてしまったら、もういちど他の名で登録しなおしてもよいと思います。この場合は違ったメールアドレスが必要ですが。私の場合は実験用にもう一つ、tennisnakamaNYをもっています。
WOWOWのロディックvsヒューイットということは、解説;柳さん、アナウンサー:西岡さんですね。
あの二人はやばいですよ。日本人も認めるWOWOW最凶の解説コンビですからね。。。 あの人たちを基準にすると非常にまずいです(汗)
いつもtennisnakamaさんの感想をみるたびにマッケンローの解説が聞きたいなと思います。(もちろん翻訳つきで)。 日本のプロだと松岡 修造くらいしかいないですかね。彼は本当は非常にかしこいのですが、メディアに出ると視聴者の期待にこたえて熱血おバカキャラになってくれます。なので、やっぱり解説よりも感想になるでしょうね(笑)
私の個人的な感想では、GaoraのアナウンサーのH氏さんが好きです。日本の真面目すぎるアナウンスからはずれた、彼独自のことばを発します。例えば、Grand Slam 優勝経験のある現ランキング5位以内のA選手と、ランキング1位だけれどGS優勝経験のないB選手の試合の対戦で。「今1位なのはBさんですが、AさんはBさんに対して『グランドスラムとってみんかい!』と思ってるかもしれませんね。」
また、ある国のO'brien選手のことを、「O'bradi O'brada O'brien 選手のキープです。」なんて言ったり。個人名を使ってのジョークは良くないかもしれませんが、そういうことをそもそも「思いつく」感覚がぼくは好きです。
マレーvsロディック 7-5 4-6 7-6 6-4
フェデラーvsマレー 6-3 6-7 7-5 6-4
本当にテニスに関してはしろうと!のくせにデータはやたら引用する!!アナウンサーが多いです。
カメラに抜かれる有名人の名前も分からず、下調べした事柄は試合状況関係無く披露したがるアナなどは最低です!
テレビなんだから(見てれば分かる!)事ばかり喋るのは、いかにも人間性の奥行きの無さを感じます。
ああまったく!この手の解説・アナウンサーしか居ないのですから、視聴率はあがらないでしょう。
今一番見たい選手がいない私としては苦痛で、とても延々視る気になりません!
ところでtennisnakamaさんの応援団長は楽しそう♪、私もその場に居合わせたかった!
ジャパンオープンでは私もひとりではなかなか声援送れません、拍手が精一杯。
日本人には応援団長が必要なんですね、松岡氏が盛り上げてくれると観客はうれしそうに声を出してますもの!
さて男子シングルスの決勝がマレー・フェデラーなら、ウィンブルドンはさぞ盛り上がるでしょうね☆
Yさん・・あの方の解説を聞くのが、もうほんとに苦痛で苦痛で~!!
楽しみにしていた試合でも、あの方が解説だと分かると心底がっかりしてしまいます。
まだラリーの最中なのに、「ああっ!」とか「うわー!!」とか叫ぶの、本当にやめてほしいです。
で、「あー私思わず今叫んでしまいました、云々」って、だから何!?(怒)と言いたくなります。
こっちは集中して観てるのに、いきなり叫ばれてもびっくりするし、気がそがれてしまいます。
家で観戦してるわけじゃないんですから・・解説者としての自覚はお持ちなのでしょうか?
何かアクシデントがあっても状況の説明はろくにできず黙ってしまうし、
やたらいい間違いは多いし、ひとりよがりの解説につい眉をひそめてしまいます。
皆さん書いていらっしゃるように、確かにあれは解説じゃなくて、感想ですよね。
あと、あの独特のイントネーションも聞きづらくてかなりストレスです。
マレーvsロディックは、もう途中から聞いていられなくて消音で観戦してました。。
あーなんか溜まっていたので、一気に書いてしまいました。
もしYさんファンの方がいらしたら、ごめんなさい。
さて!決勝戦はフェデラーvsロディックとなりましたね。熱い試合を期待したいです。
アメリカの解説は聞いたことがないし、(聴いても理解できない)わからないけど、マッケンローやヘンマンの解説と比較されては酷ってもんです・・・・
Yさんは随分嫌われてますね・・・・確かに強い選手を持ち上げすぎだし、ちょっとうるさいけど、ユニークで私は嫌いじゃないです。
まあ日本の解説のレベルが上がったほうがいいに決まってますが・・・・どうすればいいのでしょうか・・・
kazuさんの問い「どうすればよいか?」
行動また行動。まず自分たちの声を当局に伝えましょう。ブログに書きましょう。皆の声が大きくなればどんなことでも動かすことができるのですから、自分たちのパワーを信じて、問題があれば批判する。やってほしいことがあればリクエストする。
NBCはアホな放送で(ライヴをやらないでフェデラーvsカーロヴィッチの録画を放送する)、ニューヨークタイムズにはたたかれ、テニスファンから非難囂々で、根本的に放送自体が見直されようとしています。
ところで決勝は【フェデラー対ロディック】になりましたね・・・ロディック捻挫は大丈夫だったんですね♪
今回はヒューイットに負けるか・・・勝ってもマレーには・・・★と思われていたのに、意外な展開。
意外ですがなんか今回は期待出来そう~☆(イヤイヤこれまで期待裏切られた事何回有るか!)
☆でも決勝に行ったからには、頑張ってフェデラーから勝利をもぎ取ってほしいです☆
ところでマレーはこの対戦で膝を痛めたかのように感じましたが、WOWOWアナはロディックが両膝痛そうなそぶりをした!と・・・フェデラーと対戦するなら、心身ともに万全であてほしいと祈っています☆
私はwowowの元テニスプレイヤーのK尾さんの解説が嫌いです。
妙に断定的で、「○○は~しなくてはなりません」とかよく言っていますが、
本当にそうなの?と疑問に思ってしまいます。
すごいショットが入ると「ほぅ~」と言うのも嫌です。
それに司会者「今大会の注目は?」、
K尾「私が注目しているのは○○(グランドスラム前大会の優勝選手の名前)のプレーです」とか。
そんなん、誰でも注目してるのに・・と思います。
日本の女子テニスプレイヤーで活躍した選手はなかなかいないですから、解説者を
探すのも大変でしょうけど、彼女の他にいないのでしょうか?と思います。
私はwowowの元テニスプレイヤーのK尾さんの解説が嫌いです。
妙に断定的で、「○○は~しなくてはなりません」とかよく言っていますが、
本当にそうなの?と疑問に思ってしまいます。
すごいショットが入ると「ほぅ~」と言うのも嫌です。
それに司会者「今大会の注目は?」、
K尾「私が注目しているのは○○(グランドスラム前大会の優勝選手の名前)のプレーです」とか。
そんなん、誰でも注目してるのに・・と思います。
日本の女子テニスプレイヤーで活躍した選手はなかなかいないですから、解説者を
探すのも大変でしょうけど、彼女の他にいないのでしょうか?と思います。
テニスに引き分けはありません。フェデラーは歴史となり、他方、ロディックは敗者と。今まではフェデラーの勝利を讃えてくれた彼ですが、今回ばかりはあふれる涙を抑えることしか。フェデラーも昨年同じ思いでした。ですが、それとは違う何か大きなものを彼からは感じます。それは、セレモニーでフェデラーよりロディックのほうが拍手が大きかったことに具現化されているように思うのです。