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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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ナダル報道の微妙な違い

私が2008年からブログを始めたきっかけは、日本に伝えられないテニス情報が多く、少しでも日本のテニスファンのお役に立てれば(そしてテニス会話をしたい)という思いで、一年半にわたってブログを書き続けてきました。その間情報収集をしていて気づいたことは、英語の情報だけではテニス界を知るには不十分で正確をきたさないという事実でした。

特にランキングのトップ100に、スペインは9人、フランスは8人も占めており、スペインやフランスの現地の反応を知るには現地の新聞を読まなければ、偏った情報伝達になることに気づきました。特にナダルに関しては現地新聞は不可欠な情報源となります。公正をきすため、きつい作業なのですが、グーグル翻訳を使いながら母国語のニュースソースにも目を通すようになりました。そこでとても興味深い記事が浮上してきたのです。

今回のナダルのトレーニング開始に対する報道はそのよい例ですので、紹介しながら海外の記事の取り扱いとスペイン人の反応の違い(次回)について述べてみたいと思います。

ニュースソースについて
メディアの報道は、自社の記者が直接取材しないかぎり、ニュースエージェンシーから送られてくるニュースを掲載します。日本では共同通信と時事通信がそれにあたります。海外の大手のスポーツメディアは、アメリカのAP(Associated Press)とフランスのAFP(Agence France Presse)の記事を採用していることが多いのですが、ブログではドイツのDPA(Deutsche Presse Agentur) が情報源となっているところもあります。

さて、今回のナダルのトレーニング開始のニュースで、そのソースによって報道の仕方にいろいろ違いがあることがわかりました。記事の内容に大差がなくても、タイトルのつけ方で大きくニュアンスが違ってくるのです。

ナダルは膝のリハビリを続けながら、この月曜からマヨルカにてトレーニングを開始しましたが、休養期間が長かっただけに、トレーニング後のナダルにどっとスペイン記者がつめかけ、ナダルに質問を投げかけました。その状況は以下のビデオで観ることができます。




ナダルの応答の詳しい内容はスペイン紙のMarcaに掲載されていますが、その内容は主に(A)と(B)に区別することができます。

(A)「現実的に僕がNo.1の座にすぐ戻るのはむずかしいと思う。もし100%の状態で戻れたとしても、約2ヶ月近いブランクがあるので、リズムを取り戻すのがむずかしいからね。No.1やNo.2のナンバーにはあまりこだわってはいないよ。No.2になったからといって特別なことが起こる訳でもないからね。今一番大切なのはPlay wellということ。僕のモチベーションはトーナメントに勝つということなんだ。」

(B)「でも僕には有利な点が一つある。それは僕が23歳だということ。ロジャーは27歳か28歳だからね。レースは終わっていないよ。これから僕はもっとメジャーなタイトルをとっていきたいと願っている。もちろん No.1になれれば言うことはないけれど。」

ここで面白いのはナダルに対する報道の微妙な違いです。

APの報道:『ナダルがトレーニング開始』
ナダルの発言には全く触れず簡単なトレーニングが開始したことについての記事。
http://www.wlaj.com/sports/injury-16361-knee-nadal.html

AFPの報道:『困難なシーズンを控えたナダル
(A)(B)の両方を伝えていますが、(A)を重視したタイトルでナダルの抱える難しさに焦点。
http://bit.ly/RdQOF

DPAの報道:『トレーニングを終えて自信のナダル
AFPと対照的でナダルの希望と自信にあふれた記事となっています。記事の内容はナダルの公式サイトからとったもので、「僕はラケットに触れることができて、そしてトレーニングにカムバックすることができて嬉しい。」というもの。ATPのHPのニュースソースもナダルのサイトです。
http://bit.ly/1mbiB

Marca紙の報道:『ナダルフェデラーより僕の方が有利』
http://www.marca.com/2009/07/20/tenis/1248093428.html

ここで面白いのはスペインの大手のスポーツ紙、 Marcaの上記の報道です。『僕の方がフェデラーより有利』という書き出しで刺激的なタイトルとなっています。(B)を重視したため、フェデラーとの比較に焦点を合わせたようなタイトルです。確かにナダルの発言には間違いないのですが、ナダルファンとっては言ってほしくなかった言葉、フェデラーファンにとっては侮辱的な言葉として、ちょっとした反響を呼びおこしているのです。

この記事のインパクトの大きさは350近いコメントが殺到したことからも伺えますが、コメントを読んでいくうちに、スペイン人のナダルに対する思い、フェデラーに対する思い、スペインの国民性などが浮き彫りにされて、とても興味深く一気に100近くのコメントを翻訳しながら読み切ってしまいました。

スペイン語から英語に翻訳すると、独特の英語になってしまい異常に時間がかかってしまいました。幸いにも今捻挫で外出できないので、この作業ができていますが、いやー、結構しんどかったです。しかし生のスペイン人の気持ちが手に取るように伝わってきて、なかなか面白かったことは事実ですが。

「スペイン人は皆ナダルファン」という安易な構図でははかりしれない複雑で興味深いスペインを、ナダルを通しながら少しでも触れることができれば・・・次回はナダルの発言が投げかけた波紋について書いてみたいと思います。(しかし途中でコケてしまったらお許しください。)

投稿者 Tennisnakama  02:22 | コメント(36)| トラックバック(0)
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コメント
これを読んでくださってる皆さんにお願いがあります。
Twitterが盛り上がっているのは嬉しいのですが、私へのブログのコメントがTwitterに流れていっているような気がします。それは多分ブログのコメントは2行くらいで書けないという印象があって、敷居が高くなってしまったのかもしれません。できるだけ面白い記事にと、興味深い話題などをひろって挑戦していますが、反応のない記事はモチベーションが上がらず、つい筆も鈍りがちになります。面白くなければ面白くないで結構ですので、コメントをブログの方にいただければ嬉しいです。tennisnakama列車の燃料は皆さんのフィードバックですのでよろしくお願いしいます♪
投稿者 tennisnakama 2009/07/23 03:08
Tennisnakamaさん、お久しぶりです。
クマ太郎です。ウガガガ
出張の嵐が終わり、久しぶりにブログを拝見しております。
ナダルの記事翻訳をありがとうございます。
>>でも僕には有利な点が一つある。それは僕が23歳だということ。ロジャーは27歳か28歳だからね。<< このコメントで熱くなっちゃうのも国民性なんでしょうね。これはプレイヤーなら誰しも思う本音を語っただけだと思うのですが... それにその前に、>>約2ヶ月近いブランクがあるので、リズムを取り戻すのがむずかしいからね。<<と非常に冷静にコメントしてますから、気取っても傲慢だとも思えないのですが。むしろこうしたコメントを出せるナダルのメンタルの変化を観察したいです。トニー叔父さんとリラックスしながら色々と話ができたのかな??
tennnisnakamaさん、私はどっちかというとtwitterよりかはこのブログが好きですよ。人柄が文脈から伺えるようで。出張も終わったので、またコメントさせていただきます。捻挫のほうはどうですか? 早く治ってテニスが再開できますように。
投稿者 クマ太郎 2009/07/23 04:12
ちなみに、いまスロベニアオープンを観ています。
ブルーのコートが夕闇を照らす照明に映えてとっても美しいです。
ロベルタ・ヴィンチが負けそうです。いや、負けました。ロス・リオスの出来が良く、2セット通してディフェンス・オフェンス共に安定してたのですが、なんだかハードコートに適応できずにヴィンチらしくなかったです。疲れもあったでしょうが。
1st setをかろうじて取ったベラ・ドゥシェヴィナと追いかけるマリア・エレナ・キャメリン(?)の試合は、2セット目からはブレイクバックのやりあいでハラハラして面白いです。でも、少し単調になってきたかな....

tennisnakamaさん、これからクレーからハードへ転戦する選手にとって大切なこと、こんな選手がうまくこの時期を乗り切ってる・適応してるという解説をぜひしてくれませんか?
wowwowは解説聞きたくないので音を切って観たりしてて...(笑) tennisnakamaさんの解説を思い出しながら観戦するのが楽しいですから。ちなみに私の友人はサッカーファンですが、やっぱり音は切って、ソニック・ユースのCDかけながら観戦です。それはそれですごい世界かも....
投稿者 クマ太郎 2009/07/23 04:46
ナダルのことがとても気になっていました。
詳しくご説明頂きましてありがとうございました。同じ日本語でも表記すると、色々なニュアンスが生まれ、相手によって受け取り方が違ってきますから、言語が異なればもっと著しい差が出るのでしょうね。tennisnakamaさんのご苦労に頭が下がります。お陰様で、ナダルの状況・発言が少し分かりました。これからもよろしくお願い致します。
ナダルとtennisnakama様の脚の回復を祈っております。
投稿者 mihokok 2009/07/23 05:04
いつも興味深い記事、わくわくしながら拝見しております、ありがとうございます。
これだけの内容を書かれるには、陰にほんとうに大変な作業があるのですね。わかっているつもりだったのですが、スペイン語の100件近いコメントを、まだあまり優秀とはいえない翻訳機能(今後ぜひとも改善してほしい機能です!!!)を使って読破されたなんて。。。きちんと状況を理解して書こうとされる姿勢に脱帽です。お体をお大事に、ご無理のない範囲で、これからもすごく期待しています!

ナダルの真意、実はすごく気になっていました。
ご指摘のとおり、記事ごとに、2か月のブランクで弱腰と見えたり、いや、23歳の僕こそが No.1 なんだ、と取れたり、いったいどっち??? なのに、もっとも確実なはずの当人のインタビューはスペイン語でまったく意味不明。。。
しかたないので、実戦から離れていた不安は抱えつつも、自身への鼓舞も含めた抱負を語った、のかな、と推測して、どうにか整理しようとしていました。
でも、記事は、記者の願望や読者のニーズが反映せざるをえないし、さらに、いったん公表されてしまうと、思惑を超えてひとり歩きしはじめてしまうのですね。
フェデラーもナダルも大好きなので、ふたりのファンの間に妙な誤解は生まれてほしくない! のが、わたしの願いですが、北と南、という対照的な要素のあるふたりだけに、応援するファンの国民感情も、とても気になります。
Tennisnakama さんの分析、心待ちにしています!
投稿者 yudikshasule 2009/07/23 09:08
Tennisnakamaさん、こんにちは。
私はこちらにコメントを入れさせていただくのが好きです。(単にだらだら話したいだけかも・・)
興味深い記事ですね。同じ出来事なのに味方によって、また書き手の思いによってイメージが変わってくるわけですね。つまり読み手は一つのソースだけで一喜一憂してはいけないわけですね。ふむふむ。
ナダルの「僕に有利」発言は、年齢的にはもっともな意見だし、そのくらいに思って当然でしょう。フェデラーはかなりビックマウスですから(慣れてて)、全く気になりませんでした。そして、そのフェデラーでも「こういう意味で言ったんじゃないと思うけど・・・」という記事も実際には目にします。
ともかくもラファが始動できたことは本当に喜ばしい事です! きっと2人の対決を楽しみにするあまり(No.1争奪戦も含めて)記事をヒートアップさせてしまうのですね。スペインの複雑な心理が早く知れたいですが、Tennisnakamaさんも無理なさいませんように・・・。 
投稿者 p.compose 2009/07/23 09:46
tennisnakama さん、大変興味深い記事です。 やはり同じ欧州の言語でも  英語、スペイン語、フランス等違いますし、訳してしまうと微妙なニュアンスが零れ落ちてしまうのだと思いますので、それを
埋めていこうとするtennisnakamaさんの努力に頭がさがります(以前ラファのインタビューをスペイン語から解説してくださいました)。
今回のラファの発言は、”自分はまだ23歳なので( 27,8歳ではなくて)時間がある。あせってないよ” ぐらいの意味と 私にはとれました。 しかし、報道とはある一部分を拡大すると、全く色合いが
変わって受け取られるような情報を発信してしまいますね。 うそではないけど、ほんとではないというしろものにーー。
次にスペインの人たちの受け取り方についてのお話、楽しみにしています。
こういた一言が波紋をひきおこすのも一流選手であるからではありますが、今回のことで ラファが傷ついたり、外に対して防衛的になりすぎないように祈ります。
投稿者 ちどり 2009/07/23 11:09
Tennisnakamさん
はじめまして。
しばらく前よりこのブログを知って、最近は毎日のように訪問させて頂いてます。
自分は週末プレーヤーですが、プロツアーを観るのも好きです。
テニスの情報は少ないので、いつも興味深く読ませていただいてます!
続きもトテモ楽しみにしてます♪ ちなみに僕はフェデラーファンです。
投稿者 しまちゃん 2009/07/23 11:10
tennisnakamaさん、いつも楽しみに記事を読ませていただいております。毎日このページを開くとき、「更新されているかな?」とわくわくしながら。(プレッシャーをかけている訳ではありませんのでご負担になりませんよう。 ただ、「楽しみ!」という部分を強調したくて。)
ナダルのこと、怪我の回復に努めていた間、情報があまり入ってこなかったので、久しぶりのナダル情報ありがとうございます。ナダルのHPでインタビューを受けている動画がありましたが、スペイン語でペラペラ…ですので、どんな話をしているのか気になっていたところです。
マスメディアは自分たちの立場で(都合のよい)記事を書きますから、同じ発言が違うニュアンスになってしまうのは日本でもどこでも同じですね。
次回のスペインでのラファの取り上げられ方、とても知りたくて期待しています。
余談ですが、スペインへ旅行した時、「ラファの国だから日本と違ってみんなテニスのファンだろう」と思っていたら、9割がサッカーファン、次がバスケとテニスと聞いて、そんなものか……と思ったのを覚えています。私の中では、「スペイン=ラファ」のイメージが大きかったもので。
*捻挫されていたとは…、超活動的な方なのでアクシデントもいろいろありますね。お大事にしてなさって下さい。
投稿者 rafajuri 2009/07/23 11:40
ラファの貴重な情報、ほんとにありがたいです。その莫大な労力と情熱に感謝です。
不謹慎ですが…捻挫のおかげもあり??なら、そのアクシデントにさえ感謝したい気持ちです。なんてごめんなさい。。早く良くなりますように。(心から!です。)
ここしばらくはラファの勇士も見れず、どうしているかと情報を集めたくても やはり現地情報までは?なかなかできなくてイライラすることの多い日々でした。
このインタビューはあちこちのネット上で見ましたが、各報道によって こうも受け止められ方?報道の焦点が違うのかと驚いています。私はラファFanなのでどうしてもラファ側になってみてしまいがちですが、そうでなければ??と考えると…???早く続きが読みたい!!(勝手でスミマセン。。)
次回のブログを楽しみにしています。
しかし(一流)スポーツ選手は言動にも一喜一憂されて大変ですね。
☆tennisnakamaさん。捻挫の治療の方もしっかりして早く復帰してくださいね♪♪~
投稿者 はっぴい 2009/07/23 12:26
tennisnakamaさん,テニス雑誌を読むよりもこちらを読んでテニスの試合を見ています。毎回の更新大変楽しく読ませて頂いています。「100近くのコメントを翻訳しながら読み切ってしまいました。」私も英文をグーグル翻訳を使ったりして読んでいますが??ということが多いので記事翻訳ありがとうございます。久々のナダルの映像はうれしいですが、報道の微妙な違いでナダルの真意が伝わらなくなるのではとナダルファンとしてすごく心配しています。早く元気なプレーが見たいです。遅くなりましたがtennisnakamaさん足の怪我お大事に♪
投稿者 kotaromama 2009/07/23 12:36
また年齢を言い出しましたか。以前からフェデラーが先に衰えるって言ってました。確かにそうでしょう。フェデラーが衰えた(引退)後は僕が1番になるという意味ですね。年齢でいうならマレーやデルポが立ちはだかる気が。最近元気のないジョコが復活するかも。ナダルとフェデラーばかりが注目されてますが(このブログも)数年後は混戦期に突入すると。
投稿者 裕哉 2009/07/23 13:18
記事のインパクトが強いのは、最後の記事ですよね。この記事に限らず、衝撃的な言葉だけがピックアップされて、本当の意味と違って伝わってしまう事ってあるんでしょうね。 
私はフェデラーファンだけど、ナダルのこれくらいの発言はぜんぜん気になりません。むしろ、謙虚なナダルの中に本音がみえて面白いです。いつも優等生な発言だとつまんないもんね。(ATPとかにはいいたい事言って問題提議しているけど)
コートの外では謙虚すぎるけど、コートの中では逆に鬼のようなナダル(ファンの人ごめんなさい。フェデラーファンからみたら時々そうみえるんです(^^;))のギャップにモヤモヤとしていて、たまには、BIGマウスなナダルにもなってほしいと常々思ってましたし・・・
とにかく早く元気なナダルを見たいですね。そしてNo1争いが劇化して面白い対決、試合がみられるんじゃないかと楽しみにしています。
投稿者 kazu 2009/07/23 13:42
コメントを残してくださったやさしい皆様へ、
励ましのコメントをありがとうございました!
利益を目的としないブログを続けることの難しさは、絶えず「なぜこんなしんどい目をして記事を書いているのだろうか?」という疑問と戦わなければならないことだと思います。
ですからなかなかブログが続かない。

私としては(昔書くことを本業としてきた人間にとっては)どうでもよい記事を書くことは非常に苦痛であることをまず理解していただきたいのです。特に報酬のない記事については、まず自分が燃えなければ書く気になれない。もし書く気にならなければ質の高い記事は書けない・・・これはブログのライターのディレンマだと思います。いかに自分を燃え立たせるか? これは皆さんのフィードバックに尽きることがわかりました。記事に手応えがあれば、もっと挑戦してみようと奮い立ちます。皆様のフィードバックで新たに書く意欲が湧いてきました。Thank you, everyone!
投稿者 tennisnakama 2009/07/23 13:52
tennisnakamaさん,はじめまして、こんにちは。
いつも興味深く、拝見させて頂いております。
エドバークに魅了されていた日々から約20年。子育てですっかりテニスというものから離れた生活をしておりました。その子供が今やどっぷりテニスにはまっております。フェデラーファンの彼から漏れ聞くナダルの話から、どうもマイナスイメージばかり描いておりました。(それまで試合もインタビューも見たことがなかったので) それがある朝TVに、はにかみながら話すとても素朴な好青年が映しだされました。それは、フレンチで負けた後のナダルのインタビューだったのです。目から鱗です。これがナダルなの?子供に問いただすと「ナダルはそりゃ、性格のいいやつさ。でも、フェデラーが俺大好きだから」との返事。エドバークファンだった私はフェデラーの美しいテニススタイルに惚れ惚れしています。でも、ナダルにも興味津々。US OPENでナダルの戦いぶりを観ることを心待ちにしているこの頃です。また、20年前のようにテニス観戦ずけになりそうな予感。
tennisnakamaさんの記事、とても楽しみにしています。
これからも、よろしくお願いします。
足のお怪我、早く良くなる事をお祈りしております。
投稿者 stefan-fan 2009/07/23 14:10
再度コメントさせてください。 1日1回、tennisnakamaさんの記事がアップされているかチェックしております。”どうでもいい記事”では 全くありません。 金銭的という意味で報酬のない記事であるのであっても、その内容の上質さによって価値は 断じて下がるものではありません。 最近のもので
思い出すだけでも、ラファのインタビューをスペイン語から解説されたもの、ステファンキについてのもの、そして今回などtennisnakamaさんならではの切り口で 感心しております。
私事に関することで 申し訳ないのですが、長男が中学から単身北米で勉強しております。数年前
アメリカの雑誌より どういうわけか 日米の教育の差異についてインタビューを受けたそうです。記事になったものは、語ったほんの一部を(文脈のなかで取り上げずに)大きく取り上げ、かなり歪められたかたちで編集されたものであった と憤慨・失望しておりました(誰でもが知っている一流誌にして
こうです)。 
大ジャーナリスムは、ごく控えめに言っても 1 大衆に知らせてよいことを取り上げる 2 売らんがため過度にセンセーショナルに取り上げる 傾向があります。 tennisnakamaさんの記事は、ご自身の能力の高さももちろんですが、報酬がない=売らなくてよい から、誠実で上質なものになるという面もあると思います。
長々と申し訳ありません。 とにかく楽しみにしていますので よろしく御願い致します。
あとくれぐれもお大切に!


投稿者 ちどり 2009/07/23 15:11
tennisnakamaさん ご無沙汰しております。 私はtwitterもこのブログも大好き。毎日楽しみにチェックしております。twitterはon timeの感じ、そしてこのブログはじっくり読ませてもらってします。いつもタイムリーな話題で コメントも時には論争?っぽくなるのも迫力があって楽しみです。お忙しい中を更新していただいて本当にありがとうございます。今回のラファの発言に対する報道の微妙なズレについても とても興味深いです。楽しみにしております。 早く お怪我が治りますように。

投稿者 りりー 2009/07/23 16:47
Twitterではお世話になってます。ブログのコメントは初めてです宜しくお願いします。
人の話は始めから終わりまで聞いていても、受け取りかたは人それぞれなのに、一部分だけだとなおさらですね!私なんか〇年間も習ったはずの英語でさえ役立たず、ましてや、フランス語、スペイン語はまったく分からないので、1部分の記事でもそれに頼るしかありません・・・日本語への翻訳はホントに意味不明だし・・・
とにかく、tennisnakamaさんの情報は貴重です。これからも体に障らない程度にブログの更新宜しくお願いします。
ナダルの会見ですが、私もちどりさんと同様、今年は難しいけど、あせってないよ!ってぐらいに感じます。Aの発言だけだと、かなり弱気で大丈夫かな?と心配になりますね!なのでBも言ったのではないかって気がします。
風邪に捻挫、お体大切にしてくださいね!
投稿者 mifua 2009/07/23 17:38
こんにちは。
いつも 興味深い内容ばかりで こうして 気軽に しかも Freeで 読めることに 心から感謝している Tennisnakamaさん の大フアンの 一人です。
一人の人間の コメントが こんな風に 取り上げられ方によって ニュアンスが 大きく違ってくるとは 本当に驚きです。報道に踊らされてはいけませんね。
それにしても、いつもながら Tennisnakamaさんの 記事に対する情熱と努力には 尊敬の念を抱くばかりです。
ナダルの復帰に向けての練習風景を 取り上げられたブログのビデオで見たのですが 何だか 足をかばっているような感じがして、ちょっと不自然さを感じたのですが、、、。(ちょっと心配です。)
次回の記事アップも 心待ちにしてます。
足もお大事に!
<私は Twitterはどうもにがて、このブログがベストです、古い人間 :( >
投稿者 yokochin 2009/07/23 17:42
こちらのブログでのコメントはひさしぶりです。
tenn.さんのおっしゃるとおりTwitterに意識が流れてましたわ。Twitterでコメントすることでなんかコメント欲が満たされるというか・・。
私も、ブログではないんですが、テニス仲間のメーリングリストでたまにテニス関係の情報や自分の意見をメールで発信するんですが、なんの反応もないと確かに悲しい・・。
「いつも楽しみにしてる」とたまに言われても、やはり発信するたびになにかしらのフィードバックがほしいところ。というのは発信者共通の欲求だったんですねー。

今回の記事に関連してですが、私はメディアの報道についてはわりと懐疑的なタイプです。
自分のイメージと合わなければ「果たして本人が本当にそんな発言をしたのか?脚色(または捏造)されていないか?」と思います。
メディアは大衆に真実は伝えるという使命(機能?)がありますが、そうは言っても営利目的の組織なので大衆の興味を引くような報道をしてしまいますし、記者個人の感情も入りますよね。ニュースの読み手はそれを考慮して考える必要があると思います。
真実を見極めずに一喜一憂すると、なにかと問題を引き起こしますから・・。
投稿者 こりお 2009/07/23 19:32
こんにちは。私もブログを見るだけ見て、書き込みはtwitterに流れ、Tennisnakamaさんのモチベーションを下げていた一人です。ごめんなさい。
普通の日記ブログだって更新するのは大変だと想像できるのに、プロテニスの、しかも過去から最新までのさまざまな情報をかき集めて頻繁にアップすることは、相当の時間と労力と“熱意”がないとできないことですよね。Tennisnakamaさんのブログのおかげで、ド素人の私も少しずついろんな人とテニストークができるようになりつつあります(たぶん)。それもこれもTennisnakamaさんの努力のおかげなんです。ありがとうございます。これからも、無理しすぎずに、気になるテーマで記事を書いていただけるとうれしいです。もちろん、頻繁に見ますし、書きこみもしますので。
さて、ロジャーファンの私としては、ナダルの復帰に向けての動向は気になっておりました。そんななか目に入ったのが『ナダル:フェデラーより僕の方が有利』という報道でした。まさか、ナダルがそんな傲慢な発言するわけないだろうと思っていたので、Tennisnakamさんのブログを読んで納得・安心しました(二人には、いいライバル関係でいてほしいので)。
そのためにも、ナダルには万全を期して復帰をしてほしいです。ロジャーも待ってるよ!
投稿者 mito 2009/07/23 20:51
長文は苦手なのでここにはあまりコメントしないのですが、ほんとにいつも貴重な時間を割いて記事を書いてくださり感謝してますよ。 有料でも読みたいくらいです! 特にナダルファンの私には彼の記事はありがたい♪ 毎回目を輝かせながら読ませていただいてます。 記事はおおよその意味を英語の記事から拾い読みしたりしています。 たまには真実からかけ離れた内容に踊らされたりした事もあります。 ま、それもありかなと(笑) 後からこちらで「なんだ、そうなのか」なんて思ったり。 たまには燃料補給に参りますのでよろしくお願いします。
投稿者 Rafafa 2009/07/23 22:46
温かい励ましのコメントありがとうございます!
何か無理強いをしたようですが、それでもこうやって皆様からいろいろコメントをいただき感謝の気持ちで一杯です。モチヴェーションが上がってきました!

もうひとつスポーツナビにも同じ記事を載せていますが、そこでおすすめエントリーの4つのなかに選ばれました。あそこはほとんどが野球とサッカーのブログですので、テニスの宣伝になるかなと期待しています。それにしてもあれほど数多くのエントリーがあるのに、きちんと読んでいるのには感心します。
投稿者 Tennisnakama 2009/07/23 23:00
tennisnakamaさんこんにちは!捻挫は回復に向かってますか?
私はあれこれ色々と考えながらこちらにコメントさせていただくのが楽しいと思っている一人です。みなさんもおっしゃってるように、このブログを毎日心待ちにしている人はいっぱいいると思うので、どうか身体に無理のない程度にこれからも興味深い記事をお願いしますね!
しかし、トップ選手と言うのは、一言言っただけでいろんな取られ方をして大変ですねー。ナダルの言った年齢の話は、私もそう思って当然だと思います。私はフェデラーファンだけど、侮辱的だとは思いませんよ。だって本当にそうなんだもの。それは本人たちが一番よく分かってるのではないかなあ。ラファはこれからテニス選手として旬となる時期をどう輝いていくか楽しみだし、反対にロジャーは「一般的に」ピークと言われる年齢を過ぎつつある今、そしてこれから先、どういったプレーを見せてくれるのか(実際ハースたち30代もがんばってますしね!)ファンとしてはそれが楽しみです!
投稿者 pandini 2009/07/24 01:33
いつもコメントしていただいてる皆さん、それに初めてコメントいただく方々へ、
感謝、感謝で気持ちが明るくなってきました。怪我は真っ青ですが腫れはひきましたので、ぼちぼち歩き始めています。ご心配おかけしました。

裕哉 さん、
なぜフェデラー、ナダルが多いかというと情報が多いからです。シャーディについて書きましたが、彼の情報は本当に少なくそれはそれは大変でした。ジョコヴィッチについて気になるので書きたいのですが、英字メディアには登場せず、今度セルビア語の翻訳を使ってリサーチしてみようかと思っています。デルポやモナコはアルジェンチンのメディアで探していますが、試合の結果報告ばかりでおいしい情報が手に入らないので困っています。
という状況ですので、彼らを全く無視しているわけではないことをご理解していただきたいと願っています。
投稿者 tennisnakama 2009/07/24 03:45
記事のアップについて:
tennis365のメンテナンスが長引いて記事のアップができないでいます。朝の9時には元にもどるはずなのですが、いつになることやら。もしお急ぎの方は、スポーツナビの方にはアップしてありますので、『ナダル発言の波紋』をご覧になってください。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tennisnakama/article/209#extended
投稿者 tennisnakama 2009/07/24 09:45
tennisnakamaさん、こんばんは。
毎日のように、ナダルのofficial siteを見ては、本当のところはどうなのかしらと思っていただけに、今回の記事は特別興味深く読ませていただきました。大変な労力と時間をかけて書いて下さった記事、こんな記事が読めて心から感謝します。
ところで、私もジョコヴィッチのことが気になります。ナダルが欠場したwimbledon、一体
誰がこのチャンスをものにしようとフェデラーにいどみかかるのかと、楽しみにしていたの
ですが、ジョコヴィッチはその気があったのかなかったのか?落ち着いて冷静に見える時と
見るからにやる気のなさそうな時と、極端すぎる気がするのですが・・・・彼のモチベーションはどこに?もうトップになることは諦めてしまったの?と、見るたびに思います。
捻挫の具合も少しよくなられたとのこと、早く回復して一日も早く外出できるようになると
いいですね。どうかお大事に!
投稿者 choco 2009/07/24 10:23
chocoさん、
ジョコヴィッチをセルビア語で調べるのは想像を超えるむずかしさがあって頭を抱えています。というのはスペルが全く違っているので見当がつかないのです。しかしどうやらセルビアオープンで父親とディレクター(ジョコのテニスの育て親)が喧嘩して辞めたり、また家族内の不和の噂があったり、といろいろ内輪の問題を抱えているようです。しかしつい最近までは楽しくガールフレンドとヴァケーションに行っている写真がいろいろ載ってましたので、リフレッシュして、ハードコートシーズンで頑張ってくれると思います。
写真はここに載っています。http://bit.ly/17Nt2e
投稿者 tennisnakama 2009/07/24 10:59
tennisnakamaさん,、『ナダル発言の波紋』、早速読ませて頂きました。大変なご苦労の上での記事ありがとうございます。
テニスの世界には久~~しぶりに参加させて頂いている私の感想は、すごくずれているのかも知れませんが、スペイン人がナダルのこの発言でなんでここまで熱くなるのかがイマイチわかりません。
ナダルてスペインの方にとっては聖人君子の完璧な人物、いえ、tennisnakamaさんの仰るように神の申し子的存在なんですね。
勝負の世界に生きていたら、これくらいの強気(?)の発言は当たり前と、とらえている私が変なのでしょうか。発言の実際のニュアンスも解らないのでなんとも言えませんが・・・
何にしても、自国のテニス選手の話題で盛り上がれるのは、羨ましいですね。


投稿者 stefan-fan 2009/07/24 12:36
tennisnakamaさん
早速、ジョコヴィッチの情報をありがとうございました。写真を見ましたが、楽しそうなのが伝わってきて、何だかほほえましいですね。
それにしても、内輪でのいざこざが選手に与える影響というのは、やはり大きいんですね。テニスに集中できる環境を作るのが、いかに難しいかを実感します。大会をおもしろくする
為にも、是非ジョコヴィッチには吼えて欲しいと思います。
投稿者 choco 2009/07/24 12:52
tennis365のブログの立ち上がりが大幅に遅れているようです。以前も約5日間ほどアップができない状態がありましたので、もし私の記事が更新されていない場合は、お手数ですがスポーツナビのブログをご覧ください。次回の『ナダル発言の波紋』はあちらですでにアップしておりますので。
スポーツナビ:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tennisnakama/
投稿者 tennisnakama 2009/07/24 13:07
双子でしたね~Tennisnakamaさん!ロジャーの赤ちゃんは!!
記事と全く関係ないのですが、やはりここに書かなくては!と思い、書いてます。
双子で女の子、ロジャーはメロメロですね~ (プレーはメロメロにならないでね)
ミルカもなんというタイミングで出産するのか・・・それも驚きです。
おめでとう!ロジャー、ミルカ!!そして、Charlene RivaちゃんとMyla Roseちゃん!

投稿者 p.compose 2009/07/24 13:57
tennisnakama さんの毎回読み応えのある文章は、大変な作業に裏打ちされているのですね。
とても頭が下がる思いです。これからも興味深い文章を期待していますよ。
いつもコメントを残すとやかましいというのか、くどいかなぁと躊躇するので、
よほどコメントしたい!という時以外には控えていました。
ラファたちクラスの選手になると、ものを言うにもいちいち大変なんだなぁと思います。
スペインの愛憎相半ばするファンたちからすれば、格好の攻撃の的になってしまうのですね。
第三者的な国の人間からすれば、今回の発言は文字通り解釈すればいいんであって、
別に他意なんてないでしょうって思います。
一般的に年齢が下の方が有利なのは当然のことですものね。
もちろんフェデラーほどの天才なら、
一般的な見解を覆すほどのことをやってのけるかもしれませんが。
ラファだってそれぐらい分かっているでしょう。
投稿者 simonadal 2009/07/24 13:59
ロジャーはまた記録男ですね。2冠王です。ブライアン兄弟のように、フェデラー姉妹としてダブルスで活躍ですね。楽しみ♪♪

赤ちゃん誕生を祝うフェデラー・ラップが出来ました。首都ベルン出身のバンドで、スタイルはベルンラップとか。英語とスイスドイツが混ざって結構楽しめます。 
http://bit.ly/SVjeE
投稿者 Tennisnakama 2009/07/24 14:13
こんにちは、久々にナダルの話題を取り上げてくださり、彼の近況を知ることが出来て嬉しいです。スポーツナビのほうにコメントが出来なかったので「ナダル発言の波紋」のコメントをこちらにさせていただきます。すいません。
私は、テニスを始めるまでスポーツ観戦にはまったく興味がなく、むしろ、野球やサッカーなどは嫌いと言っても過言ではないくらいでした。それは、ファンやサポーターなどが選手の決断や行動にあまりにも過剰反応し、本来の彼らのプレイ以外のことに着目し過ぎて、結果的に選手にプレッシャーをかけている感じがしていたからです。

「スポーツ選手=人格者」というステレオタイプの見方のために彼らの発言や行動が自分たちのイメージや期待と違うとすぐにバッシングしたり、落胆したりするのは、自分勝手というものではないでしょうか。気が優しくて、いい人だけでは、どんな世界のトップにも立てないと思います。フェデラーのようにビッグマウスで自分自身を鼓舞する選手もいます。それに比べれば、今回のナダルの「年齢で有利発言」は可愛いもんだと思いますけどね。
怪我でトレーニングできないのはとても辛いものです。
そうでも言って自分を励まさなきゃ、絶望しちゃうんじゃないかな。
tennisnakamaさんもはやく、捻挫を治してくださいね。
投稿者 SARA 2009/07/24 14:46
こんにちは
twitter でもお世話になってます。
(というか、twitterに 入ったのはtennisnakamaさんのおかげなのです)
そして、いつもいつも
RSSでtennisnakamaさんの記事を楽しみに読んでますのに
コメントするのは初めてです。ごめんなさい
ほんとに、とってもとっても楽しみにしています。
私なんか、テニスもしないし、wowowしか入ってないし
テニスファンの片隅のオンナなので(笑
こんなtennisnakamaさんの素敵なブログにコメント残していいのか・・・と
おびえていたのですが(笑
これからは、率直に素直にコメント残させてくださいね~
ラファの記事、読み応えがありました!
どうぞ、これからもよろしくお願いします
投稿者 cafeRa 2009/07/27 10:59
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