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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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ナダル発言の波紋

前回の記事でスペインの大手のMarca紙の記事タイトルが『僕の方がフェデラーより有利』という刺激的なものであったために反響が大きかったと書きましたが、これはナダルの発言でスペインが大騒ぎしたという意味ではありませんので、誤解のないように願います。

Marca紙に殺到した350近くのコメント全部に目を通すことはできませんでしたが、(スペイン語ですので大変なのです)二日間にわたってやっと200近くのコメントを読み切りました。
http://bit.ly/3H8w4

読んでいくうちに驚いたのは、意外に多くのナダル批判があることです。でもこれはMarca紙の扇情的な見出しに反応したものも相当あると思いますので、一概にこれらのコメントがスペインのナダル観を代表しているものと考えるのは危険だと思います。

また『僕の方がフェデラーより有利』のタイトルにむかついたフェデラーファンが多く投稿したことによって「ナダル批判が多かった」という印象を受けたのかもしれません。

フェデラーvsソダーリングのRG決勝戦でコートに乱入してきたスペインのふとどき者も、ナダルではなくフェデラーのファンでした。彼はフェデラーvsナダルの決勝を見越してチケットを購入。まさかナダルがその前に敗退してしまうなど想像もつかなかったでしょうが、もしナダルが決勝に出ていたなら・・・? バルセロナの旗を掲げスイスの国旗のソックスをはいたこの乱入者の出現は、ナダルへの最大の侮辱行為となるところでした。

またナダルにネガティヴである他の理由として、マヨルカに対する歴史政治的感情、サッカーカンツリー、スペインのチーム間の対抗意識(ナダルはレアル・マドリッドの熱狂的ファン)、ナダルの度重なる怪我に対する失望などがあげられると思います。

今回の記事のタイトルが、フェデラーファンを刺激するようなものであったためか、フェデラーファンから多くのアンチ・ナダルのコメントが寄せられました。全体の約4割くらいがフェデラーを褒め讃えるコメントだったように思います。(この何割という表現は、読後の印象からくるもので正確ではありません。)

Federer ファンのコメント
ナダルファンの皆様、気分を害さないでください。フェデラーファンは、ナダルの発言にムッときているということを理解の上で読んでください。)

「年齢差なんて関係ないよ。いつもフィジカルの限界に挑戦するナダルのやり方では選手生命が長続きするわけがなく、あと3年もたてばナダルも終わりかもしれない。そうするとフェデラーと同じ時期に引退となるから、23歳の年でも有利とは言えない。」

フェデラーは完成された技術のテニスとたぐい稀ない才能に恵まれている。ナダルは肉体を使った足とパワーのテニス。今のままでは、ナダルの膝が治ってもフェデラーの領域にはとても届かない。」

「4歳の違いは大した違いじゃない。もしナダルが30歳で引退したとしても、フェデラーはまだ34歳。この年齢の二人のフィジカルな状態を比べてみたら、きっとフェデラーの方が上だと思う。」

「Nadalin(ナダリンちゃん)がもし今のフェデラーの27歳だったとしたらもう引退しているかもしれない。でもフェデラーはまだ31歳。まだまだ試合で活躍できる健康体。これは頑張りだけのテニスではなく、テニスの技術の最高峰を極める者に許される特権だってことをお忘れなく。」

フェデラーは力の7割でも勝利を得ることができる。ナダルはいつも100%を出し切らなければ勝てない。これでおのずと勝負は決まる。」

このナダル攻撃に対してナダルファンは猛然とカウンターアタックをしています。しかし批判抜きの熱烈ファンは全体の2割くらいの感じで思ったより少なめでした。

Nadal ファンの激励のコメント
「若いということは絶対的に有利なことだということは分かりきったことだ。その当たり前のことをラファは言ったまでのこと。」

フェデラーがサンプラスを打倒したように、ナダルフェデラーを打倒していく。これは歴史の流れだ。」

「ランキングが落ちるのが怖くて無理をする選手が多い中で、ナダルがNo.1を失ったことに対する冷静な態度はすばらしい。」

「23歳でまだ年齢に余裕があるというのは本当のことだ。27歳になったらフェデラーの記録を超すと信じている。バモス、ラファ!」

ナダルは賢明な青年だ。自分の今一番大切なことをよくわきまえて、試合に出ないでトレーニングに専念する彼の努力を讃えるべきだ。」

「ラファのいないテニスは本当につまらなかった。やっとテニスに戻ってきてくれて嬉しい!」

「それにしても、なんでこんなにアンチ・ナダルが多いんだ? それにこんなくだらない記事には吐き気がするよ。」

「僕たちのラファは、いつも100%の力を出ししきって試合に挑戦する。それがラファなんだから。US Openのタイトルに向けて100%頑張ってほしい。」

「ラファはまだ若い。そして彼のテニスはまだまだ向上し続けている。これからラファはフェデラーを超して彼の黄金時代を築く日が近いと信じている。」

「オリンピックの陸上選手を見習って賢明になってほしい。彼らは予選では全力で疾走しない。余力を残したプレーをしてGSのタイトルをできるだけ沢山獲得してほしい。」

残りの4割ですが、ナダルに失望したというか、ナダルの怪我の多さにイライラしているとでもいうか。ナダルのファンですが厳しいコメントが多かったように思います。

Nadal ファンの叱咤のコメント
「23歳は若くない。多くのティーンネージャーがラファの跡を追ってきている。年齢よりも技術を磨いてほしい。そして攻撃テニスをやってほしい。」

ナダルの言葉に正直がっかりした。もし若いということだけが有利な点としたら、フェデラーよりも早く引退してしまえば意味のない言葉じゃないか。」

「20才のときから同じ怪我の繰り返し。スペイン史上ベストなテニスプレーヤーを、もし若くして失ってしまうようなことが起これば本当に悲しいことだ。」

「愚痴はやめて実行せよ。 膝のせいでRGでソダーリングに負けたのではない。ソダーリングはナダルよりも強かったことを認識してほしい。ラファの前に立ちはだかっているのはフェデラーだけじゃない。がんばってほしい。」

「ラファの口からそんな言葉を聞くとは驚きだ。彼はフェデラーではないと思っていたのに残念だ。」

「今までのナダルは負けたときも相手の選手を褒めることしかしなかったのに、あのつつましいナダルはどこへ行ってしまったのか?」

これらの多くのコメントを読み終えて、スペインの二つの顔をみたような気がしました。
一つの顔は、「スペインは熱狂的にナダルを応援しているという単純な構図ではない」こと。もう一つの顔は、「ナダルがスペイン人にとって崇高なヒーローであり続けなければならない」こと。

決して奢ることのない謙虚なラファ。
言い訳をしないスポーツマンシップに溢れるアスリート。
相手の気持ちを思いやるやさしい青年。
どんなときにでも生死をかけて戦うマタドール・ナダル
たえず向上をめざす努力と魂の男。

フェデラーが勝ち続けていた時代に、自身のイメージに対して「自分はモンスターをつくり上げてしまった」と語ったことがありました。ナダルにもいつの間にか自分のつくりあげたモンスターが一人歩きをしてしまっているような気がします。

今までのナダルの記者会見は、はっきり言って退屈でした。英語というハンディがあるにせよ、毎回彼の返事は壊れたレコードのように同じ答えの繰り返し。対戦相手をいつも褒め、どの記者会見を読んでも「僕のゴールは向上すること」。あまりにも優等生すぎて正直いって食傷気味でもありました。

誰もが思っている当たり前のこと「ぼくの方が若いのだからフェデラーよりは有利だよ」こんな当たり前のことも今まで言えず聖人化してしまったナダル・・・

テニスにおいても、あまりにもフィジカルすぎたナダルのスタイルに修正が迫られ、選手としても大きな転期をむかえるナダル・・・

今まで何の疑いもなく親に従い、トニーコーチに従ってきたナダルは、今年は両親の離婚、膝の怪我、No.2へ降格が重なる試練の年となりました。長い辛いリハビリから解放され、やっとトレーニングに戻れたナダルの口をついて出た「僕のほうが有利だ」の発言は、彼が初めてみせた生身の23歳の青年の言葉だったと思います。

何かがナダルの中で変わりつつある・・・

ナダルナダルであるためには何をしなければならないのか? その答えを求めて歩み出したナダルを私たちは温かく見守っていきたいと思います。
投稿者 Tennisnakama  16:38 | コメント(17)| トラックバック(0)
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コメント
以前ナダルはフェデラーと比較して「僕はまだ若いから、チャンスはある」といった内容のことは言ってました、しかしこれだけの人が彼の言葉に反応したのは、「フェデラーより有利」という発言が、ナダルのイメージにそぐわないものだったからだと思います。別にたいした発言ではないのですが、イメージの一人歩きとのギャップを埋めていかなければならないのが、今後のナダルの課題の一つではないかと思います。
投稿者 tennisnakama 2009/07/24 16:57
いつも、興味深い話題、ありがとうございます。フェデラーとナダルの比較とか、今回のラファ発言について、いろいろな情報、本当に勉強になります。ラファファンの私としては、以前から、彼の、プレースタイルに、魅了される一方で、不安がつきものです。いわゆる、足でかせぐテニス・・・体を酷使する、体調に不安を抱えると、なかなか、攻めの形にならないテニス・・・ベースラインの後方3mで構え・・・・守りから、徐々に攻めに転じていくパターン、もっと、変化もあっていいですよね。ロジャーは、あの御年で、大きな怪我もなく、15回もGSのタイトルが獲れたのも、体調管理が、行き届いていることと、省エネで、取るポイントが多いように思われます。 “無事これ、名馬”といいますが、まさに、彼のことでしょうか。。。。全くの私見ですが、ラファは、ライジングで打つ回数を増やして、伊達さんのような、展開力をマスターすれば、鬼に金棒・・・?23歳という年齢が味方するようにおもったりしてます。全てのポイントを、マッチポイントのようにプレーする、ラファならではのテニス…見ていて心奪われますが、長~~く続けて欲しいので、ネットプレーとライジング!!どうでしょう??
投稿者 with-rafa 2009/07/24 17:37
tennisnakama さんこんにちは!
ブログの更新お疲れ様でした。
今回の記事は非常に興味深いものでした。日本にある情報では絶対にわからないことですね。
スペインではナダルが圧倒的に人気があると、思っていましたが、やはりフェデラーの人気も凄いですね。マドリッドマスターズ決勝でそこまでフェデラーがアウェーで試合をしているような応援ではなかったなぁと感じていましたが、今回のブログで納得できました。国民性かなぁと思ってました。
フランス人のひいきは凄いですよね。
投稿者 ピュアドラ 2009/07/24 17:43
大変興味深い記事をありがとうございます。 ラファも大変だなあーー とまず感じましたね。 彼としては、"復帰できても シーズン後半はきびしいだろう” でも "自分はまだ23歳だから あせってないよ” くらいの感じだったのではないか、そしてやはり 彼の長年の目標且つライバル、フェデラーのことは念頭から離れることはないでしょうから、フェデラーの年齢も引き合いに出した くらいだと思うのですけど。 tennisnakamaさんのおっしゃる "崇高なるヒーロー” "神の子” であることを 求められても 気の毒というものだ、求めすぎというものだ と思うのは不適当なのでしょうか? 私も、彼のアグレッシブなプレースタイルと、プレー後のふるまい(例えば 今年全豪決勝後のフェデラーが泣き崩れたときの、あの申し訳なさそうな顔)の対比に 深く魅了されます。 しかし、選手たちの真髄は、プレーのなかにあるわけで、”注文の多すぎる観客”にはなりたくないと思います。
これから、ラファの "生身の青年の言葉” が自然に語られるようであれかし と祈ります。
プレースタイルについても、変化と成長を遂げて、息長い選手として活躍してほしいです 
(with-rafaさんいろいろと書いてくださいましたね。私も先日のテニス川柳では 
"ラファのため 戦術を練る ちどりかな” とひねり出し、家族の失笑を受けましたが、私たちにとって
大事なことですよね)。
投稿者 ちどり 2009/07/24 19:21
良いイメージの一人歩きというのは苦しいものだと思います。優等生のイメージと本当のナダルとのギャップを埋めるために、これからはもっとマスコミや公式サイトや、できればtwitterなんかも活用して、自分の素直な気持ちをたくさん伝えほしいと思います。もちろん、時には今回のような反響覚悟で。行動を見ればわかる、ということもありますが、言葉にしなければきちんと伝わらないこともあると思いますから。錦織も最近はブログの更新が増えてきていますし、ロディックなんてほぼtwitterジャンキー状態ですが、素顔や心情がよく見えてきて、すごくいい効果が出ていると思うんですよね。
投稿者 mito 2009/07/24 19:21
tennisnakamaさん、こんにちは!続きを楽しみにしていました。
生の声を、分析しながら伝えていただけて、嬉しいです。
それにしても、ちょっとした発言に、これほどの反応。
トップ選手は、いろいろな意味でメンタルトレーニングが必要ですね。。。

フェデラーがあくまでt強気なコメントをするのは、楽観的であることで、自分のモチベーションを保とうとしている、と思えるのですが、「ビッグマウス」と解されるわけですし、ナダルもこの大きなブランクを乗り越えようとしているだけ (に思えるんですが)なのに、一部のファンからは傲慢になったかのような批判を受ける、・・・もはや、変わらず支えてくれる人を大切にしながら、周囲の雑音は気にしない、ことを薦めたくなってしまいます。

ただ、tennisnakamaさんが指摘されているとおり、ナダルは少し修正すべき時期では、という気がします。
偉大なチャンピオンとしての矜持と威厳を身に着ける時期に来ていないかな、と思うのです。
ローランギャロスの観客の反応には、フランス人特有の気質(独裁を嫌う性質→5連覇よりは新しいチャンピオンを望む)や、フランスースペインの問題が微妙に絡んでいるにせよ、あまりにも敬意に欠ける気がしたのです。
同じ立場だったら、フェデラーにも同じ反応だったのでしょうか?
謙虚に徹してきたこと、もですが、なにかあるたびにトニ叔父の発言が求められるのも、子どもっぽい印象(イメージは重要なので)を与え、本来ならもっと勝ち得たはずの尊厳を少し損ねてきた気がするのですが。。

投稿者 yudikshasule 2009/07/24 19:26
こんにちは。
ナダルのインタビューの全文を読むと これといって 何の問題も無く ほんとただ正直な気持ちを語ってるだけの すんなりと受け止められる内容と思いますが、一部を誇張して取り上げられ、こんなにも批判や厳しい反応があると ナダルが気の毒になってしまいます。
大スターになればなるほど メデイアの対応も本当に大変なものですね、、。
tennisnakamaさん 200近くもの莫大なコメントの翻訳 お疲れ様でした、そしてどうもありがとうございました。
ところで、ナダルのひざは どのくらいまで良くなっているのでしょうか???練習を再開したといっても 完治ということではないのでしょうかね、、、、。
投稿者 yokochin 2009/07/24 19:36
ナダル、まだ23歳なんですよね。そんな若者のちょっとした一言が波紋を広げる、世界 No.1, 2 のの位置にいるからこその現象ですが、本当にナダルが気の毒に思います。年齢を問わず、一般人なら、冗談や皮肉を言って、笑いあって毎日を過ごしていられるのに!
ラファも気の許せるジスカちゃんや仲の良い友達といるのが唯一のストレス解消であり、救いなのでしょうね。それすらパパラッチに常に狙われているのでしょうが、世間の中傷もパパラッチも有名税と開き直る位でいて欲しいです。ナダルがこれ以上、精神的にダメージを負わないように祈るばかりです。
ただテニススタイルについては、身体を酷使しないように改善して欲しいものです。出来るだけ長い年月、ラファを見られたらと思っています。
tennisnakama様、今後もラファのフォローよろしくお願いします。



投稿者 mihokok 2009/07/24 21:58
tennisnakamaさん こんばんわ。膨大な記事の検証お疲れ様でした。お蔭様で私はラクラクと読ませていただきました。スペイン語の記事はどうしても目に触れる機会が少なく、英語経由の情報にたよってしまう日本の特殊事情、tennisnakamaさんの努力にはこころから感謝しています。私見はすでに皆さんがポストされていることと同じですので省きます。ちどりさんに座布団3枚!とでも申し上げましょうか。yokochinさんも心配していらっしゃる膝の状態、まだまだ安心は出来ないですよね。あとは祈るのみ。。。
投稿者 hako63 2009/07/24 21:58
 初めまして、こんばんは。いつも興味深い内容の記事をありがとうございます。一般の雑誌でしかテニス情報を得ていなかったのですが、tennisnakamaさんのブログを読むようになり、ATPツアーが身近に感じられています。さて発言についてですが、ナダルが置かれている状況を考慮すれば、あのような発言が自然と声にでるのはおかしなことではないと思います。彼はチャンピオンになったことがあるとはいえ、まだ若干23歳です。いくら紳士なナダルでも、ライバル関係そして絶対的な目標であったフェデラーに対する対抗意識は常に心の中にあり、それが闘志となりプレーにあわれているのです。今のナダルに”チャンピオンらしさ”、”王者の風格”を求めるのは酷な事でしょう。フェデラーもウィンブルドンでサンプラスに勝利した試合の、闘志あふれる野心的な表情と現在の王者フェデラーのゆったりとした表情はまったく違っていて、勝利を重ねる中で風格が出てきたはずです。ナダルがそうなっていくのかは、わかりませんが、見守りましょう。課題、障害を克服しようと努力している人間に対して、言葉尻をとらえて批判するなんて、それこそ非難されるべきことですよね。メディア報道の過剰表現そして、それに敏感なファンの心理って怖いですね。フェデラーファンですが、あまりにもナダルがかわいそうなので、コメントしてしまいました。ぜひUS Open決勝は、フェデラー対ナダルで!!(ただし、フェデラー優勝)。
投稿者 Nakamwoo 2009/07/24 22:33
tennisnakamaさんたくさんのスペイン側の情報をありがとうございます。私が最初tennisnakamaさんの記事を読み出した時、日本にはないレアで迅速な情報を、プロのマスコミの識者でもある方の「日本語」で読めるという今までにない情報ソースに、涙が出そうに嬉しかったのを覚えています。しかしテニスを観て感じるのは、サッカー等他のスポーツと違い、国対抗ではないので、テニスプレイヤーは各国に散在、そしてどちらかというとヨーロッパのスポーツなんだな、と感じているところでした。英語にご堪能なtennisnakamaさんでも、ヨーロッパ側の情報は、本当にご苦労されて記事をアップして下さったんだと思います。感謝感謝です。
メディアというのはしかし怖いですね。ラファの真意は、受け取る側によって全く違った内容になる、これは仕方のないことなのかな。
彼はいろんな人の意見も受け入れて、彼なりに昇華し、また一皮むけて、きっとコートに帰ってくると思います。最初に勝てたらいいけれど・・。でも勝っても負けても、ファンでもファンでなくても一人のアスリートが背負うものが大きければ大きいほど、頑張っている姿は、誰が観ても心打たれるものだと思います。(4月以降のロジャーの時のように)。・・そうするとまた「レジェンド」って言われちゃうのかもしれないですけどね。
一流選手たるが故の一流の至難、かな。でも私などは、特にナダルのファンではないけれど、このようなtennisnakamaさんのブログのおかげで、またテニスが楽しみに観戦出来ます。
投稿者 chell 2009/07/24 22:40
続けての記事のアップありがとうございます。
ナンバー1になる前と後では同じようなことを言っても、反応が違うのにはびっくりです!
人気が出れば、アンチもふえる、たたいてもらえるうちが花ぐらいに思ってないと身が持ちませんね!
日本のニュースでは練習再開とAの記事は見ましたが、Bの僕のほうが有利という記事は見てません!(私が見てないだけかもしれませんが)テニスの記事自体が少ない・・・
日本でも、錦織くんがナンバー1にでもなったらその一言で、賛否両論あるかもしれませんね!そんな日がくればいいですね!
投稿者 mifua 2009/07/24 23:08
tennisnakamaさん
おもしろい記事ありがとうございます。ふと、フランスワールドカップの時のベッカムを思い出しました。シメオニの挑発にのって一発退場になり、イングランド国民の総すかんを食った時が丁度23歳。その後、ニューヨークに逃避行までしていましたよね。その後の活躍で、彼はイングランド代表としていなくてはならない人になりましたが、乗り越えるのは大変だったことと思います。勝つこと、活躍することで世論を封じ込めるのは、スポーツ選手の宿命ですね。ナダルも一から出直すのに、いい時期なのかもしれません。と、書いてみましたが、内心はあまりいじめないでやってね!という感じです。唇をかみしめて耐える表情もいいのですが、やはりナダルには笑顔が似合います!
投稿者 choco 2009/07/24 23:34
皆様、大変熱のこもったコメントをいただきありがとうございます。時間をかけたかいがあって、ナダルの報道に関する2つの記事で、スポーツナビのブログを含めて計約2万のヒット数がありました。金銭的な報酬のないブログの場合は、コメントをいただくことと、より多くの方に読んでいただけること、この二つがモチヴェーションとなります。ですからとても嬉しかったです。ありがとうございました。

しかし、tennis365はメンテナンス以後、問題がいろいろ生じ記事のアップがまたできなくなってしまいました。いくらメールを当局に送ってもなしのつぶて。本当に困りました。せっかく上がってきたモチヴェーションもこれでは下がってしまいそうです。

明日はフェデラーの赤ちゃん誕生を祝って記事にしようと思っているのですが・・・

投稿者 tennisnakama 2009/07/25 01:35
そうそう、Twitterでは紹介しましたが、添田豪選手がすごいイメチェンで海外のブログに登場です。そのタイトルもGo Soeda's Red Revolution という仰々しいタイトルがついて彼が紹介されています。インディアナポリスで髪を真っ赤に染めたとか。残念ながらベッカーに負けてしまいましたが。私はしっかりと英語と日本語でコメントを残しておきました。
Go Soeda! (これ応援しやすい名前ですね) サイトはこちらです。http://bit.ly/hFNAO
投稿者 tennisnakama 2009/07/25 01:43
ナダルの独占が終わって良かったじゃないですか!
みんなが1位を争えるぐらいスリリングな状況が一番楽しいような気がします。
ロディック頑張れーー!フェデラーおめでとう! ナダルゴールデンスラムだー! ガスケ復活だー! 
投稿者 that`s what tennis is all about 2009/07/25 22:40
久しぶりに書き込みさせていただきます!すみません…最近は読み逃げしてまして(汗)tennisnakamaさんの記事のお陰で日本では知り得なかった情報(例えば今回のナダル発言の波紋とか)を知る事が出来て助かってます。ありがとうございます♪今回のブログ更新が出来ないというのはサイト側の怠慢ですね!tennisnakamaさんの記事を楽しみにしてるのに… 本当はガスケのその後とか(何か問題が起きているみたいですね…)お聞きしたかったんです。なかなか書き込み出来ないでいたので…
どうかブログやめるなんて言わないで下さいね!!更新されるのを楽しみにしています♪
投稿者 みどり 2009/07/25 22:50
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