2009年08月16日
Day 5 ロジャーズカップQF
Day 5 モントリオール・ハイライト 8月14日
『記事にできない選手たち』の執筆で、記事のアップが一日送れとなってしまいました。
ランキングが紹介された1973年以来、初めてトップシードの8人がそろった歴史的なQFでしたが、シード1とシード2の両選手が同時に敗退してしまう劇的な一日でもありました。
フェデラー28歳を倒したツォンガは24歳。ナダル23歳を破ったのはまだ20歳のデルポトロです。まさに私たちは、城主交替のハプニングがいつ起こっても不思議でない戦国時代の真っただ中にいるような気がします。しかも今日、15日の準決勝でマレーがツォンガに勝てば、ナダルの2位を剥奪する大異変が生まれることになります。
Day 5 モントリオール・ハイライトのビデオ
Murray def Davydenko: 6-2, 6-4
この試合のときに、私はテニスをしておりましたので、観ることができませんでした。今回はストリーミングを見逃してしまったので、試合のコメントはできませんが、マレーが圧倒的に強かったようですね。
このマレーの準決勝への進出でナダルとマレーのランキングの交替の可能性が強くなってきました。もしマレーがツォンガに勝って決勝進出が決まれば、 8850ポイントを獲得し、ナダルの8665ポイントを上回って2位になります。
その意味でも、マレーにとっては絶対勝ちたい試合であることは間違いなく、どんな作戦でツォンガに対抗するのか楽しみです。
「やらなくちゃいけないことを僕はすべてやった。」とダヴィデンコを破ったマレーは作戦を実践できたことが勝利の原因だったと述べています。モントリオール大会では26ゲームのうち、落としたゲームはただ一つ。ダヴィデンコとの試合のサーヴィスゲームだけだったというのは驚異的な強さです。
「ダヴィデンコと戦うときは、 彼がボールを早く打ち返してくるので、いつも自分のベストのゲームができないような気がしてしまう。気持ちが焦ってくるんだ。今回は僕のゲームプランが的中したため、よいテニスができたと思う。」
このゲームプランとは公開されませんでしたが、観れなくて残念でした。
Tsonga def Federer: 7-6(5), 1-6, 7-6(3)
調子にのったら手をつけられないことで有名なツォンガが, 第3セット目に1-5から奇跡のカムバックでフェデラーを倒してしまいました。これは実況中の解説者が全員、唖然とした感じでろくに解説もできず、What’s going on?を連発するばかり。これは実に興味深い試合でしたので、少し分析をしてみたいと思います。
まずツォンガという選手がいかに才能と実力があるのか、元アガシのコーチで現在ESPNの解説をしているダレン・ケイヒルは、確実にGSのタイトルがとれる選手と太鼓判を押していることからも、テニス界では評価が大変高い選手の一人です。
しかし怪我が多すぎるために、なかなかランキングが上がらない。またメンタル的にも上下の差があってなかなか実力を発揮できなかった選手でもあります。
彼のアスレチックな才能はプロ選手の中では右に出る者はいないほど、動物的な爆発力とバランス感覚に恵まれています。ビデオでみれますが、一回横転してコートに倒れた状態でヴォレーを返し、フェデラーからポイントを奪ってしまったのは、歴史に残るアクロバットテニスでした。
前日のシモンを圧倒したツォンガのプレーぶりをみて、フェデラーが危ないと直感しました。フェデラーはヴァヴリンカに勝ったものの、まだショットに不安定が残るテニスだったからです。まだ調整中のフェデラーとツォンガの調整済みとの差が出たような気がします。残るはメンタルの問題。
第1セットはフェデラーの1stサーヴの確率は42%と低いですが、100%ポイントをとっていますので、それほど影響はなく、二人ともサーヴ力でneck and neckのサーヴィスゲームの展開でした。
そしてタイブレークです。どちらが勝ってもおかしくない、一時も気の許せないゲームが続きます。6-5のセットポイントがツォンガに。そのときに出たのが、前述したあのツォンガの横転のスーパーパーフォーマンスです。観客も、解説者ももう大喜び! これこそスポーツ観戦の醍醐味! このポイントを勝ち得たツォンガは、7-6でタイブレークを取って第1セットの勝利となりました。
なぜ私がしつこくこのスーパパーフォーマンスにこだわるのか?
この横転でツォンガは右腕を痛みを訴え、第2セットの第4ゲーム(0-3 フェデラーのリード)のときにメディカルタイムアウトをとったのです。
これは転んだときに痛めたような素振りでしたので、(しかし突いたのは左手ですが)右手のマッサージを受けたのですが、この時からツォンガの頭からどうも怪我のことが離れなくなってしまったようです。打つショットははずれるは、急にフットワークは悪くなるはで、簡単にフェデラーに1-6で敗北してしまいました。
そして第3セットを迎えます。もうだれの目にもツォンガは負けたと映りした。多分ツォンガ自身も駄目だと思ったに違いありません。しかしツォンガは第3セットで蘇ったのです。
「ツォンガとの試合でむずかしいのは、いつ彼のスウィッチがオンになるか予測がつかないことだ。」つまりツォンガがオンになってしまったら、いくらフェデラーであろうとも勝つのはむずかしい。しかしフェデラーの恐れていたことがまさかの1-5で起きてしまったのです。
これはどういうことかというと、私が思うに、1-5の絶対絶命に陥ったとき、ツォンガは初めてリラックスできたのだと思います。体の動きが軽くなりました。ベースラインから思いきって打つフォアとバックが入りだしたのです。今まで無理をしてネットダッシュして、リスクの多い攻撃型テニスから、ベースラインからのテニスへツォンガは作戦を変更しました。
「フェデラーは壁のように厚く、どんなに打ち返しても勝てない。だからベースラインに戻ってボールをコートに返すことだけに集中した。」
それから奇跡が起こったのです。それからのツォンガは、瞬く間に1ゲームも落とす事なく、連続5ゲームを勝ち続けたのです。これはまさにフェデラーが恐れていたことでした。
一方フェデラーは、1-5で気のゆるみがあったと思います。あっという間に、ブレークされたフェデラーは焦りました。そして例のバカ打ち。第10ゲーム(5-4)ではバックハンドが空高く飛んでいく大きなエラーでブレークされてしまい5-5のイーヴンスコアに戻ってしまいました。
第11ゲーム(5-5)ツォンガのサーヴです。
自信をえたツォンガは、まず片手バックスライスをディープにアプローチショットでネットプレーでポイント。
次は弾丸フォアクロスでウィナー。
最後にエースでフェデラーをブレーク。
ここから完全にモメンタムがシフトしたかに見えました。ツォンガはベースにとどまることなく、ネットプレーも開始。アグレッシヴな攻撃を始めました。
第12ゲーム(6-5) フェデラーのサーヴです。
ツォンガは今までの両手バックハンドをやめてすべて片手スライスを使い始めました。フェデラーもバックハンドスライス。長いスライスの応酬で、フェデラーがネットにかけてしまいます。
この不思議なツォンガのショットセレクションで調子が少し狂ったフェデラーはフォアのロング。そしてツォンガにパッシングショットのウィナーにとられスコアは0-40のマッチポイントを迎えてしまいます。
しかし辛うじて3ポイントを取り返しサーヴィスゲームをホールドしましたが、この3ポイントはすべてツォンガのエラーによるもので、フェデラーのリズムは取り戻すことができずにタイブレークをむかえます。
第3セットはまさにモメンタムのシフトを絵に描いたゲーム展開となりました。モメンタムを変える力はメンタルしかないのです。フェデラーのメンタルは0-40からマッチポイントを逃れた時点で途切れてしまったように思います。あれが彼のクライマックスでした。
「試合は終わってしまうまで結果が分からないという典型的な試合だった。彼が第2セットを失い、第3セットの後半までほとんど失っていた状態で負けてしまったのは残念だった。シンシナティではがんばるよ。僕はトーナメントに出るからには勝ちたい。今日はでもよくがんばったと自分では思っている。」
ミルカがお産で病院に入院してから退院するまで(帝王切開)10日間、ミルカの側をはなれることなく、彼女の側で寝泊まりをしたそうです。フェデラーとミルカは何と3年間一日も離れることがなかったとTVの解説者は言っていました。
ずーっと睡眠不足だったとNYタイムズの記事のインターヴューで答えていますが、そんな不規則な生活の中でトーナメントの準備も大変だったと思います。しかも24時間スクープを狙うパパラッチの目もあります。
そんな状態から家族大移動をしてモントリオールまでやってきたフェデラーにしては、QFの結果は上出来だったのではないでしょうか。あまり勝ち進んでも、US Openまでに息切れがしてしまうでしょうし。ですから今回のフェデラーの敗北はあまり気にしなくてもよいのではないでしょうか。
すみません。以下の試合も観戦してメモはとってありますが、明日から旅行にでかけます。その準備が何もできていない!ただ今夜の11時。これは相当ヤバイので、ここで終わりにします。
Roddick def Djokovic: 6-4, 7-6(4)
Del Potro def Nadal: 7-6(5), 6-1
マレーが決勝進出を決めましたので、ナダルを抜いて2位が決定しました。ナダルにとっては残念だったと思いますが、膝の具合は悪くないようですね。ただまだ試合の勘がもどっていないような感じでしたが、気長に膝を治しながら調整していってほしいと思います。
『記事にできない選手たち』の執筆で、記事のアップが一日送れとなってしまいました。
ランキングが紹介された1973年以来、初めてトップシードの8人がそろった歴史的なQFでしたが、シード1とシード2の両選手が同時に敗退してしまう劇的な一日でもありました。
フェデラー28歳を倒したツォンガは24歳。ナダル23歳を破ったのはまだ20歳のデルポトロです。まさに私たちは、城主交替のハプニングがいつ起こっても不思議でない戦国時代の真っただ中にいるような気がします。しかも今日、15日の準決勝でマレーがツォンガに勝てば、ナダルの2位を剥奪する大異変が生まれることになります。
Day 5 モントリオール・ハイライトのビデオ
Murray def Davydenko: 6-2, 6-4
この試合のときに、私はテニスをしておりましたので、観ることができませんでした。今回はストリーミングを見逃してしまったので、試合のコメントはできませんが、マレーが圧倒的に強かったようですね。
このマレーの準決勝への進出でナダルとマレーのランキングの交替の可能性が強くなってきました。もしマレーがツォンガに勝って決勝進出が決まれば、 8850ポイントを獲得し、ナダルの8665ポイントを上回って2位になります。
その意味でも、マレーにとっては絶対勝ちたい試合であることは間違いなく、どんな作戦でツォンガに対抗するのか楽しみです。
「やらなくちゃいけないことを僕はすべてやった。」とダヴィデンコを破ったマレーは作戦を実践できたことが勝利の原因だったと述べています。モントリオール大会では26ゲームのうち、落としたゲームはただ一つ。ダヴィデンコとの試合のサーヴィスゲームだけだったというのは驚異的な強さです。
「ダヴィデンコと戦うときは、 彼がボールを早く打ち返してくるので、いつも自分のベストのゲームができないような気がしてしまう。気持ちが焦ってくるんだ。今回は僕のゲームプランが的中したため、よいテニスができたと思う。」
このゲームプランとは公開されませんでしたが、観れなくて残念でした。
Tsonga def Federer: 7-6(5), 1-6, 7-6(3)
調子にのったら手をつけられないことで有名なツォンガが, 第3セット目に1-5から奇跡のカムバックでフェデラーを倒してしまいました。これは実況中の解説者が全員、唖然とした感じでろくに解説もできず、What’s going on?を連発するばかり。これは実に興味深い試合でしたので、少し分析をしてみたいと思います。
まずツォンガという選手がいかに才能と実力があるのか、元アガシのコーチで現在ESPNの解説をしているダレン・ケイヒルは、確実にGSのタイトルがとれる選手と太鼓判を押していることからも、テニス界では評価が大変高い選手の一人です。
しかし怪我が多すぎるために、なかなかランキングが上がらない。またメンタル的にも上下の差があってなかなか実力を発揮できなかった選手でもあります。
彼のアスレチックな才能はプロ選手の中では右に出る者はいないほど、動物的な爆発力とバランス感覚に恵まれています。ビデオでみれますが、一回横転してコートに倒れた状態でヴォレーを返し、フェデラーからポイントを奪ってしまったのは、歴史に残るアクロバットテニスでした。
前日のシモンを圧倒したツォンガのプレーぶりをみて、フェデラーが危ないと直感しました。フェデラーはヴァヴリンカに勝ったものの、まだショットに不安定が残るテニスだったからです。まだ調整中のフェデラーとツォンガの調整済みとの差が出たような気がします。残るはメンタルの問題。
第1セットはフェデラーの1stサーヴの確率は42%と低いですが、100%ポイントをとっていますので、それほど影響はなく、二人ともサーヴ力でneck and neckのサーヴィスゲームの展開でした。
そしてタイブレークです。どちらが勝ってもおかしくない、一時も気の許せないゲームが続きます。6-5のセットポイントがツォンガに。そのときに出たのが、前述したあのツォンガの横転のスーパーパーフォーマンスです。観客も、解説者ももう大喜び! これこそスポーツ観戦の醍醐味! このポイントを勝ち得たツォンガは、7-6でタイブレークを取って第1セットの勝利となりました。
なぜ私がしつこくこのスーパパーフォーマンスにこだわるのか?
この横転でツォンガは右腕を痛みを訴え、第2セットの第4ゲーム(0-3 フェデラーのリード)のときにメディカルタイムアウトをとったのです。
これは転んだときに痛めたような素振りでしたので、(しかし突いたのは左手ですが)右手のマッサージを受けたのですが、この時からツォンガの頭からどうも怪我のことが離れなくなってしまったようです。打つショットははずれるは、急にフットワークは悪くなるはで、簡単にフェデラーに1-6で敗北してしまいました。
そして第3セットを迎えます。もうだれの目にもツォンガは負けたと映りした。多分ツォンガ自身も駄目だと思ったに違いありません。しかしツォンガは第3セットで蘇ったのです。
「ツォンガとの試合でむずかしいのは、いつ彼のスウィッチがオンになるか予測がつかないことだ。」つまりツォンガがオンになってしまったら、いくらフェデラーであろうとも勝つのはむずかしい。しかしフェデラーの恐れていたことがまさかの1-5で起きてしまったのです。
これはどういうことかというと、私が思うに、1-5の絶対絶命に陥ったとき、ツォンガは初めてリラックスできたのだと思います。体の動きが軽くなりました。ベースラインから思いきって打つフォアとバックが入りだしたのです。今まで無理をしてネットダッシュして、リスクの多い攻撃型テニスから、ベースラインからのテニスへツォンガは作戦を変更しました。
「フェデラーは壁のように厚く、どんなに打ち返しても勝てない。だからベースラインに戻ってボールをコートに返すことだけに集中した。」
それから奇跡が起こったのです。それからのツォンガは、瞬く間に1ゲームも落とす事なく、連続5ゲームを勝ち続けたのです。これはまさにフェデラーが恐れていたことでした。
一方フェデラーは、1-5で気のゆるみがあったと思います。あっという間に、ブレークされたフェデラーは焦りました。そして例のバカ打ち。第10ゲーム(5-4)ではバックハンドが空高く飛んでいく大きなエラーでブレークされてしまい5-5のイーヴンスコアに戻ってしまいました。
第11ゲーム(5-5)ツォンガのサーヴです。
自信をえたツォンガは、まず片手バックスライスをディープにアプローチショットでネットプレーでポイント。
次は弾丸フォアクロスでウィナー。
最後にエースでフェデラーをブレーク。
ここから完全にモメンタムがシフトしたかに見えました。ツォンガはベースにとどまることなく、ネットプレーも開始。アグレッシヴな攻撃を始めました。
第12ゲーム(6-5) フェデラーのサーヴです。
ツォンガは今までの両手バックハンドをやめてすべて片手スライスを使い始めました。フェデラーもバックハンドスライス。長いスライスの応酬で、フェデラーがネットにかけてしまいます。
この不思議なツォンガのショットセレクションで調子が少し狂ったフェデラーはフォアのロング。そしてツォンガにパッシングショットのウィナーにとられスコアは0-40のマッチポイントを迎えてしまいます。
しかし辛うじて3ポイントを取り返しサーヴィスゲームをホールドしましたが、この3ポイントはすべてツォンガのエラーによるもので、フェデラーのリズムは取り戻すことができずにタイブレークをむかえます。
第3セットはまさにモメンタムのシフトを絵に描いたゲーム展開となりました。モメンタムを変える力はメンタルしかないのです。フェデラーのメンタルは0-40からマッチポイントを逃れた時点で途切れてしまったように思います。あれが彼のクライマックスでした。
「試合は終わってしまうまで結果が分からないという典型的な試合だった。彼が第2セットを失い、第3セットの後半までほとんど失っていた状態で負けてしまったのは残念だった。シンシナティではがんばるよ。僕はトーナメントに出るからには勝ちたい。今日はでもよくがんばったと自分では思っている。」
ミルカがお産で病院に入院してから退院するまで(帝王切開)10日間、ミルカの側をはなれることなく、彼女の側で寝泊まりをしたそうです。フェデラーとミルカは何と3年間一日も離れることがなかったとTVの解説者は言っていました。
ずーっと睡眠不足だったとNYタイムズの記事のインターヴューで答えていますが、そんな不規則な生活の中でトーナメントの準備も大変だったと思います。しかも24時間スクープを狙うパパラッチの目もあります。
そんな状態から家族大移動をしてモントリオールまでやってきたフェデラーにしては、QFの結果は上出来だったのではないでしょうか。あまり勝ち進んでも、US Openまでに息切れがしてしまうでしょうし。ですから今回のフェデラーの敗北はあまり気にしなくてもよいのではないでしょうか。
すみません。以下の試合も観戦してメモはとってありますが、明日から旅行にでかけます。その準備が何もできていない!ただ今夜の11時。これは相当ヤバイので、ここで終わりにします。
Roddick def Djokovic: 6-4, 7-6(4)
Del Potro def Nadal: 7-6(5), 6-1
マレーが決勝進出を決めましたので、ナダルを抜いて2位が決定しました。ナダルにとっては残念だったと思いますが、膝の具合は悪くないようですね。ただまだ試合の勘がもどっていないような感じでしたが、気長に膝を治しながら調整していってほしいと思います。
Welcome back, Rafa!
(追記)
沢山の励ましのコメントをありがとうございました。明け方までに用事を済ませ、多分一睡もせずに飛行機にのります。ですからせっかくいただいた皆様にはお返事できませんが、お許しください。
温かい皆様のお気持ちをいただいてモヤモヤしているものが消えました。
いくら頭で覚えていても正確をきすため、全部しらべなおしてから書いておりますので、記事には異常な時間がかかっていることをご理解していただいて嬉しいです。
明日のマレーvsデルポトロ戦は私は機上の人となってますので、残念ですが観戦できません。ブラッド・ギルバートが「今ハードで一番強いのはマレー」と断言しました。マレーが例の調子でデルポにリズムを与えなければマレーの勝ち。しかしマレーのペースのないショットをデルポがウィナーにして、試合の展開を早めればデルポの勝ち。本当はTVの遠隔地操作ができコンピューターに録画できるスリングボックスをもっているのですが、今いち調子が悪いのであきらめました。
飛行機の行き先は? 明日着けば現地から更新したいとおもいます。ちょっとおもしろいところに行きますので。
では一週間NYともお別れです。Adieu!
投稿者 Tennisnakama 11:57 | コメント(10)| トラックバック(0)
いつも本当にありがとうございます。
くれぐれも、無理はなさらず、なが~くブログを続けてくださいませ。
ももちゃんはお留守番?
旅先からのupも楽しみにしてます。
Holiday 楽しんできてくださいね。
楽しい夏休みをお過ごし下さいませ。仏語圏内へお出掛けと拝察致しますが、写真と共にのアップを楽しみにしております。
毎日毎日tennisnakamaさんの記事の更新楽しみにしております。
どんなテニス雑誌の情報よりも魅了的であり、ほしいと思う(いえ、それ以上の)記事をアップしていただき
そのご苦労に頭が下がります。
皆さんも書かれているように、決して無理なさらず、いつまでもこのブログを続けていただきたいです。
どんどんテニスの世界が拡がっていくのが心から嬉しいです。
マレーにとっては本当に「ついに」という感じでしょうが、優勝をのがしたデルポは悔しさをバネにするだろうし、2位を明け渡したナダルも粛々と完全復活を進めているでしょうし、迫られつつある1位のロジャーもマレー対策を入念にしてくるでしょうし、まさに熱い火花が飛び散る上位陣の戦いが楽しみです。
個人的にはロジャーの負け方にかなりのショックを受けていたのですが、Tennisnakamaさんのおっしゃっているように“出産付添による調整不足”だったのであれば、上出来だったかもしれないと、徐々に思えるようになりました。
それにしてもロジャーとミルカのラブラブぶりはうらやましい!US Openまでミルカもツインズも元気で過ごしてもらって、ロジャーのタイトル獲りを支えてもらいたいと思います。
Tennisnakamaさん、ご旅行楽しんでらしてくださいね。現地報告も楽しみにしてます。
考えている以上にとても労力のかかる大変な作業だと思います。
以前、大好きなひよこちゃんのことを調べようと思い、
英語とフランス語のサイトを散々検索したことがありますが、
なかなか思うような結果が得られないばかりか、目がチカチカ・・・。
すぐに断念した根性なしです(笑)。
ついついファンの欲目でいろいろとリクエストをしてしまいがちですが、
決してご無理をなさらず、tennisnakamaさんのペースで、
いつもテニスとプレーヤーたちへの愛があふれる、
このステキなブログを続けて頂きたいです。
コナーズ、マッケンロー、エバート、ナブラティロワ 全盛時代にテニスを少しかじった頃を、懐かしく思い出しています。楽しいご旅行になりますように。
と言いつつ一つまたお願いがありまして、、。きっと旅行先からステキな写真をアップしてくださることと思うのですがいつも顔が塗りつぶされていて残念です。顔を出してくれないのが残念なのじゃなく(失礼!)、塗りつぶし方が乱暴でいたたまれない気持ちになってしまうんです。そこでもしphotoshop等の画像編集ソフトをお使いでしたら、おそらく読者のなかにその道の人がいると思いますので、顔をかっこよく隠すための「お面」を用意してもらったらどうでしょうか。
読者のみなさん!どなたかお願いします!!