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US オープン: デルポの優勝

US Openはデルポトロの優勝で幕を閉じました。フェデラーファンには申し訳ないのですが、とても優しい性格のデルポに対しては、息子と同じ年のためか、私はまるで我が子のような気持ちになって応援してしまうのです。

昨年のUS Openで錦織選手の対戦相手がデルポトロでした。黄色い声を張り上げて周りのアメリカ人を総動員。インスタント応援団をつくって圭くんを応援しました。私たちの声が届いたのでしょうか、圭くんは「あの応援で僕は元気づけられた」と語ってくれました。残念ながら圭くんは負けてしまいましたが、あのときデルポのテニスがとても印象に残り、彼は未来トップ3になれる選手だと確信したのです。

今年のデルポはあの爆発的なフォアハンドでフェデラーを破って堂々優勝です。US OPENはデルポの最も好きなグランドスラムです。幼いときからここで優勝することが夢だった彼は涙して語りました。「応援ありがとう!駄目かと思う瞬間を乗り越えることができたのも、皆さんの応援のおかげです!優勝は皆さんのものです!」

二人の決勝者のファミリーボックスが対照的でした。
フェデラーのファミリーボックスはヴォーグ編集長やセレヴな人たちで実に華やか。15人の席がもらえるのですが、デルポのボックスは数人のみ。ナダルとのSFでは、たった3人がファミリーボックスにいて応援しているだけで、解説者も苦笑していました。

「SFなのにたったの3人なの?寂しくない?」
「両親や友だちに来ないでって言ったから。緊張するからね。」

それにしても質素を絵に描いたようなファミリーボックスは微笑ましく、とても1億8千万円も稼いだ青年にはみえません。

「誕生日がもうすぐだけど何をしてお祝いするの?」
「チーズケーキが食べたい」(言うことがホントにかわいい)

今年の決勝戦は、会社を早退してきた夫とゆっくりビールを飲みながら観戦です。前もって彼に「今日は私はデルポを応援するからね」とウォーニングをして自宅観戦です。

第1セット6-3で調子のよいフェデラーを観てニコニコしていた夫も、第2セットのタイブレークをフェデラーが落とし始めた頃から、だんだんイライラし始めました。5セット目に入るとそわそわ。ワインを買ってくると言って家を出て行ってしまいました。いつもそうなんだから。息子の試合でも、負けそうになると観てられなくなって、こっそりどこかに行ってしまいます。

ホント。肝心なときに逃げるなんて許しがたきフェデラーのファン。しかし私もデルポを応援しているのですから、とても忠実なフェデラーファンとはいえません。

テニス界に20歳の青年がGSのタイトルをチャンピオンからさらいセンセーションを起こしました。これで今までマンネリ化してきたトップ4(フェデラーナダル、マレー、ジョコヴィッチ)が揺らぎはじめ、ますますテニスが面白くなってきました。

セリーナの暴言、ウダンのセンセーション、クライスターズの奇跡のカムバック、そして楽しいコメディアンのジョコヴィッチがカムバックしました。今年ほど話題に満ちドラマの多かったUS Openはありませんでしたね。

では9月9日のナイトセッションと12日のデイセッションの生観戦をビデオにまとめてみましたので、Enjoy!




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投稿者 Tennisnakama  11:14 | コメント(0)| トラックバック(0)
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