2009年10月05日
楽天予選観戦記
こりおさんがいろいろTwitterに面白い観戦の感想を書いていらっしゃいましたので、彼にTwitterだけではもったいないので、記事を書いてみませんか?とお願いしましたところ、すぐ以下のような臨場感あふれるすばらしい原稿が届きました。ありがとうございました!
(こりおさんのように観戦記を書いてみたいと思われる方は、info@tennisnakama.comまで原稿を送ってください。観戦のエピソードを仲間で分ちあえたら楽しいですね。お待ちしています。)
Reported by こりお
【楽天予選観戦記~ハプニング編】
この土日で楽天予選を見に有明に行ってきました! 土曜日は小雨が降っており、予選はなかなか始まりませんでした。twitter仲間のミトさんも会場に来ているということで現地で連絡を取り合って落ち合い、雨が降っている間は一緒にヒマつぶしで東レのシングルス・ダブルスの決勝および愛ちゃん引退セレモニーを広場の大画面(パブリックビューイング)で観てました。
(雨のおかげでこれらをリアルタイムに見れたので、ぜいたくなヒマつぶしになりました。)
そして、雨があがり夕方からやっと楽天予選が始まりました。ミトさんのお目当てはベルッチというブラジルの若手選手、ジョコと同い年でランキング65位、予選のトップシードのイケメン選手です。
ベルッチは日本の侍こと三橋選手と試合予定で、僕らはその試合を待ってました。
大会の進行状況によって試合が行われるコートが突然変更になることがあるので(少なくとも予選では)、ベルッチの試合予定のコートはOOPに記載されているものの、心配性のミトさんは念のため大会関係者に確認しにいきました。そうすると、大会関係者のところではなにやらバタバタと慌しく、どうやら急遽ベルッチが本選ダイレクトインに決まったとのこと。
それで大会関係者があわててベルッチの代わりに予選に出場する選手のネームプレート(スコアボードに貼るためのもの)を手書きで作成してて(通常はきちんとプリンターなどで印字されている)、その選手の名前のスペルが合ってるかなどの確認しているところにたまたまミトさはん通りがかりました。
そこで聞こえてきたのは「国籍はラトビア・・」という大会関係者の声。
それを聞いたミトさんはすぐさま僕のとこに来て大興奮で報告。
まさか、あのお方が・・!?
再確認で僕が見に行くと、手書きのプレートに書いてあった名前は・・Ernests Gulbis !!!
こんなことってあるのか・・! このとき、僕は一瞬めまいがするほど感激しました。
グルビスファンの僕やミトさんやtwitter仲間の間では、以前からアーニー(=Ernie=グルビスの愛称)の楽天オープンへのエントリーを切望しておりましたが、いまやランキングが下がってメインドローへのダイレクトインは困難な状況でした。
WCが与えられないかな?などという勝手な希望を持ってましたが、日本人選手にWCを与えることのできる数少ないATP大会ですのでやはりそれは無理というもの。アーニーが楽天オープンの予選にエントリーしたという情報も事前には見つけられませんでしたので、これはまったく予期していないハプニングでした。
雨の中、帰らずに待っていた甲斐がありました!
【楽天予選観戦記~特等席編】
試合はどうなったかというと、アーニーは初戦の三橋選手にストレートで勝って、日曜日の予選決勝もメッフェルというドイツの選手(ランキング178位)にフルセットの末に勝利して本戦インを決めました!僕とミトさんはこれら二つの試合を最初から最後まで、コート間近の特等席で堪能することができました。
間近で見るアーニーの豪快なサーブ、破壊的なフォアハンド、そしてカッとなったときのラケット放り投げ(審判にウォーニングをとられてました)は迫力満点でした!予選はセンターコートではなく外のコートで行われるので、観客席とコートが非常に近いのです。そしてすべて自由席です。
この週末、有明にいた人の中で最も気合を入れてアーニーの応援に来てた(と自負している)我々は、早くからベースラインの後方、デュースサイドのリターン位置の延長線上の席を確保しました。ここは、向こう側からサーブをするゲームのとき、デュースサイドでのリターンのポイントでは、自分がサーブを受けているような感覚になれる席です。
とともに、アーニーがその強力なフォアハンドを打つときに、それを真後ろから見れる席です(フォアのダウンザラインのときなどは、アーニー自身よりクリアに弾道を見ることができたかも?)。
そしてなによりも、選手がタオルを取りにくるときなどは手が届きそうな距離にまで接近するので、選手の息遣いまで聞こえる臨場感あふれる贅沢な席なのです(アーニーの無精ひげまでバッチリ見えました)!
こんな風に、僕らにとっては大満足の予選観戦となりました!予選観戦はクセになりそうです・・!!
【楽天予選観戦記~追っかけ編】
予選決勝の試合後、アーニーのまわりには人だかりができて、もちろん私も中に入ってアーニーのサインをもらうことができました。そしてサインが終わりコートを去るアーニー御一行様(アーニーと、身内の方(?)二人と、新しくついたコーチのグミさん(=最近まではサフィンのコーチ))に、なんとなしについて行きました。
道すがら、求められるサインや写真にはすべて応えていたアーニー、疲れているのにきちんと対応してて偉いなあと思いました。そして、アーニーはコロシアム裏の駐車場につくとおもむろにバッグを下ろし、駐車場の奥の方へ一人走り出したのです。え?トイレ?あんな方角にあったかな・・?と思って見ていたら、100Mくらいを行ったり来たりで3~4往復ジョギングしてました。
どうやらこれはグミコーチの指示によるクーリングダウンだったようです。そして、クーリングダウンが終わったところを見計らって、周囲にほとんどほかのファンがいないことをいいことに、僕はアーニーにお願いしてツーショットの写真をとってもらえました!!ラッキー!!
写真をとるときに、僕はアーニーに“Ernie, I'm coming back on friday to watch the Quater Finals, and I'd really like to see you then(今度は金曜日に準々決勝を観にくるので、そのときまたぜひアーニーを観たいなあ)”と言ったら、アーニーは“yeah, I'd like too see myself in the Quater Finals too...(そうだね、僕も準々決勝に出られたらいいなあと思ってるんだ・・)” とちょっとのんびりした感じで、でも出来なくはないぞ的な雰囲気で言ってくれました。これがアーニーらしさなんだなあと感じました。
今回、僕はアーニーと握手をして、サインをもらい、一緒に写真までとってもらいましたが、僕にはこの会話を交わせたことが最も貴重な体験でした(土曜日の三橋戦の後に握手してもらったときに、間近でアーニー目を見て感じた精悍さと引きこまれそうな魅力も捨てがたいですが・・)。
サインの紙や写真などはいつかどこかに行ってしまいますが(そうでない人もいるでしょうが・・)、交わした会話とそのときの選手の表情、そのとき感じた雰囲気、などはいつまでも忘れることはないでしょう。
サインをもらったり写真を一緒にとったりするのは、それ自体が目的というよりは(それ自体が目的の人もいるでしょうけど)、少しでも選手に近づいてコミュニケートするための手段なんだな、と今回感じました。ですので、みなさんも少しだけ勇気を出して、下手な英語でもいいので選手の目を見て“congratuloations!(おめでとう!)” とか “you're awesome!(あなたはスゴイ!)” などと声をかけて、選手と少しでもコミュニケートできたら、また新たな観戦する喜びを感じることができるのではないかと思います。
ぜひトライしてみてください!
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Twitterでは楽天ジャパンオープンの観戦つぶやきで盛り上がっています。まだ登録されてない方はいろんな方の面白体験談がリアルタイムで入ってきますので、ワクワクする面白さがありますのでぜひお試しください。
まずTwitterに登録します。そしてhttp://twitter.com/tennisnakama/ をフォローしてください。(これは私のTwitterのHPです)
そして私がフォローしている人たちをできるだけ沢山フォローしてください。400人以上の人をフォローするのは大変ですので、まず私のホームページへいって、そこで@のついている人をまずフォローします。彼らはもっともアクティヴな会員ですので、彼らのつぶやきがどんどん入ってきます。
彼らのつぶやきを読むだけでなく、自分でもつぶやいてみましょう。@をつけていろんな人に自分の存在を知ってもらいます。そうすると彼らもフォローしてくれるようになります。
私はまずブレーキングニュースをTwitterでお伝えします。また多くのテニスファンの方がめずらしい情報をtweet(つぶやく)されますので、目が離せない情報源となることは間違いなしです。
(こりおさんのように観戦記を書いてみたいと思われる方は、info@tennisnakama.comまで原稿を送ってください。観戦のエピソードを仲間で分ちあえたら楽しいですね。お待ちしています。)
Reported by こりお
【楽天予選観戦記~ハプニング編】
この土日で楽天予選を見に有明に行ってきました! 土曜日は小雨が降っており、予選はなかなか始まりませんでした。twitter仲間のミトさんも会場に来ているということで現地で連絡を取り合って落ち合い、雨が降っている間は一緒にヒマつぶしで東レのシングルス・ダブルスの決勝および愛ちゃん引退セレモニーを広場の大画面(パブリックビューイング)で観てました。
(雨のおかげでこれらをリアルタイムに見れたので、ぜいたくなヒマつぶしになりました。)
そして、雨があがり夕方からやっと楽天予選が始まりました。ミトさんのお目当てはベルッチというブラジルの若手選手、ジョコと同い年でランキング65位、予選のトップシードのイケメン選手です。
ベルッチは日本の侍こと三橋選手と試合予定で、僕らはその試合を待ってました。
大会の進行状況によって試合が行われるコートが突然変更になることがあるので(少なくとも予選では)、ベルッチの試合予定のコートはOOPに記載されているものの、心配性のミトさんは念のため大会関係者に確認しにいきました。そうすると、大会関係者のところではなにやらバタバタと慌しく、どうやら急遽ベルッチが本選ダイレクトインに決まったとのこと。
それで大会関係者があわててベルッチの代わりに予選に出場する選手のネームプレート(スコアボードに貼るためのもの)を手書きで作成してて(通常はきちんとプリンターなどで印字されている)、その選手の名前のスペルが合ってるかなどの確認しているところにたまたまミトさはん通りがかりました。
そこで聞こえてきたのは「国籍はラトビア・・」という大会関係者の声。
それを聞いたミトさんはすぐさま僕のとこに来て大興奮で報告。
まさか、あのお方が・・!?
再確認で僕が見に行くと、手書きのプレートに書いてあった名前は・・Ernests Gulbis !!!
こんなことってあるのか・・! このとき、僕は一瞬めまいがするほど感激しました。
グルビスファンの僕やミトさんやtwitter仲間の間では、以前からアーニー(=Ernie=グルビスの愛称)の楽天オープンへのエントリーを切望しておりましたが、いまやランキングが下がってメインドローへのダイレクトインは困難な状況でした。
WCが与えられないかな?などという勝手な希望を持ってましたが、日本人選手にWCを与えることのできる数少ないATP大会ですのでやはりそれは無理というもの。アーニーが楽天オープンの予選にエントリーしたという情報も事前には見つけられませんでしたので、これはまったく予期していないハプニングでした。
雨の中、帰らずに待っていた甲斐がありました!
【楽天予選観戦記~特等席編】
試合はどうなったかというと、アーニーは初戦の三橋選手にストレートで勝って、日曜日の予選決勝もメッフェルというドイツの選手(ランキング178位)にフルセットの末に勝利して本戦インを決めました!僕とミトさんはこれら二つの試合を最初から最後まで、コート間近の特等席で堪能することができました。
間近で見るアーニーの豪快なサーブ、破壊的なフォアハンド、そしてカッとなったときのラケット放り投げ(審判にウォーニングをとられてました)は迫力満点でした!予選はセンターコートではなく外のコートで行われるので、観客席とコートが非常に近いのです。そしてすべて自由席です。
この週末、有明にいた人の中で最も気合を入れてアーニーの応援に来てた(と自負している)我々は、早くからベースラインの後方、デュースサイドのリターン位置の延長線上の席を確保しました。ここは、向こう側からサーブをするゲームのとき、デュースサイドでのリターンのポイントでは、自分がサーブを受けているような感覚になれる席です。
とともに、アーニーがその強力なフォアハンドを打つときに、それを真後ろから見れる席です(フォアのダウンザラインのときなどは、アーニー自身よりクリアに弾道を見ることができたかも?)。
そしてなによりも、選手がタオルを取りにくるときなどは手が届きそうな距離にまで接近するので、選手の息遣いまで聞こえる臨場感あふれる贅沢な席なのです(アーニーの無精ひげまでバッチリ見えました)!
こんな風に、僕らにとっては大満足の予選観戦となりました!予選観戦はクセになりそうです・・!!
【楽天予選観戦記~追っかけ編】
予選決勝の試合後、アーニーのまわりには人だかりができて、もちろん私も中に入ってアーニーのサインをもらうことができました。そしてサインが終わりコートを去るアーニー御一行様(アーニーと、身内の方(?)二人と、新しくついたコーチのグミさん(=最近まではサフィンのコーチ))に、なんとなしについて行きました。
道すがら、求められるサインや写真にはすべて応えていたアーニー、疲れているのにきちんと対応してて偉いなあと思いました。そして、アーニーはコロシアム裏の駐車場につくとおもむろにバッグを下ろし、駐車場の奥の方へ一人走り出したのです。え?トイレ?あんな方角にあったかな・・?と思って見ていたら、100Mくらいを行ったり来たりで3~4往復ジョギングしてました。
どうやらこれはグミコーチの指示によるクーリングダウンだったようです。そして、クーリングダウンが終わったところを見計らって、周囲にほとんどほかのファンがいないことをいいことに、僕はアーニーにお願いしてツーショットの写真をとってもらえました!!ラッキー!!
写真をとるときに、僕はアーニーに“Ernie, I'm coming back on friday to watch the Quater Finals, and I'd really like to see you then(今度は金曜日に準々決勝を観にくるので、そのときまたぜひアーニーを観たいなあ)”と言ったら、アーニーは“yeah, I'd like too see myself in the Quater Finals too...(そうだね、僕も準々決勝に出られたらいいなあと思ってるんだ・・)” とちょっとのんびりした感じで、でも出来なくはないぞ的な雰囲気で言ってくれました。これがアーニーらしさなんだなあと感じました。
今回、僕はアーニーと握手をして、サインをもらい、一緒に写真までとってもらいましたが、僕にはこの会話を交わせたことが最も貴重な体験でした(土曜日の三橋戦の後に握手してもらったときに、間近でアーニー目を見て感じた精悍さと引きこまれそうな魅力も捨てがたいですが・・)。
サインの紙や写真などはいつかどこかに行ってしまいますが(そうでない人もいるでしょうが・・)、交わした会話とそのときの選手の表情、そのとき感じた雰囲気、などはいつまでも忘れることはないでしょう。
サインをもらったり写真を一緒にとったりするのは、それ自体が目的というよりは(それ自体が目的の人もいるでしょうけど)、少しでも選手に近づいてコミュニケートするための手段なんだな、と今回感じました。ですので、みなさんも少しだけ勇気を出して、下手な英語でもいいので選手の目を見て“congratuloations!(おめでとう!)” とか “you're awesome!(あなたはスゴイ!)” などと声をかけて、選手と少しでもコミュニケートできたら、また新たな観戦する喜びを感じることができるのではないかと思います。
ぜひトライしてみてください!
Twitterでチャットしながら楽天を楽しもう
Twitterでは楽天ジャパンオープンの観戦つぶやきで盛り上がっています。まだ登録されてない方はいろんな方の面白体験談がリアルタイムで入ってきますので、ワクワクする面白さがありますのでぜひお試しください。
まずTwitterに登録します。そしてhttp://twitter.com/tennisnakama/ をフォローしてください。(これは私のTwitterのHPです)
そして私がフォローしている人たちをできるだけ沢山フォローしてください。400人以上の人をフォローするのは大変ですので、まず私のホームページへいって、そこで@のついている人をまずフォローします。彼らはもっともアクティヴな会員ですので、彼らのつぶやきがどんどん入ってきます。
彼らのつぶやきを読むだけでなく、自分でもつぶやいてみましょう。@をつけていろんな人に自分の存在を知ってもらいます。そうすると彼らもフォローしてくれるようになります。
私はまずブレーキングニュースをTwitterでお伝えします。また多くのテニスファンの方がめずらしい情報をtweet(つぶやく)されますので、目が離せない情報源となることは間違いなしです。
投稿者 Tennisnakama 04:04 | コメント(0)| トラックバック(0)
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