2009年11月29日
僕はサフィンじゃないよ
ダヴィデンコが3セットのフルセットで、ついにフェデラーを破りました!過去の対戦成績が0勝12敗。すべてのトップ選手を打破してきたダヴィデンコに、どうしても勝てない選手が一人だけいたのです。それがフェデラー。宿願のフェデラー打倒を果たしたのですから、ダヴィの喜びはグランドスラムのタイトルをとったように大きなものに違いありません。
普段はあまり笑顔をみせないダヴィですが、勝利のあとの記者会見では終始にこにこ顔。けっさくなコメントがありましたので紹介したいと思います。
( )は私のコメントです。
2009年11月28日
ロンドンファイナルズの準決勝:
Davydenko def Federer: 6-2, 4-6, 7-5
ダヴィデンコ: (部屋に入るなり)WOW! 今日はこんなに一杯集まってすごいね!(彼は地味ですので、今まではインタービュー室に来る記者はそれほどいなかったのです)
Q:ついにやりましたね!どうやって勝てたんですか?
ダヴィデンコ:皆がその答えをしりたがるだろうね。僕の家族、友人、チームの皆がこの瞬間を待っていたからね。僕はトップ10の選手には皆勝っているんだよ。フェデラーを除いてはね。でも彼に勝つのは来年か再来年かなと思っていたから、今年に実現したことは本当に嬉しいよ。
Q:今日の試合で、これからラケットのスポンサーがつくと思いますか?(えっ?プリンスじゃなかったっけ?)
ダヴィデンコ:ラケットのスポンサーを見つけるのは問題ないよ。問題はラケットなんだ。決められたラケットだけしかプレーできないことが問題なんだ。時には違ったラケットの方がいい場合がある。お金の問題じゃないよ。
Q:今までフェデラーに12回も負けていたわけですが、コートに入るまでどんなことを考えていましたか?
ダヴィデンコ:別に何も考えていなかったよ。負けたら家に帰ろうと思っていたから。絶対勝ってやろうなんて気はなかった。だからプレッシャーはなかった。
ただ今までよいプレーをしてきたから、特に昨日はソダーリングに勝っているし、この調子を出せばよいと思っていただけだ。
Q:今日の試合は今までの12試合と違った作戦をつかいましたか?
ダヴィデンコ:いや別に。フェデラーのスライスはむずかしいからね。彼はスライスのあとトップスピンのハードヒットを打ってくるし。僕がやったのは、ときどきヴォレーやサーヴ、そしてリターンのエースをうつこと。(笑)
Q:とても嬉しそうですね。この大会に優勝するよりもフェデラーに勝った方が嬉しいですか?
ダヴィデンコ:多分ね。何しろロジャーだけだったんだから。勝てなかったのは。
No.1に勝てたのだから、これからはNo.2やNo.3にも勝てるかもしれないという自信ができるからね。10%のチャンスで勝てるかも、という気持ちで試合に出るのとは違う。
Q:決勝はデルポトロですが、どんな試合になると思いますか?
ダヴィデンコ:彼はいい奴だよ。僕たちはよく話をするしプラクティスも一緒にすることがある。彼はベースライナーだけれど、球が速くなってるし、サーヴもよくなっている。デルポと明日決勝戦で戦いたいと思っているけれど、これはどちらが勝つか分からないから何ともいえない。(ということは、勝ったソダーリングよりもデルポの方がよい?)
Q:ソダーリングもいい奴ですか?(この質問には私は大笑い。ソダーリングは最近は態度がよくなったものの、選手の間であまり人気のない選手ですので、記者がダヴィをからかった質問)
ダヴィデンコ:たぶんね。僕は話をしたことがないから知らない。(うまい逃げ方)彼を恐がっているかけではないけど、彼との試合はいつもむずかしい。
Q:昨日と今日の試合の間に15時間しかありませんでしたが、疲れましたか?
ダヴィデンコ:本当に疲れたよ。すべてのポイントに集中できたわけではないけれど、決勝までには少し時間があるので100%疲労回復できれば嬉しいけど。
Q:昨夜は何時に寝ましたか?
ダヴィデンコ:夜中の3時。試合を終わって出て来たのが1時。マッサージを1時間半やってもらったし。でも7時間くらい寝てるから大丈夫だった。
Q:寝るときは一人なんですか?(おお!何という質問!でも聞いてみたい。)
ダヴィデンコ:カモーン!(爆笑)僕は妻がいるんだよ。カモーン!僕が二人、いや3人の女性と寝てるって思ってるの?
Q:でもロシア人だし。(この記者、めっちゃに面白い!座布団あげて!)
ダヴィデンコ:僕はロシアに帰化したけれど、サフィンじゃないよ。(爆笑)
(サフィンはトーナメント中にナイトクラブ通いをして、よく数人の女の子をひっかけてくるのです。トーナメントにはサフィンのボックスにセクシーな女性がずらりと並んでいるので有名でした。このようなサフィンのグルーピーをSafinette サフィネットと呼んでました。)
普段はあまり笑顔をみせないダヴィですが、勝利のあとの記者会見では終始にこにこ顔。けっさくなコメントがありましたので紹介したいと思います。
( )は私のコメントです。
2009年11月28日
ロンドンファイナルズの準決勝:
Davydenko def Federer: 6-2, 4-6, 7-5
ダヴィデンコ: (部屋に入るなり)WOW! 今日はこんなに一杯集まってすごいね!(彼は地味ですので、今まではインタービュー室に来る記者はそれほどいなかったのです)
Q:ついにやりましたね!どうやって勝てたんですか?
ダヴィデンコ:皆がその答えをしりたがるだろうね。僕の家族、友人、チームの皆がこの瞬間を待っていたからね。僕はトップ10の選手には皆勝っているんだよ。フェデラーを除いてはね。でも彼に勝つのは来年か再来年かなと思っていたから、今年に実現したことは本当に嬉しいよ。
Q:今日の試合で、これからラケットのスポンサーがつくと思いますか?(えっ?プリンスじゃなかったっけ?)
ダヴィデンコ:ラケットのスポンサーを見つけるのは問題ないよ。問題はラケットなんだ。決められたラケットだけしかプレーできないことが問題なんだ。時には違ったラケットの方がいい場合がある。お金の問題じゃないよ。
Q:今までフェデラーに12回も負けていたわけですが、コートに入るまでどんなことを考えていましたか?
ダヴィデンコ:別に何も考えていなかったよ。負けたら家に帰ろうと思っていたから。絶対勝ってやろうなんて気はなかった。だからプレッシャーはなかった。
ただ今までよいプレーをしてきたから、特に昨日はソダーリングに勝っているし、この調子を出せばよいと思っていただけだ。
Q:今日の試合は今までの12試合と違った作戦をつかいましたか?
ダヴィデンコ:いや別に。フェデラーのスライスはむずかしいからね。彼はスライスのあとトップスピンのハードヒットを打ってくるし。僕がやったのは、ときどきヴォレーやサーヴ、そしてリターンのエースをうつこと。(笑)
Q:とても嬉しそうですね。この大会に優勝するよりもフェデラーに勝った方が嬉しいですか?
ダヴィデンコ:多分ね。何しろロジャーだけだったんだから。勝てなかったのは。
No.1に勝てたのだから、これからはNo.2やNo.3にも勝てるかもしれないという自信ができるからね。10%のチャンスで勝てるかも、という気持ちで試合に出るのとは違う。
Q:決勝はデルポトロですが、どんな試合になると思いますか?
ダヴィデンコ:彼はいい奴だよ。僕たちはよく話をするしプラクティスも一緒にすることがある。彼はベースライナーだけれど、球が速くなってるし、サーヴもよくなっている。デルポと明日決勝戦で戦いたいと思っているけれど、これはどちらが勝つか分からないから何ともいえない。(ということは、勝ったソダーリングよりもデルポの方がよい?)
Q:ソダーリングもいい奴ですか?(この質問には私は大笑い。ソダーリングは最近は態度がよくなったものの、選手の間であまり人気のない選手ですので、記者がダヴィをからかった質問)
ダヴィデンコ:たぶんね。僕は話をしたことがないから知らない。(うまい逃げ方)彼を恐がっているかけではないけど、彼との試合はいつもむずかしい。
Q:昨日と今日の試合の間に15時間しかありませんでしたが、疲れましたか?
ダヴィデンコ:本当に疲れたよ。すべてのポイントに集中できたわけではないけれど、決勝までには少し時間があるので100%疲労回復できれば嬉しいけど。
Q:昨夜は何時に寝ましたか?
ダヴィデンコ:夜中の3時。試合を終わって出て来たのが1時。マッサージを1時間半やってもらったし。でも7時間くらい寝てるから大丈夫だった。
Q:寝るときは一人なんですか?(おお!何という質問!でも聞いてみたい。)
ダヴィデンコ:カモーン!(爆笑)僕は妻がいるんだよ。カモーン!僕が二人、いや3人の女性と寝てるって思ってるの?
Q:でもロシア人だし。(この記者、めっちゃに面白い!座布団あげて!)
ダヴィデンコ:僕はロシアに帰化したけれど、サフィンじゃないよ。(爆笑)
(サフィンはトーナメント中にナイトクラブ通いをして、よく数人の女の子をひっかけてくるのです。トーナメントにはサフィンのボックスにセクシーな女性がずらりと並んでいるので有名でした。このようなサフィンのグルーピーをSafinette サフィネットと呼んでました。)
投稿者 Tennisnakama 23:16 | コメント(0)| トラックバック(0)
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