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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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圭くん、お疲れさまでした

残念でしたが、圭くんがフレンチオープン予選2回戦で敗退しました。スコアは26,57です。

アイヴスコアの感じからしか想像できませんが、調子がもう一つという感じで、第2セットも粘りましたが、グロイル選手(ドイツ)に負けてしまいました。試合のスタッツは以下の通りです。

実際に試合を観ていないので、想像からのコメントは控えます。ただ私たちには予想もできない時差、食事、コートの状態、その日の体調、心配事(?)、プレッシャーなどなど、数えればきりのないほどの要素が抱えた上での試合ですから、さぞかし大変だろうと察します。18才でよくこれだけの重圧にもめげず頑張っています。

偉い!


圭くんがっかりしないで、また頑張ろうね!


以下は予選2回戦のスタッツです。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/stats/day3/10073ms.html

french


投稿者 Tennisnakama  23:46 | コメント(16) | トラックバック(0)

日本人と野球

「野球が日本人に向いている」という私のコメントに対して、八丁堀の旦那さんからその理由を聞かせてほしいというご質問がありましたので、野球からがんばって圭くんの話へと展開させてみました。

「日本は野球がなぜ強く向いているのか」
私の例の独断分析から、これは大きく分けて2つの理由があると思います。それはサイズと歴史です。

サイズ:
バスケットボール(高さ)やアメフト(大きさ)などのスポーツは、選手のサイズが重要な要素をしめますが、野球はサイズのハンディを技術でカヴァーできる部分が大きい。

歴史:
野球が日本に初めて紹介されたのは1871年。旧制第一高校(東大)に紹介されたのをきっかけに、カレッジスポーツとして普及した古い歴史があります。その長い歴史のなかで、さまざまなチームが結成され、国民スポーツとして発展してきました。ですから層が厚い。

よく「日本人向き」とか「日本人に不向き」とかという言葉を耳にしますが、スポーツの向き不向きは、国民性というより、個人の性格と能力と関係すると思います。ですから「日本人だから・・・」と片付けてしまう前に、どうすれば強い選手を育成することができるかを、まず考えていきたいものです。

「よいプログラムをもち、厚い層に支えられ、多くの競争の場(大会)に恵まれる」の3条件を満たすスポーツは強くなります。野球はその3条件がそろっています。しかし残念なことは、テニスはそのすべてに欠けています。ですからテニス選手は日本では育たない。

アメリカのメイジャーリーグの解説者が、日本人選手についてコメントする場合に、必ず出てくる言葉に「ファンダメンタルfundamental」があります。「基本ができてるから」国民性について語るなら、このファンダメンタルの信奉があげられるでしょう。これは強みです。錦織選手の場合も、日本でテニスの基礎をたたきこまれているため、ボリテリで才能を伸ばすことができたのだと思います。

サンプラス、アガシ、マイケルチャンはジュニアの時代からのよきライヴァルでした。この厚い層は毎週開かれる大会から生まれます。レベルはL1, L2, L3と別れていて、もっとも高いレベルがL1です。息子もL1であっちこっちの大会に出場しましたが、ロシアや東欧からきた家族の応援にはすざましいものがあります。親戚中が応援にきているのをよくみかけました。ジョコヴィッチの一団を想像してください。私の息子は、私一人だけが応援者。しかも肝心なときにすーっとどこかに消えてしまう頼りない応援団ですから、負けて当然です。つまり熱の入れ方が違う。

ですから4番目の条件は、充実したサポート体制です。錦織選手はこのすべてが整った環境にあり、とても恵まれています。ですからこれからどんどん伸びていくでしょう。

圭くんの全仏オープン予選2回戦が木曜日に行われます。時間はパリ時間朝11時(日本時間夜7時)です。ライヴスコアはこのサイトをクリックしてください。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/schedule/index.html

対戦相手のグロイルの情報は、前々回の「錦織圭:全仏予選2回戦へ」に掲載しています。
http://newyork.blog.tennis365.net/archives/article/115065.html

それでは錦織応援団の皆さん(テニス仲間はすべて応援団員です)、張り切って応援いたしましょう!
(結局好きなテニスの話になってしまいました)








投稿者 Tennisnakama  15:15 | コメント(6) | トラックバック(0)